こんばんは!
ヘルスインフォメーションの大井です。
今日は、体を支える土台であり
全身の動きの中心でもある
『股関節』についてお届けします。
なぜ股関節が全身の要なのかというと
股関節は骨盤と太ももの骨をつないでいて、
立ったり歩いたり、
しゃがんだりといった
日常のあらゆる動作を支えてくれているから。
股関節が硬くなると、
段差をまたごうとしてつまづく
和式のトイレでしゃがめない
足の爪が切りにくい
あぐらをかけない
足の付け根が痛い
左右に揺れて歩くと
人目が気になってしまう…
など
日常生活に大きな支障がでます。
ですが、この正しい解決法は
意外と知られていません。
インターネットなどでは
よく、
「股関節が硬いのは
太ももの筋肉が硬いからで
しっかりストレッチしよう」
と言われることが多いのですが
硬くなってる筋肉を伸ばすだけだと
解消するのは難しく、
逆に、
股関節を無理矢理ひっぱって
痛めてしまうこともあるんです…涙
だから今日は、
正しいのに楽ちんな股関節体操を
ご紹介します。
本日のテーマは
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寝たまま2分で
硬い股関節をふにゃふにゃにする
超ラクラク体操
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です。
よろしくお願いいたします。
◆股関節が硬くなるメカニズム
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股関節が硬くなるメカニズムは
表面の筋肉が硬くなるから
と思われがちですが、、、
その裏にある「根本原因」は
股関節の深いところにあり
股関節を支えている
『4つの筋肉が衰えること』
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です。
4つの筋肉
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多裂筋
内転筋
内側ハムストリング
腸腰筋
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これらが弱ると
関節に余分な負荷がかり
骨盤がゆがみやすくなり、
股関節の動きが悪くなり
痛みにつながります。
さらに、、、
骨盤に痛みが出たりゆがんだりすると
・見た目が老ける
・下半身太り
・骨盤が後傾しやすくなり
腰への負担が増大
・坐骨神経を圧迫し
腰痛や脚のしびれが起こる
・歩きだしが重くなり
スムーズに歩けなくなる
・バランスが悪くなり
転倒リスクが高まる
など、将来的に歩行や見た目
介護リスクなどにも影響する可能性が
高まります。
そのようなことにならないように
今のうちにしっかり鍛えておきましょう!
今日ご紹介するのは
「寝たまま2分」で
4つの筋肉をまるっと鍛えられる
魔法のような体操♪
テレビを見ながらでも
寝る前にでもできるので
気軽にやってみてくださいね。
◆ 寝たまま2分でできる!
股関節ふにゃふにゃ体操
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1 :横向き足上げ
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・横向きに寝る(テレビやスマホを見ながらでOK)
・下側の足をまっすぐ伸ばし、
上側の足を下の足の前に置き
足裏を床につけて軽く曲げる
・その状態で下側の足を
真上にゆっくり持ち上げる
・脇腹に力が入っていたらOK
※10秒キープ×3回 反対側も行う
2 :内ももブリッジ
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・仰向けになり、
膝の間にこぶし1個分の隙間を作る
・膝は90度以上に曲げ、
かかとはお尻に近づける
・両足のつま先を内側に向ける
・肘をついて、体を支えながらお尻を持ち上げる
・内ももに力が入っていたらOK
※10秒キープ×3回
3 :足裏合わせバタバタ
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・仰向けで両足の裏を合わせる(合掌のように)
・かかとは床につけたままにして、
足の指先を天井に向ける
・この状態で両ひざを上下にバタバタと動かす
・お腹の前や太もも裏、股関節に力が入ってればOK
※30回繰り返す
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最後までお読みいただき
ありがとうございました。
股関節は体全体の土台ともいえる
大事な部位です。
今回ご紹介した「寝たまま2分」の
トレーニングで
段差もあぐらもへっちゃらな生活を
目指しましょう。