桜が満開に近づいてきましたが、
皆さんの地域はいかがでしょうか?
今週末はお花見予定の方も
たくさんいらっしゃるかもしれませんね!
でも、そんな春の陽気とは裏腹に
◻︎気分が落ち込んで憂うつ
◻︎ソワソワ落ち着かない
◻︎人と会ったり話すのが億劫に感じる
◻︎涙もろくなった
◻︎便秘や下痢など、お腹の調子が悪い
◻︎体がだるくてやる気が起こらない
◻︎息苦しさや動悸を感じる
◻︎ぐっすり眠れない
といった不調はありませんか?
実は、これは、春特有の外部環境の
変化によって起こる不調です。
春は、何かと変化の多い季節。
気温や湿度、日差しの変化、
転職や転勤、お引越し、人間関係の変化など
全てが心と体にとってストレスになります。
ストレスに晒され続けると
自律神経のバランスが乱れ、
疲労感や倦怠感、不眠、イライラ、
不安、うつ、パニック障害など、
深刻な不調につながります。
自律神経は自分の意思では
コントロールできない神経です。
そして、外部からのストレスも
ゼロにはできません。
ですが、実が、そんなストレスから
心身の健康を守る方法があります!
その鍵となるのが、
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レジリエンス
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レジリエンスとは、
変化に柔軟に対応してストレスから
心と体を立ち直らせる力
つまり、回復力のこと。
レジリエンスを高めることで
ストレスから解放され
心身の健康を維持して、
病気にもかかりにくくなります。
そこで今回は、
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ストレスの新常識
レジリエンスを高めて
折れない心と体をつくる方法
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についてお届けします。
では、早速、質問です。
なぜ、ストレスの影響を
受けやすい人と受けにくい人が
いると思いますか?
両者の違いは一体なんだと思いますか?
…👂
ネガティブ思考などの
「思考のクセ」ではありません。
答えは…
脳内モードと
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
レジリエンスの違い
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
です。
どういうことか、
詳しく説明させてください。
今までのストレス理論では、
ストレスの原因となる出来事が
連鎖的に起こることで、
ストレスが引き起こされる
と考えられてきました。
例えば、
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職場が変わって緊張している
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新しい仕事を一生懸命に
覚えないといけない
プレッシャーを感じる
↓↓↓↓↓↓
仕事のミスが起こる
↓↓↓↓↓↓
周りの人に気を遣う
↓↓↓↓↓↓
ストレスを感じる
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というように、様々なストレスの原因が
次々と起こった結果、
今、ストレスを抱えている状況にある
という考え方でした。
ところが、最近のストレス理論は違います。
私たち一人一人にはコップがあります。
コップの中にはストレスという
液体が入っています。
1日を通じて、コップに液体が
どんどん溜まっていきます。
「ちょっと嫌だな」と感じるレベルの
小さなストレスから、
病気や離婚、失業などの
大きなストレスまで、
全てがコップに溜まっていきます。
そして、コップがストレスで
いっぱいになって溢れると、
汚染された水が土にジワジワと染み込んで
植物を枯らせてしまうように、
体内のシステムが崩壊し、
ジワリジワリと心や体を蝕んでいくのです。
ライフイベントは、誰にとっても
精神的・肉体的な影響が大きいですが、
実は、日々感じている
小さなストレスの方が侮れません。
なぜならボディーブローのように
ジワジワと確実に
脳や体を蝕んでいくからです。
つまり、些細なストレスを
日々感じている人ほど
大きなストレスがかかった時に
一気に崩壊する危険性が高いのです。
しかも、現代人の多くは、
隠れた慢性ストレスを
知らず知らずのうちに
感じてしまっています。
その慢性ストレスの正体とは…
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漠然とした不安
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漠然とした不安によって
現代人の脳は、絶えず
【不安モード】にセットされていて
レジリエンスが一向に発揮されない
状態になっているのです。
冒頭でお伝えしたように
ストレスの原因はゼロにはできません。
ですが、脳の不安モードをOFFにして
安心モードに切り替えることは可能です。
そこで、明日は、
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脳を不安モードから
安心モードに切り替えて
レジリエンスを高める方法
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についてお届けします。
明日もお楽しみに!