ヘルスインフォメーションの
Masaです。
本日は
「肩こりを労る日」(4月22日)にちなみ、
肩こりの由来や現代人に多い肩こりの実態、
日常でできるセルフケアの方法、
生活習慣の見直しポイント、
そして
肩こり対策グッズの活用法まで、
たっぷりとご紹介します。
ご自身や大切な人の健康を守るきっかけとして、
ぜひお役立てください。
そもそも
「肩こりを労る日」とは?
あなたはご存知でしたか?
「しんどい(4)コリ、つらい(2)つらい(2)」
という語呂合わせで、
毎年4月22日に制定された記念日です。
この日は、
肩こりに悩む方が
自分自身や身近な人の体をいたわり、
肩こりケアに目を向ける
きっかけを作ることを目的としています。
歴史を遡ること
1910年4月22日、
夏目漱石が
朝日新聞連載小説『門』で
「指で圧してみると、頸と肩の継目の
少し背中へ寄った局部が、石のように凝っていた」
と記述したことが、
日本人が肩こりを自覚するきっかけの
一つとされています。
では、肩こりがなぜ起きるのか?
現代人の国民病である肩こりの実態についてですが
肩こりは今や「国民病」とも呼ばれ、
厚生労働省の調査でも、
■女性の自覚症状1位
■男性でも2位
となっています。
ピップ株式会社が行った調査では、
身体の「コリ」や「はり」を
感じる部位で最も多いのが
「肩(88.7%)」
次いで
「首(75.4%)」
という結果が出ています。
その主な原因というのが
・長時間のデスクワークやパソコン作業
・スマートフォンの使用
・家事や育児、勉強などで同じ姿勢が続く
・運動不足や冷え
・精神的ストレス
これらの要因が
筋肉の緊張や血流の悪化を招き、
老廃物が溜まることで
肩こりが発生しやすくなります。
そういった状態を解消していくために
肩こりを労る日のおすすめセルフケアをお伝えしますね。
<肩こり解消ストレッチ>
肩こりを感じたとき、
手軽にできるストレッチは筋肉の緊張を和らげ、
血流を促進します。
以下の4つのストレッチを生活の中に取り入れてみましょう。
『僧帽筋ストレッチ』
肩から背中にかけて広がる
僧帽筋をほぐします。
右手を背中に回し、
左手で頭を軽く持って
首をゆっくり左に倒し、
20秒キープ。
反対側も同様に行いましょう。
肩から首筋にかけて心地よい伸びを感じられます。
『頭板状筋ストレッチ』
首の後ろ側にある
頭板状筋を伸ばします。
両手を頭の後ろで組み、
おへそを覗き込むように
ゆっくりと頭を前に倒し、
10秒キープ。
首の後ろが伸びていることを意識しましょう。
『大胸筋ストレッチ』
猫背や巻き肩の方におすすめ。
両腕を肩の高さで横に広げ、
胸を張るようにして
腕を後ろに引きます。
胸の筋肉が気持ちよく伸びていることを感じながら、
ゆっくり呼吸を続けてください。
『菱形筋ストレッチ』
背中の深部にある菱形筋をほぐします。
両手を前で組み、
腕をまっすぐ前に伸ばし、
背中を丸めるようにして
肩甲骨同士を遠ざけるイメージで
30秒キープ。
肩甲骨周りがじんわりほぐれます。
これらのストレッチは、
1日数回、無理のない範囲で
続けることが大切です。
肩こりを感じたときだけでなく、日常の習慣として取り入れましょう。
さらに、ツボ押しも効果的です。
肩こりに効く代表的なツボを押して
血流促進&リラックスを図りましょう。
・合谷(ごうこく):親指と人差し指の間。親指の腹で3~5回プッシュ。
・後渓(こうけい):小指の付け根、手を握った時の2本目のシワ先端。指や道具で3~5回強めに押す。
・手三里(てさんり):肘の横ジワ先端から手に向かって指3本分の位置。親指で5秒押し、3~5回繰り返す。
また、重要なのは
肩こりの症状や日々の体調を
「痛み日記」として記録することで、
自分の体調変化を客観的に把握できます。
・天気
・痛みの強さ
・その日の行動
・気づいたことを
簡単にメモするだけでOKです。
「今日は痛みがあったけど、○○ができた」など、前向きな記録を心がけましょう。
日常で取り組める
肩こりを予防・改善する生活習慣も
もちろんありますよ。
+姿勢を意識する!
・長時間同じ姿勢を続けない
・デスクワークでは1時間ごとに軽く体を動かす
・スマホやパソコンの画面は目線の高さに調整
+適度な運動を習慣に!
・ウォーキングや軽い体操で全身の血流を促進
・肩甲骨を意識して動かすエクササイズも効果的
+体を冷やさない!
・冷房の効いた部屋では肩や首を冷やさないように注意
・入浴で体を温め、筋肉の緊張をほぐす
+無理をしすぎない!
・頑張りすぎてしまう「痛み性格」の人は、
意識して休憩やリラックスタイムを取り入れましょう。
肩こり対策グッズの活用もおすすめです。
忙しい現代人には、
手軽に使える肩こり対策グッズの活用もおすすめです。
・温熱シートやカイロ
・ストレッチポールやマッサージボール
・低周波治療器
これらのグッズも、
日々のケアに上手に取り入れてみてください。
最後に
本日4月22日は「肩こりを労る日」
自分と大切な人の体をいたわる日でした。
肩こりは、
放置すると慢性化し、
生活の質を下げてしまうこともあります。
4月22日はもう終わりですが、
「肩こりを労る日」として、
ご自身やご家族・仲間の体をいたわり、
ケアするきっかけにしてみませんか?
今日からできるストレッチやツボ押し
、痛み日記の記録など、
無理なく続けられる方法を実践しましょう。
肩こりの原因となる生活習慣を見直し、
日々のケアを習慣化することが大切です。
忙しい方は、磁気治療器や
温熱グッズなどの便利なアイテムも活用してみてください。
健康な体で、毎日をもっと快適に!
来年の「肩こりを労る日」には、
今より軽やかな肩で迎えられるよう、
今日から一歩踏み出してみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。