サウナ浴が運動の代わりになる?!
本日は、
運動模倣としてのサウナ浴
についてお届けしていきます。
この配信をご覧になっている
読者の中にも
サウナ好きの方は多く
いらっしゃると思います。
単純にサウナが好きな人
「ととのい」を求めに行く人
ダイエットとして行く人….
などなど
目的は人それぞれですが、
実は、
サウナに入浴することが
運動の代わりになり、
運動と同等の健康効果を
得ることができる
ということは
ご存知でしたでしょうか?
☑︎ 運動習慣があまりない人
☑︎ 健康習慣をつけたい人
☑︎ ダイエット中の人
☑︎ 自律神経が乱れている人
☑︎ サウナ好きの人
これらの人には
目からウロコのビッグニュース
になること間違いなしです!
ということで本日は、
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サウナ浴が運動の代わりになる?!
サウナが健康に良いとされる所以と
今日から活かせる「サウナハック術」
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です。
まず、サウナとは
フィンランド式の蒸し風呂
のことで、
熱した石の熱気と
その石に水をかけた際の
蒸気熱によって
室内の温度・湿度を高めて
汗を流すところです。
日本では1963年頃から
注目され始め、
銭湯や健康ランド、
スポーツクラブ等に
サウナが設置されるように
なりました。
ここ最近では再ブームが
日本で到来しており、
サウナと水風呂、外気浴を
交互に行う温冷交代浴
によって得られる
リラックス状態の
「ととのう」
というフレーズが流行し、
「サ活」や「サ旅」という
全国のサウナ施設を回る旅が
流行っています。
そんなサウナですが、
健康効果がある
ということは、
概ね周知の事実だと思いますが、
具体的にはどのような効果があるのか、
☑︎ 毒素の排出
☑︎ 血液循環の改善
☑︎ 病原菌の殺菌
☑︎ ミトコンドリア機能の改善
☑︎ 免疫機能の活性化
などを挙げることができます。
ここでのキーワードは発汗です
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サウナに入っているからといって、
その効果が得られるわけ
ではありません。
サウナでは体温を数度上げ、
心拍数を上げ、
大量の汗をかく必要があります。
この効果のメカニズムの1つは、
熱が運動と同様に
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心臓と身体にストレスを与え
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運動と同様の効果を引き起こす
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という事実に関連していると
考えられています。
これには、
心臓と筋肉への血流の増加と、
ヒートショックプロテインと
ヒト成長ホルモン(HGH)の
レベル上昇による
筋肉量の増加による影響が
考えられています。
ヒートショックプロテインには
熱でダメージを受けた
細胞を修復する作用があり、
その細胞には
免疫細胞も含まれているため、
免疫細胞が修復され
活性化するというのも
サウナ浴のポイントです。
そしてこのサウナ浴が、
運動中に体が受けるストレスを
模倣しているということです。
「ストレス」は一般的に悪いものと
認識されていますが、
運動や一時的な熱ストレスなどの
断続的なストレスは、
実際には私たちの体に
とても有益な影響を与えてくれます。
このことから
「サウナでの急激な熱曝露は
中程度の運動に匹敵する負担であり
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熱曝露後の血圧の持続的な低下は、
サウナ浴が心臓血管系に有益な効果を
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もたらすことを示唆している」
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と結論付けられています。
そして、
近年の研究により、
特定の疾患についても
効果があることが
示されています。
とある研究では、
サウナを週4~7回
平均15分間利用した男性は、
サウナを週1回しか利用しなかった
男性に比べて、
認知症を発症するリスクが66%低く
アルツハイマー病のリスクが65%
低いことを発見しました。
その他の研究においても、
致命的な心臓病のリスクが50%低下
突然の心臓死のリスクが60%低下
脳卒中のリスクが51%低下
高血圧のリスクが46%低下
多くの研究において、
重大な疾患や
命に直結してしまう疾患の
リスクを下げることができる
ということが明らかになっています。
つまり、
サウナ浴を運動模倣法として
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利用することで
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寿命と健康寿命を延ばすことが
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期待できるということです。
そして、サウナ浴に
運動と同じような効果がある
とするならば、
サウナ入浴は、
自律神経のバランスの改善に
役立つのではないでしょうか?
答えはYESです
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運動と同様に
サウナ浴がストレス反応を司る
自律神経系を調整するのに
役立つことも実証されています。
これまで挙げてきた研究では、
サウナの滞在時間は
15分〜25分と
差があります。
また、体の反応には
個人差もあるため、
「何分入ることが好ましい」
ということは
一概に言うことは
できないでしょう。
サウナに入浴する際には
しっかりと水分補給を欠かさずに
決して無理のない範囲で
利用しましょう。
運動の代わりになる
1つの選択肢として
これからの
サウナライフを過ごされてみてください。