日刊マガジン

涙活のすすめ

【脳と心のデトックス】〇〇するとストレスが軽減される?!

溢れる感情を取り戻す!脳と心のアンチエイジング法とは

 

最後に泣いたのはいつですか?

子供の頃は、ちょっとしたことでも
すぐに涙がこぼれてきたのに、

大人になってからは
涙腺が固まったかのように
涙が出なくなっていませんか?

あるいは、

仕事でストレスを抱えていたり
子育てや介護など、慌ただしく
毎日を過ごしていると、

心が疲れて感情センサーが鈍っている
と感じることがありませんか?

実はこれらは、

前頭葉が衰えて
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
感情老化が始まっているサイン
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
である可能性があります。

涙は、そもそも自律神経により
コントロールされています。

自律神経には、
戦闘モードの交感神経と
リラックスモードの
副交感神経があります。

涙の分泌は副交感神経に
支配されています。

つまり、ストレスを感じているときは
交感神経が優位に働くため
涙が出にくくなるのです。

最近泣いてないなあ〜という方は、
実は、かなり慢性的なストレスを
抱えている可能性があります。

慢性ストレスは、体内の
”コルチゾール”という
ストレスホルモンを増やし、

❌脳を萎縮させる

❌うつ病のリスクを高める

❌免疫力が低下して
感染症にかかりやすくなる

❌血圧や血糖値、コレステロール値が上昇し
高血圧や糖尿病、高脂血症などが悪化

❌動脈硬化のリスクが高まる

❌代謝が落ちて脂肪がつきやすくなる

など、心と体の健康を
損ねる危険性があります。

そこで、本日のテーマはこちらです。

◤ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄◥
感情老化をSTOP!!
感情を動かす涙活で
脳と心のデトックス
◣___________◢

実は、泣くことによって、
涙と一緒にコルチゾールが体外に
排出されることがわかっています。

そのため、涙を流すことが
脳や心のデトックスに繋がります。

コルチゾールとは、
一時的なストレスに対応するために、
分泌される大事なホルモンですが、

長期に及ぶストレスを
抱え込んでしまうと、
過剰に分泌されてしまいます。

コルチゾールの過剰分泌は、
冒頭で述べたように
精神的、身体的に悪い影響が出ます。

そのため、定期的に涙を流して
コルチゾールを排出することは
脳と体の健康に欠かせないということ。

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では、どんな種類の涙でも
同じ効果が得られるのか?
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実は、涙の種類によって
効果が違います。

コルチゾールを体外に排出できる涙とは
私たちが感動した時に流れる
「感情的な涙」です。

一方、目にゴミが入ったときに流れる涙や
玉ねぎを切ったときの涙は
目の角膜を保護する涙です。

剥き出しの臓器である眼球を
守るために必要な涙ですが、
脳を癒す涙とは全くの別物です。

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感情的な涙のもう一つの効果
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特に、感動したときに流れる涙によって

脳内で「エンドルフィン」という
神経伝達物質が放出されます。

エンドルフィンには、
痛みや悲しみを和らげる作用があり

その効果は自然の「鎮痛剤」と呼ばれるほど。

またエンドルフィンは、
幸せホルモンの一つでもあり、

幸福感を高め気分を明るくする
作用があります。

感動映画を見て
ワンワン泣いたあとに
気分がスッキリするのは、

コルチゾール排出と
エンドルフィン放出という
2つの働きによるものなのです。

涙は単なる感情の表現ではなく、
心と体の健康に深く関わる大切な機能で、

ストレス社会に生きる私たちにとって、
涙を流すことは自然で簡単な
自己ケア方法の一つです。

ぜひ週1回は感動的な映画やドラマ、
感情を揺さぶる音楽や本を楽しむ時間を
意識的に作り、

脳と心のデトックスを行ってみませんか?

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