日刊マガジン

甘党さんに朗報!心臓と血管を守る“冬の甘い習慣”

こんばんは。
ヘルスインフォメーションの
大場です。

12月にはいり、
クリスマスシーズンになりましたね!

コンビニやスーパーでは、
クリスマス限定のチョコレートや
新作スイーツがたくさん並んでいて

「つい、手が伸びちゃう…」という方も
多いのではないでしょうか?

 

一方で、

⚫︎年齢とともに、健康が気になってきた

⚫︎甘いものは好きだけど、罪悪感がある

⚫︎血糖値やコレステロールを気にしている

そんな不安を抱えながら、
スイーツ売り場を素通りしている方も
いらっしゃるかもしれません。

 

でも「スイーツは心の栄養」という
言葉あるように、

甘いものを口にする時間って
なんとも言えない幸せがありますよね。

それを我慢するのは
体には良くても、心には負担になってしまいます。

 

そこで!

心にも体にもいい!
そんなスイーツがあったら──
最高だと思いませんか?

 

実は最近、
「チョコレートの原料・カカオ」が

心臓や血管を守るかもしれない
という研究結果が、世界的に注目されています。

 

「え…チョコで健康?」
と少し不思議に感じるかもしれません。

でも、
「甘いものが好きなのに健康が気になる」という方にとってはちょっと嬉しくなる話ですよね。

 

ここで、チョコ好きな方は知っておきたい
大切なポイントがあります。

それは同じチョコでも、
選び方や食べ方を間違えると、
カカオの健康効果がほとんど得られないということ。

むしろ
砂糖や脂質を余計にとってしまい、
健康にプラスどころか
逆効果になってしまいます。

 

そこで今回は、

■□━━━━━━━━━━□■
甘いのに健康の味方になる?!
チョコの新常識

心臓と血管を守る
“チョコの賢い食べ方”
■□━━━━━━━━━━□■

をお届けします!

 

冬の“ほっと一息タイム”を
ただの「ご褒美おやつ」で終わらせず、

心臓と血管のケアもできる時間に
変えていきましょう✨

 

◆ 炎症を抑えるチョコの成分とは?
───────────────

年を重ねると、
体のあちこちに“ちょっとした不調”が
増えてきますよね。

実はその大きな背景にあるのが、
体の中で続いてしまう「慢性的な炎症」です。

 

例えば、

・関節が腫れたり

・血管が炎症を起こして詰まったり

体の中で小さな“火事”のように
炎症がくすぶり続ける。

 

こうした状態が積み重なると、
心血管疾患のリスクが高くなります。

 

そんな中、
チョコレートの原料であるカカオが
心臓を守る可能性がある として
今、注目されています。

詳しく解説していきます!

 

◆ カカオに含まれる「フラバノール」とは?
───────────────

まず、カカオにはフラバノールという
ポリフェノールの一種が含まれています。

フラバノールには、

⚫︎抗酸化作用

⚫︎抗炎症作用

⚫︎血圧を下げたり、血流を改善する作用

という3つの働きがあります。

この3つの柱で
心臓血管疾患を予防する
非常に重要な働きをしているのです。

 

◆ 2万1000人規模!
有名な「コスモス試験」
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アメリカで行われた「コスモス試験」では、

女性:65歳以上
男性:60歳以上

の2万1000人以上が参加した大規模な調査で、

1日500mgのカカオフラバノール を
約3年間、とり続けてもらいました。

 

その結果はなんと──

心臓血管疾患の発生率が27%低下。

継続して飲んだ人では
心血管イベントそのものが15%減少。

という、
かなりインパクトのある数字が出ています。

「ちゃんと続けると、
心臓病のリスクが下がるかもしれない」
というのは、心血管に不安がある方にとって
大きな安心材料になります。

 

◆ たった30日で血管が変わった!
ドイツの研究結果
───────────────

対象は 健康な高齢者68人。
30日間、毎日 カカオフラバノール500mg をとってもらいました。

すると──

最初の1ヶ月だけなのに、

⚫︎血圧が下がる

⚫︎血管がやわらかくなる(FMDの改善)

⚫︎有酸素運動の能力が上がり
息がラクになるような変化

という、はっきりした体の変化が見られたそうです。

 

つまり、

「たった1ヶ月でも、
血管が若々しい状態に近づいた」

という結果に。

 

年を重ねるほどに気になる
血圧・血流・血管のしなやかさに、
カカオが良い影響を持つ可能性が示されています。

 

◆ただし…どのチョコでもOKではありません
───────────────

こういった研究を見ると、

カカオの “抗炎症作用” と “心臓の保護効果” は
かなり期待できそうです。

でも実は──

チョコレートは“選び方”と“食べ方”で、
体への働きがまったく変わります。

ここから、

=================
心臓・血管・血圧・血糖値が
気になる方におすすめ!

チョコを美味しく取り入れるポイント
=================

を紹介します。

 

特に今の季節には
最後のPOINT3の取り入れ方がおすすめです!

 

◾️POINT1
選ぶのは「ダークチョコレート」
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実は、同じチョコレートでも

ミルクチョコレートとダークチョコレートは
まったく別の食べ物 と考えたほうがいいほど
体への働きが違います。

ミルクチョコレートは、

⚫︎砂糖が多い

⚫︎乳成分が多い

⚫︎その分、カカオの有効成分が薄まる

という理由で、
カカオ本来の良い成分(フラバノール)が
十分に取れません。

その結果、

⚫︎血糖値が急に上がりやすい

⚫︎体重が増えやすい

⚫︎炎症が悪化する可能性もある

といった影響が出ることもあります。

 

さらに、
牛乳に含まれるたんぱく質は
ポリフェノールの吸収を妨げる とも言われています。

つまり──

ミルクチョコレートでは
カカオの健康効果をほとんど活かせないのです。

だからこそ、
健康を意識するなら
“ダークチョコレート一択”
にするのがおすすめです。

 

◾️POINT2
苦みが苦手な方は“60%”から
===========

まずは、60%前後の
ダークチョコから試しましょう。

慣れてきたら少しずつ%を上げていき、
最終的に85%を目指すのが続けやすい方法です。

 

◾️POINT3
豆乳はちみつココアを楽しむ
===========

飲む方が続けやすい方は、
無糖のココアパウダー を使いましょう。

また、溶かすものは
牛乳ではなく豆乳 にすると安心です。

これは前述の通り、
牛乳に含まれるたんぱく質は
ポリフェノールの吸収を妨げる
とも言われているからです。

少し甘さが欲しいときは、
砂糖ではなく、はちみつを使いましょう。

これだけで、血糖値への負担を抑えながら

毎日続けやすい
“心も体も嬉しい冬のココア習慣” になります。

どんなときも、
「甘いもの」は心をほぐしてくれます。

その中でもチョコレートは
今日お伝えしたように、

“選び方と食べ方” を少し工夫するだけで、
心だけでなく、心臓や血管にも
やさしい習慣へと変わります。

◆選ぶなら ダークチョコレート

◆まずは 60%から

◆ココアは無糖パウダー+豆乳+少量のはちみつ

これを意識して、
心にも体にもやさしいスイーツタイムを、

ぜひ今日から取り入れてみてくださいね。

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