こんばんは
ヘルスℹ️事務局の鈴木です。
「疲れてるのに、
休んでも回復しない」
そんな日は、ありませんか?
土日はしっかり寝たのに、
朝から体が重い…。
実はそれ、体が
休み方を忘れているサイン
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
かもしれません。
仕事、家事、子育て….
私たちは常に何かに追われ、
気づかぬうちに
「ずっとONの体」になっています。
だからこそ、
一見休んでいるようでも、
神経のスイッチが
オフになっていない人が多いのです。
たとえば、
こんな「休み方」していませんか?
✔️ コーヒーを飲みながら一息つく
✔️ 寝る前にスマホを眺める
✔️ 気分転換にゲームをする
どれも悪いわけではありません。
でも、
今のあなたの
神経モードに合っていなければ、
体も脳も、
本当には休めていません。
今日は、
そんな「休めない体」をリセットする
自律神経の仕組みと、
ほんとうに休むための方法をお伝えします。
============================
体を休めるための3つのスイッチ
============================
私たちの体は、意識しなくても
心臓を動かし、呼吸し、消化しています。
その働きをコントロールしているのが
「自律神経」。
よく知られているのは
「交感神経」と「副交感神経」ですが、
実は副交感神経にはもう1つの顔があります。
つまり、
体には3つのモードがある!
車に例えるなら
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◾️アクセルを踏む
→ 交感神経(戦う・逃げる)
◾️ブレーキをかける
→ 腹側迷走神経(安心・回復)
◾️エンジンを切る
→ 背側迷走神経(シャットダウン)
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━
その時の状況に合わせて
切り替わる3つのスイッチです。
それぞれの役割を
順に見ていきましょう。
▶︎【交感神経=戦うモード】
テスト前にドキドキする、
人前で心臓がバクバクする。
そんなときに働く神経です。
短時間なら集中力を高めますが、
長く続くと心も体も
消耗してしまいます。
ずっとアクセルを
踏みっぱなしの車は
やがてガソリン切れを
起こしてします。
▶︎【腹側迷走神経=安心モード】
この神経は
副交感神経の中で「癒し」担当。
家族や友人と笑っているとき、
ペットをなでて ほっ としているとき、
安心できる場所や人といる時に働きます。
呼吸がゆっくりになり、心拍が落ち着き、
体は「安全だ」と感じるモードです。
▶︎【背側迷走神経=シャットダウンモード】
こちらも副交感神経の一部ですが、
強いストレスを受けたとき、
体を守るために働きます。
怖くて体が固まる、
何も感じたくない、
動けない
そんなとき、
この神経がブレーキを
強くかけます。
一時的には必要な反応ですが、
長く続くと心が
回復しにくくなります。
============================
大事なのは「スイッチの切り替え」
============================
現代人は刺激が多く、
この「戦うモード」が入りっぱなし。
体は常に戦闘準備のまま、
心拍は上がり、
筋肉は緊張し、
脳は休めません💦
そのまま走り続けると、
限界を超えたときに
「止まるモード
(シャットダウン)」
が急に作動。
体が動かず、
やる気が出ない状態に。
その前に、
安心モード(腹側迷走神経)
へ戻す時間が必要です。
============================
「休んでるつもり」でも休めない理由
============================
コーヒーを飲んで一息つく
寝る前にSNSを見る
一見リラックスに見えますが、
実は体は休みたくても
脳が覚醒している状態。
カフェインは
眠気をブロックして
一時的に元気になります。
しかし体の中では、
戦うスイッチが入りっぱなし。
スマホやゲームのブルーライトも、
脳に「今は昼間だ」と錯覚させ、
眠りのホルモン(メラトニン)
を止めてしまいます。
これが
「休んでるのに休めない」
原因です。
つまり
「安心モードに戻れるかどうか」が、
本当に休める人と、
疲れが抜けない人の分かれ道。
でも実は、
特別なことをしなくても大丈夫。
今日からすぐできる
4つの簡単な方法があります。
■□━━━━━━━━□■
「安心スイッチ」をONにする
4つの方法
■□━━━━━━━━□■
① 深呼吸(吐く息を長く)
「5秒吸って、10秒吐く」
たった3セットで心拍が落ち着きます。
吐くときに腹側迷走神経が働き、
脳が「今は安全」と感じます。
寝る前や緊張したときは、
まず長く吐くを意識してみてください。
② 信頼できる人との時間
人と笑い合い、
話すことで安心ホルモン
(オキシトシン)が分泌され、
心拍がゆるみ呼吸が深くなります。
信頼できる人との会話は、
最高のリセット法です。
③ 朝日を浴びる・体を動かす
朝の光を浴びると体内時計が整い、
自律神経がリズムを取り戻します。
軽いストレッチや散歩で
筋肉をゆるめるのも効果的。
④ 動物・音楽で癒す
ペットをなでたり、
好きな音楽を聴いたりするだけで
オキシトシンが分泌され、
神経が整います。
ストレス社会の中で、
私たちは気づかぬうちに
「戦うモード」
で動き続けています。
だからこそ、
意識して安心モードに
戻る時間をつくりましょう。
夜はスマホを閉じ、
まずは深く息を吐き
深呼吸を3セット。
その日の気分に合わせて、
上の4つを取り入れてみてください。
たったそれだけで、
体は戦うモードから休むモードへ。
ほんの小さな切り替えスイッチが、
あなたの体と心を整え、
明日のエネルギーを取り戻してくれます。


