こんばんは!
ヘルスインフォメーションの
大井です。
突然ですが、
「認知症になりたくないな…」
「なんとか防げないかな…」
と不安に思ってはいませんか?
認知症のリスクは
さまざまな原因で上がりますが、、、
この「能力」も大きく関係する
と言われています。
その能力とは
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「聞こえ」です。
そこで今回は、
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聞こえの低下で生じる
様々なリスクと対応策
聞こえを良くして悪化を予防する方法
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をテーマにお届けします。
特に、
・ご自身の聞こえが
気になっている方
・ご家族の聞こえが心配な方
・40歳以上の方
に見ていただきたい内容です。
本日もよろしくお願いします。
聴力の低下は〇歳から始まる
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年齢を重ねると視力が落ちるように
聴力も低下します。
では、実際聴力は何歳ごろから
低下するのかご存知ですか?
日本耳鼻咽喉科学会によると
聴力は40歳頃から低下し始め、
75歳以上になると半数の人が
難聴に悩んでいるそうです。
最初は高い音から順番に
聞こえにくくなるため、
聞こえにくさを自覚しない方も
多くいらっしゃいます。
聴力が低下する理由は
音を感知する細胞の数が減ったり
変性したりするからです。
残念ながら細胞の変化が
原因のため、
加齢による難聴自体に対する
有効な治療法はないとされています。
「じゃぁ、
ほうっておくしかないの?」
と思うかもしれませんが
そのままにするのは
おすすめできません。
なぜなら、
聴力の低下によるリスクは
コミュニケーションが
取りにくくなることだけに
留まらないからです。
聴力が低下したまま放っておくと、
・認知症の発症リスク
・社会的な孤立によるうつ状態
・自信の喪失
・危険察知能力の低下
・社会生活への影響
など、これらのリスクが上昇します。
特に、耳からの刺激が減ることで
脳の委縮や神経細胞の老化が進み、
「認知症のリスクが1.9倍上がる」
との研究結果もあります。
そのため、これからもイキイキと
健康に過ごすためには
早めの対策が必要だということです。
聞こえにくいなと感じたら
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ここからは聞こえにくさに
気づいた際の対処法について
お伝えします。
1. 耳鼻科を受診する
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もし聞こえにくさがに気づいたら
まずは耳鼻科を受診しましょう。
なぜなら、加齢による聴力低下だと
思い込んでいても、実は治療できる
疾患だったということが
あるからです。
中には早期に治療した方が
良い病気もあります。
また、加齢による聴力低下だとしても
補聴器で聞こえを補うことで
難聴により生じるリスクを
軽減できます。
聴力低下による日常生活での
困り具合が大きい方は、
耳鼻科で補聴器の必要性なども
相談してみるとよいでしょう。
2. 血流を改善する
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耳や脳への血流を改善することで
加齢による難聴の予防効果が
見込めます。
そのためには
肩甲骨周りの筋肉をゆるめることが
効果的です。
80代でも90代でもできる
1回たった10秒の運動で
肩甲骨周りの筋肉を
ゆるめられる体操があるので、
動画を参考に
ぜひやってみてください。
首コリ・肩コリ対策にも
おすすめです^_^
3. 耳に優しい生活をする
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聴力低下は加齢現象の一種なので
誰にでも起こり得ます。
ただし、加齢による難聴を
悪化させる原因をとりのぞくことで
進行を遅らせる、加齢以外の原因を
避けることができます。
加齢による難聴を
悪化させる原因としては、
糖尿病、高血圧、動脈硬化などの
生活習慣病、騒音、喫煙などが
あります。
できるだけこれらを避けて、
以下のような耳にやさしい生活を
目指しましょう。
・大きすぎる音でテレビを見ない
・騒音など大きな音が常時出ている
場所を避ける
・騒音下で仕事をするときは
耳栓をする
・静かに耳を休ませる時間を作る
・規則正しい食事や運動で
生活習慣病を予防する
・禁煙する
などです。
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いつまでもイキイキと
健康的な生活を送るために
耳の聞こえは大切です。
そのため、日頃から
耳に優しい生活や耳に良い体操を
心がけて聴力低下を予防しましょう!
そして、
聞こえにくさに気づいたときには
できるだけ早く
耳鼻科を受診しましょう。