こんばんは、
ヘルスインフォメーションの
Masaです。
先日の8月6日は日本人にとって
特別な意味をもつ日
広島に原子爆弾が投下されてから、
今年で80年を迎えました。
世界の平和と命の尊さについて
改めて考えるこの日に、
私たちの「命」と「健康」についても
深く見直す機会にしてみませんか。
本日のメルマガでは、
「【被爆80年・平和への願い】広島から考える命と健康の価値」と題して、
被爆とその後の健康影響、
現代の私たちが持つべき命・健康へのまなざし、
そして日常に生かすヒントまでじっくりお伝えします。
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原爆被害と「命」の重み
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1945年8月6日、
広島に投下された原子爆弾は
一瞬にして多くの命をうばい、
今なお被爆者の方々に影響を及ぼしています。
当時の被爆者数は約35万人、
その年のうちに14万人が
犠牲となったといわれています。
「命」のはかなさ、
「生きる」ことの大切さを、
広島の歴史は私たちに強く問いかけます。
被爆者の方々は、
長い年月をかけて
外傷だけでなく
放射線による健康障害、
心の葛藤、
差別や偏見とも闘いながら
生きてこられました。
80年の時を経た今も
「被爆2世」「3世」への
医学的・心理的影響、社会全体での
健康サポートの課題が続いています。
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医療、看護、生活支援──時代ごとに変化する「健康」の概念
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広島・長崎が私たちに教えてくれたのは、
単なる「病気のない状態」
=健康ではないということです。
広島赤十字・原爆病院や
多くの支援団体が長年取り組んできた
「心のケア」、PTSDやうつ病、
自殺予防活動も健康支援の
大きな柱となりました。
世界保健機関(WHO)は
「健康とは、肉体的・精神的・社会的に
完全に良好な状態であり、
単に疾病や病弱がないことではない」
と定めています。
この80年で求められる健康観は大きく広がりました。
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平和と健康は“切っても切れない”関係
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戦争や暴力が続けば、
心身の健康にも計り知れない悪影響を及ぼします。
WHO憲章前文には
「健康はすべての人の基本的人権である」
と明記されており、
世界の平和と安定こそが健康な社会の土台だと強調されています。
被爆地・広島では
「一人ひとりの命・健康が最大限に尊重される社会」を目指して、
さまざまな平和・健康啓発活動が続いています。
あなたもこの日をきっかけに
「戦争のない世界」と「健康で幸せな暮らし」について考えてみましょう。
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“自分”と“大切な人”の命を守る生活習慣
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さて、
「命」と「健康」を守る具体的な行動のヒントを
ここでご紹介します。
1. 生活習慣病対策を意識する
戦後、日本の平均寿命は
世界トップ水準に到達しましたが、
現代ではがんや心筋梗塞など
「生活習慣病」が
大きな課題となっています。
バランスのよい食事、
適度な運動、
十分な睡眠、
ストレス対策、
禁煙
どれも日々の意識で守れる命です。
2. 「こころ」の健康を振り返る
80年前の広島では心の傷にも
十分なケアが届かず苦しむ人が大勢いました。
今ではカウンセリングや相談窓口、
セルフケアの情報も充実しています。
孤独やストレスを感じたら、
信頼できる人や専門家に相談する
勇気を持ってください。
3. 命の尊さを子どもたちに伝える
平和教育は「命の尊重」「お互いを思いやる心」を
育てるものです。
家庭や学校、地域で、
「自分と他人の命を大切にする」という
メッセージを伝えていきましょう。
特に今年は被爆80年
歴史や語り部から学ぶ
生きた平和教育にぜひ触れてみてください。
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被爆80年・平和への願いと、これからの健康
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広島の原爆被害者は今なお
「自分たちと同じ痛みを世界の誰にも味わわせたくない」
と訴え続けています。
それは、
健康も、命も、世界の平和がなければ守られないからです。
この記念すべき年に、
「戦争のない世界で全ての人が健康でいられる」ことへの願いを
身近な家庭や職場、地域社会でも意識してみてはいかがでしょう。
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最後に8月6日、あなたは何を感じ、
何を変えますか?
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被爆から80年。
あの日の「命」を今につなげる
それは特別な人だけでなく、
私たち一人ひとりにできることです。
家庭で健康について話し合う、
被爆体験をお子さんに伝える、
健康診断を受けてみる、
平和記念式典をテレビや配信で見てみる…
何か一歩を踏み出してみて欲しいなと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
あなたとあなたの大切な人が、
平和な世界で健やかに過ごせることを
心より願っています。
それでは、また。