日刊マガジン

毎日1万歩は意味なし?!短い距離でも健康効果が跳ね上がる歩き方

ヘルスインフォメーションの大井です。

あなたは毎日歩いていますか?

「健康のために毎日1万歩歩きましょう」
とよく言われますが、

実は歩くだけでは体力の向上には
限界があることがわかってきています。

特に50代以降は、年齢とともに
筋力・持久力が低下していくため、

ただ歩くだけでは筋肉への負荷が不足して
体力の衰えを防ぐには不十分なのです。

ですが、今、能勢博らの研究から
ただ長距離を毎日歩くより

もっと筋肉に負荷をかけて
筋力や持久力を維持できる
効果的な歩き方が報告されています。

そこで本日は

運動が苦手な方や

忙しくて運動のために
時間が取れない方のために

1日たったの15分歩くだけで
健康効果がみるみる上がる

『とっておきの歩き方』
をご紹介します。

本日のテーマは

■□━━━━━━━━━━□■
たった1日15分
健康効果が驚くほど上がる
“歩き方”とその効果
■□━━━━━━━━━━□■

です。

よろしくお願いいたします。

この歩き方は早歩きに近いのですが
”ただの早歩き”ではありません。

もともとシニア世代向けに
「速歩を30分間続ける」運動法として
考案されましたが、

実際にやってみたところ
きつすぎて大半の方が
続けられなかったのだとか(汗)

そんな”過去の失敗”をもとに

体力に自信がない
運動が苦手な方でも取り組めて

無理なく、簡単に、効果的に
体力や筋力を増加させられる運動

そう考えて開発されたのが

『インターバル速歩』

です!

・1日15分だけで
健康効果がみるみる上がった
・血圧・高血糖などの生活習慣病指数が
20%改善
・筋力が10%向上
・持久力が20%向上

などの効果が出る—

そんなすごい歩き方なのです!

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◆インターバル速歩とは?
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インターバル速歩とは、

「さっさか早歩き(速歩)」と
「ゆっくり歩き」を交互に行う

簡単だけど科学的根拠のある
ウォーキング法です。

ポイントは、速歩は”ややキツイ”と感じる
スピードにすること。

速歩で一時的に心拍数をしっかり上げる
ことにより

筋肉に負荷をかけ、
筋力と持久力の両方が鍛えられます。

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3分間速歩
→ 3分間ゆっくり歩く
——————
を1セットとして

1日5セット以上、
週4日以上、
5か月間続けるだけで、

体力・筋力アップ
生活習慣病の改善
骨密度向上
気分の向上
認知機能の維持
関節痛の改善

など

「え、こんなに?」
と思うほどうれしい効果が
たくさん報告されています。
(NPO法人熟年体育大学
リサーチセンター)

なお、15分というのは
1日の早歩きの合計時間なので、

買い物に行くときに1セット
駅まで歩くときに2セット
散歩のときに2セット

など、細切れでも大丈夫です。

また、平日時間がない方は
お休みの日に30分まとめて…
というのでも良いそうです。

あなたのライフスタイルに合わせて
いろいろ組み合わせてできそうですね。

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◆今日からできる!インターバル速歩のコツ
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インターバル速歩は
簡単にできるとはいえ
ちょっとした注意点もあります。

ポイント① 正しい姿勢で
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・胸を張って25m先を見るイメージ
・猫背にならないようにしましょう

ポイント② 大股で歩く
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・踵から着地し、足全体を使って歩く

・肘は90度に曲げて腕を大きく振る

ポイント③速歩は「ややきつい」が目安
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速歩のスピードは
「ややきつい」と感じる程度

ポイント④ 小分けでOK!
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・1日15分を朝・昼・晩に分けても大丈夫

・最終的には
1日合計15分、週4日以上が目標!

いかがでしたか?

インターバル速歩は
「運動しないといけないのは
分かっているけど激しい運動は無理」

という方にこそぴったりな運動です。

日々日常生活を送る中で
何かしら歩く時間はあると思います。

日々の歩行の一部を
「インターバル速歩」に置き換えるだけで
さまざまな健康効果が見込めるので

まずは明日から、
3分間の“速歩”から始めてみませんか?

健康で楽しく過ごせる未来を目指して
ぜひ取り入れてみてください。

本日もお読みいただき
ありがとうございました。

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