日刊マガジン

【関節トレーニングをしよう!】 放っておくと全身麻痺や病気の恐れあり

ヘルスインフォメーションの小林です。

6月に入り、ジメジメとした
湿気の多い日が続いていますね。

雨が降る前に
「なんだか体が重だるい…」
「関節がギシギシする…」
「膝や腰が痛む」
「関節が腫れる」

こんな症状を感じたことは
ありませんか?

実はその不調は
天気のせいだけでは
ありません。

梅雨の時期に増える
関節痛には
生理学的な理由が
ちゃんとあるのです。

梅雨時期は
熱帯低気圧に覆われるため、
気圧が下がります。

関節を包む膜である
関節包が膨張することで
周囲の神経や筋肉を圧迫し、
痛みが生じるのです。

低気圧になることで
炎症を誘発するヒスタミンという物質が増え、
関節痛を感じやすくなります。

お天気が悪くなるたびに
膝や腰の痛みに悩まされている方に
本日の記事が役に立つはずですので
ぜひ最後までお読みください。

お天気はコントロールできませんが

放っておくと
悪化するリスクのある関節の不調は

たった週1回の
ある関節トレーニングで
軽やかに変わる可能性があるんです。

そこで、今回は

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すぐに効果を実感する
4つの関節トレーニングのやり方
==================

をご紹介します。

このトレーニングを始めてから
たったの1〜2週間程度で
体の痛みが改善されたり
体が動かしやすくなるなどの
効果を感じる方もいます。

ぜひ今日ご紹介する関節トレーニングで
ジメジメした季節でも痛みから解放され
快適に過ごせるようになれば幸いです!

まず、トレーニング方法を
ご紹介する前に
関節痛と筋肉の関係について
カンタンに説明させてください。

基本的に、1つの関節は
2つの筋肉で守られています。

例えば
股関節を守る2つの重要な筋肉は
「腸腰筋」と「多裂筋」です。

関節を守る筋肉は
生活していくうえで、あまり使われないため
老化とともに衰えやすいです。

筋肉が弱まると、
以下の問題が発生します。

・衝撃吸収力の低下
・可動域の減少
・筋力バランスの崩れ

筋肉は関節を覆っており
クッションの役割も担っています。

筋肉が弱まれば
衝撃吸収力が低下し
関節にかかる力が大きくなるのです。

可動域の減少や筋力バランスの崩れも
特定の関節への負担を大きくします。

そのため、そのまま生活すれば
関節痛や損傷などのリスクが
高まるでしょう。

だからこそ、関節周りの筋肉の低下は
関節の痛みにつながります。

その問題を解決できるのが
「関節トレーニング」です。

関節トレーニングをすることで
関節周りの筋肉を
鍛えられます。

そのため、関節への負担を軽減し
痛みの低下につながります。

今回のトレーニングは、
セラピストや整体師の方も
必見の内容です。

「施術したけどまだ痛い…」
「症状が悪化したと言われる」
「クレームが多い…」

といった悩みを抱えている場合、
スキルアップのきっかけに
なるかもしれません。

「相談してよかった!」と言われる
予約が絶えない
セラピストを目指しましょう!

それではいよいよ

「関節トレーニング」

をご紹介していきます!

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◆関節トレーニング
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▼STEP① 腸腰筋の関トレ

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・足の裏を合わせて座る

・太ももとすねで正方形をつくる

・お尻とかかとを50cmくらい離す

・背筋を伸ばしたまま
胸がかかとにつくように
徐々に上半身を前傾させる

・10秒間、力強く前傾し続ける

※これを3〜5セット繰り返す

▼STEP② 多裂筋の関トレ

————————————
・体の左側を床につけ
両足を伸ばして横になる

・右手を伸ばして
手のひらを上に向ける

・右足を少し上にあげ
つま先を床に向ける

・右足をやや後方に伸ばす

・胸を張り
右の骨盤を頭のほうへ
力いっぱい引き上げる

・10秒間キープする

※これを3〜5セット繰り返す
反対側も同様に行う

▼STEP③ 内側ハムストリングスの関トレ

————————————
・両足を開いて椅子に座る

・右足首を内側に曲げる

・右足を内側に曲げ
右膝が上がらないように
つま先だけ天井に力いっぱい持ち上げる

・10秒間キープする

※これを3〜5セット繰り返す
反対側も同様に行う

▼STEP④ 内転筋の関トレ

————————————
・仰向けになり
顔を天井に向ける

・右足のつま先を内側に
親指が床につくぐらい倒す

・右手を伸ばして
肘を床につけ
右側のお尻を浮かし続ける

・10秒間キープする

※これを3〜5セット繰り返す
反対側も同様に行う

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他にも関節トレーニングの
種類はありますが、
数種類行うだけでも
効果が期待できます。

1日数分だけでも
関トレを実践してみてください!

痛みが改善したり、
可動域が広がったり
するかもしれませんよ!

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