こんばんは
ヘルスインフォメーションの
田澤です。
今では65歳を過ぎても
若々しく
イキイキと
生活している方が多いですが、
2025年は
高齢者に該当する
65歳以上の方で
『5人に1人が認知症になる』
と推測されています。
しかも、
認知症は
高齢化が進む日本に限らず
世界で増加しています🌎
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WHOが報告した
認知症患者の数字を計算すると、
なんと
《3秒に1人》が
認知症を発症していることに
なるのです!😮💦
記憶力の低下による認知症は
進行すると日常生活の介護が
必要になります。
認知症予防には
生活習慣の改善や
脳トレなどで
記憶力の低下を防ぐことが
大切だと言われていますが、
”新しいアプローチ”を
発見しました!!🎉
それは、
”香り”です。
 ̄ ̄
香りのアプローチによって
大幅に記憶力が改善したという
研究データがあるのです!!
そこで今回は、
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記憶力の低下を防ぐ
”見えない香り”が持つ”凄い力”
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について詳しく解説します💁♀️
では早速、
2023年に報告された
アメリカの研究内容を紹介します🥼
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研究データ
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研究内容は
次のとおりです。
<研究内容>
年齢:60~85歳の
男女43人
対象:認知機能障害や
認知症を発症していない人
香りによる嗅覚刺激を
与える群と、
嗅覚刺激を与えない群に分ける
期間:6ヵ月間
試験方法:睡眠中に
用意された精油の
香りを2時間嗅ぐ
用意された香り:ローズ、オレンジ
ユーカリ、レモン
ペパーミント、ローズマリー
ラベンダー
用意された
7種類の香りのうち
毎晩1つの香りを選び
就寝しました。
結果
⭐嗅覚刺激を受けた群は
そうでない群と比べ
記憶機能が226%改善
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⭐平均睡眠時間が
嗅覚刺激を受けた群は22分増加
そうでない群は3分減少
⭐記憶や感情機能に関する
鉤状束(こうじょうそく)が
有意に増加
鉤状束とは
側頭葉と前頭葉を繋ぐ繊維束で、
加齢やアルツハイマー病によって
低下するとされている部分です。
知能検査においては
両群の差はありませんでしたが、
💡200%以上の記憶機能の改善
💡睡眠時間の増加
以上の結果だけでも、
香りが脳に与える力が
想像以上にあることが
お分かりいただけたと思います。
特に
記憶力の改善に関しては
驚異の結果ですよね💦
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嗅覚の老化は何歳から?
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香りを感じる嗅覚は、
年齢を重ねるごとに
僅かながら機能が低下していき、
70歳を過ぎると
”ガクッと一気に低下”する
特徴があります💦
五感のひとつでもある嗅覚は
生活を豊かにするだけでなく、
ガス漏れや火災などの
危険を察知する
機能でもあります。
嗅覚の低下を防ぐには
『香りを意識して嗅ぐこと』で
鍛えられます😉
空間に漂っている
香りを無意識に嗅ぐのではなく、
✅目を閉じ
✅意識を集中させ
✅深呼吸するように
花や葉の自然の香りを
確かめるように嗅いでください✨
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日本は、
”アロマ後進国”
と呼ばれてしまうくらい
まだまだアロマテラピーが
身近ではありません。
しかし
今回ご紹介した
研究データからも分かるように、
見えない香りであっても
データとして
効果が示されています。
睡眠中だけでも
香りのある生活で、
認知症予防を
始めてみませんか?😉