ヘルスケアマガジンバックナンバー日刊マガジン

寝酒は睡眠不足に火をつける着火剤!?

今日は、
眠る前のルーティンになっているかもしれない
「寝酒」がもたらす最悪の未来
についてお届けしています。

この配信を読んでいるくらい
健康意識の高い皆さんは

お酒は体に悪い
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

ということは
当たり前の周知の事実
ですよね?

とはいえ、

「酒は百薬の長」とも言われているし…
わかっているけどやめられない…

という方もいると思います。

筆者の友人は
こんなことを言っていました。

「 酒は健康の敵かもしれない。
だけど、聖書はこう言っている!
汝の敵を愛せよ! と! 」

たぶん、違います。(笑)
聖書はそんなこと言ってません。

お酒が好きという人の中には、
夕食と一緒に楽しむ人も
いると思いますが、

夜寝るために、
寝つきを良くするために

お酒を飲んでいる
という方もいると思います。

いわゆる
「寝酒」ですね。

この寝酒の習慣を続けてしまっていては、

近い将来、
最悪の未来が待っているかもしれません。

ということで今日は、
寝酒をしてしまっている人には
必ず最後まで読んでいただきたい

◤ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄◥
寝酒は睡眠不足を助長する!?
眠れない人のための
「寝酒」を排除する睡眠習慣
◣_________________◢

です。

前述した
「酒は百薬の長」という言葉
もあるくらいだから

少量のお酒なら、
健康に良いのでは!?

と思ってしまうかもしれませんが、

現代では多くの研究などにより、
お酒は少量でも害になる
ということが明らかになっています。

そもそも
「酒は百薬の長」という言葉は、

古代中国で、
王莽(おうもう)という武将が
新王朝を設立した際に

酒・塩・鉄などを
国の専売制にしようとしました。

その命令を言い放つ際に
「酒は百薬の長」という言葉が
使われたそうです。

つまりは
マーケティングということですね。

今日のテーマである
「寝酒」ですが、

おそらく、
寝酒をしている人は

・眠れない
・寝つきが悪い
・夜起きてしまう
・不眠症

などを抱えている方が
多いと思います。

慢性的な睡眠不足である
可能性が非常に高いです。

睡眠不足は健康リスクを
高めるということは
言うまでもなく、

寝不足や睡眠不足に陥ると、
脳がエネルギーを求めるために

甘いものや炭水化物を
異常に欲してしまい、

結果的に肥満になってしまう
ということも起こってきます。

そして、
日中は眠たい状態なので
カフェインをより多く摂取してしまって
さらに睡眠不足を助長してしまう。

さらには
すぐイライラするなど
「性格の悪い人」
になってしまいます。

とある睡眠に関する調査で、
アンケートを実施したそうです。

質問はシンプル
「眠れない時はどうしますか?」

そうすると、なんと!
日本人だけ「寝酒」と答える人が
とても多かったそうです。

今日の配信で
一番大切なことをお伝えします。

酒をやめろとは言いませんが、
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
寝酒はやめてください。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

アルコールというのは非常に
タチの悪いものです。

たしかに
寝る前にお酒を飲むと
寝つきが良くなります。

それは、
アルコールにある
催眠作用による影響です。

ここからが
怖いカラクリです。

摂取したアルコールは
体内で代謝されていきます。

アルコールを代謝をしていく過程で
アセトアルデヒドという物質が生まれます。

しかし残念ながら
このアセトアルデヒドには
覚醒作用があります。
 ̄ ̄ ̄ ̄

つまり、
寝入りは良いかもしれないですが、
睡眠中に覚醒してしまい

逆に眠れなくなる
ということなんです。

深酒をして眠った後に
数時間すると起きちゃう

そして、
その後眠れない…

という体験はないでしょうか?

そしてもちろんですが、
睡眠の質は非常に悪くなります。

傾向としては、
ノンレム睡眠(深睡眠)が
無くなる人が多いです。

それだけではなく、
アルコールを連日摂取すると、

初めは得られていた
寝付きまでの時間の短縮は、
数日程度で消失してしまう

ということが
研究でわかっています。

そのため、
さらなる効果を求めて
アルコール摂取量が増加していく
といった悪循環が生じてしまいます。

お酒の飲む量も増えていき、
さらには、
睡眠時間や睡眠の質も悪化するばかり。。。

まさしく、
最悪の未来ですね。

では、寝れない方はどうすれば良いか?

今日からできる
睡眠前習慣をお伝えします。

とても簡単です。

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“寝室の環境”を整えましょう
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具体的には、
音、光、温度
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
です。

「静かで、暗くて、朝まで適温」
ということです。

=====
1. 静か
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激しい音楽や人の話し声は
脳を刺激してしまうため、

基本的にはできるだけ
静かな環境が好ましいです。

しかし中には、
逆に無音状態だと
脳内での会話が
止まらなくなってしまったり

緊張状態になってしまう方も
いらっしゃいます。

人それぞれでもあるため、
自分が一番リラックできる
環境を見つけてみましょう。

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2. 明るさ
======

夜の時間帯に強い光が目に入ってしまうと、
緊張してテンションが上がって、
リラックスできなくなります。

例えば、
眠りに誘う「メラトニン」というホルモンも、
強い光が目に入ることで抑制されてしまいます。

夜に明るすぎる環境で暮らしていると
“体内時計”も遅れがちになり、
夜遅くなっても
なかなか眠くならないということが続きます。

なので、
部屋の照明を1段階下げてみる
間接照明を使ってみる

など、
暗くする工夫をしてみましょう
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

ちなみに、
スマホなどの光もNGです。

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3. 朝まで適温
========

特にこれからの暑い季節は
寝苦しい時期です。

暑苦しくて寝れない時は、
エアコンをつけて部屋の温度を
快適にしましょう。

「エアコンをつけっぱなしで寝ると体に悪い」

という説もありますが、
これは、都市伝説です。

たしかに風が直接
体に当たるのは良くないです。

しかし、
風の向きを上の方に向けるなど、
いくらでも工夫はできます。

 

いかがでしたでしょうか?

睡眠導入剤としての
お酒が、

実は睡眠を妨げる要因になっている
ということをお伝えしました。

とはいえ、
ストレス過多な現代社会

楽しみもないといけません。

お酒を飲みながら
過ごす時間を楽しみに
している方もいると思います。

健康も大切ですが、
人生の楽しみも健康に生きる上では
大切です。

なので、
バランスを大切にしてみてください。

ただし、
寝酒の習慣がある方は、
今日から確実にやめて、

まずは、
寝室の環境を整えてみては
いかがでしょうか。

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