こんばんは
ヘルスインフォメーションの
田澤です。
できるだけ
薬は飲みたくないと
思っていても、
何日も出ない便秘には
使わざる負えない…
そんな時も
ありますよね。
あなたも
頑固な便秘を解消するために、
酸化マグネシウムを
使用していませんか?
下剤は
効果が強力で
お腹が痛くなる
イメージがありますが、
酸化マグネシウムは
お腹にやさしく
病院でも処方されるので
比較的安心して
取り入れられています。
しかし
酸化マグネシウムの
長期服用は、
むしろ
便秘の解消には繋がらず
死亡例もあるなど
危険なリスクが
潜んでいるのです⚠️
そこで今回は、
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🚨誤解🚨
依存性がなく安心は間違い!
長期服用は避けたい
酸化マグネシウム
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についてご紹介します!
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酸化マグネシウムの働き
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まず
酸化マグネシウムと
他の下剤との違いから
整理しましょう🥼
▶酸化マグネシウム
・昔から使用されている
塩類下剤のひとつ
・便の水分を増やし
便をやわらかくする
・習慣性はないと言われている
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▶上皮機能変容薬
・腸管内の水分の分泌を増やして
便をやわらかくする
・エビデンスレベルが高い
・副作用として下痢を起こしやすい
▶刺激性下剤
・便ではなく
大腸や小腸に直接作用
・下剤効果が高い◎
・長期服用は耐性ができる
懸念あり
この刺激性下剤は
効果が出るまで早いので
数日間にわたり排便がない時に
有効な下剤です。
しかし
習慣的な服用は
耐性ができてしまい、
適量では
効きにくくなることがあります。
反対に
酸化マグネシウムは
便秘に対する
第一選択薬にもなっており、
依存性が少なく
腸や体へダメージが少ないと
思われています。
そのため
期間を気にせず
長期にわたって
服用している方が多いのです。
しかし
酸化マグネシウムであっても
長期にわたっての
習慣的な服用は
控えるべきなのです!🥼
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危険性
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酸化マグネシウムの危険性とは
《高マグネシウム血症》のリスクです。
高マグネシウム血症とは
血液中のマグネシウム濃度が上昇し、
・頭痛
・嘔吐
・徐脈
・倦怠感などの
症状を引き起こします。
重症になると、
✔低血圧
✔心停止に繋がり
命を落とす危険性もあります。
現に
便秘に対して処方された
酸化マグネシウムの
長期摂取による
死亡例が報告されています。
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ミネラルのバランスが崩れることで
電解質異常が起こるため、
欧米では
酸化マグネシウムを
長期処方することはありません。
特に危険なのは
高齢者と
腎機能が低下している人です。
腎機能の低下は
自分での判断が難しいので
摂取に関し不安な場合は
必ず医師に相談してください。
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意外な解決策
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便を出しやすい状態にしてくれる
酸化マグネシウムは
ついつい癖になりがちですが、
一度やめてみてください💡
というのも
必要のない下剤を
使用している可能性が
あるからです。
酸化マグネシウムは
便をやわらかくするので
カチカチの硬い便に
なりやすい人には効果的です。
しかし
▶出そうで出ない
▶スッキリしない
▶痔になりやすい
このような人には
不向きである
可能性が高いです。
✔自分の便が
どこで詰まっているのか
✔腸は動いているのか
✔便は硬い?やわらかい?
など
便秘だからと言って
酸化マグネシウムを摂るのではなく
まず、便通、便の状態を
知ることから始めましょう。
残便感が残っている場合は
炭酸ガスを発生させる
座薬を使ってみてください💡
依存性はありませんが
頼り過ぎないように
注意しましょう。
出ない日が続くと、
イライラしたり
モヤモヤしたり
気分も晴れませんよね。
しかも
排便回数が
4日に1回以下の場合、
心血管リスクが
約1.4倍に上昇するという
報告まであります😨
酸化マグネシウムを
長期で摂取している人は、
今後の使用について
慎重に判断してください🥼
坐薬も使いながら
スッキリする日を
少しずつ増やしていきましょう💪


