日刊マガジン

大腸がんよりリスクが高い腸の疾患〇〇

こんばんは

ヘルスインフォメーションの
田澤です。

日本の国民病とも
言われる がん

中でも
罹患率が年々増加しているのが
大腸がんです。

女性の死亡率1位の
がんでもあり、

男性では11人に1人
女性では13人に1人の確率で
発症すると言われています。

そのため、

「大腸の病気=大腸がん」

というイメージが
強いと思いますが、

実は
大腸がんよりも
罹患率の高い
腸の病気があります💦

それが

過敏性腸症候群(IBS)です。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

日本は中国の2.5倍も
発症率が高いことが
調査で分かっており、

10人に1人の確率で
発症するという
データがあります。

(参考データ:
アジア3か国における
過敏性腸症候群の有病率や
特徴を調査・比較
Miwa H:Patient Prefer
Adherence, 2008; 2:143-147)

このIBSは
放置すると、

✔動悸
✔不眠
✔めまい
✔倦怠感

といった症状を
引き起こす可能性があります。

もし
この中に、

今あなたが悩んでいる症状が
ひとつでも当てはまるなら
ぜひ最後までご覧ください。

 

そこで今回は、

■□━━━━━━━━━□■
その症状《 IBS 》かも?!
知っておきたい原因と対処法
■□━━━━━━━━━□■

についてご紹介します!

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過敏性腸症候群(IBS)とは

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過敏性腸症候群は
Irritable Bowel Syndromeの
頭文字をとって
IBSと呼ばれる
腸の疾患です。

IBSは腸に器質的な
異常がない疾患です。

例えば
大腸がんであれば、

腫瘍や炎症など
検査をして異常を発見できます。

しかし
IBSの場合は
腫瘍や炎症といった
症状がないので、

検査をしても
はっきりとした原因が
わからないのです😣

また
IBSの症状は、
便秘や下痢など
便通の異常が
繰り返し起こることです。

そのため

✔長年便秘が解消しない

✔下痢の頻度が多い

✔便秘と下痢を繰り返すことが多い

このような症状は
IBSを疑う
きっかけになります⚠️

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発症原因

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IBSの発症の原因には
腸と脳が
非常に強く
関係しています。

腸と脳は
自律神経のひとつである
迷走神経でつながっており、

腸のストレスなどの不調は
脳へ影響し

脳で感じたストレスは
腸へダイレクトに伝わります。

・緊張するとお腹が痛くなる
・便秘になるとイライラする

このような症状が
まさしく両者の関係を示す
腸脳相関の症状です。

そして
腸と脳で感じるストレスが
継続してかかり続けることで

便秘や下痢といった
便通異常が繰り返し
引き起こされてしまい、

これが
IBSの原因でもあるのです。

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発症しやすい年齢

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先ほどお伝えしたように
IBSにはストレスが
発症の要因に
大きく関係しています。

そのため
IBSを最も発症しやすい
30歳以下の場合は、

仕事や学校などの
人間関係のストレスが
主な原因です。

次に発症率が高い
50歳以上の場合は、

✔家族や介護のストレス

✔更年期に伴う
自律神経の影響が

主な原因として
挙げられます。

特に更年期による
エストロゲンの
分泌量が減ることで
腸の運動が低下します。

また
加齢により
腸内の善玉菌が減少し
悪玉菌が増加しやすいという
年齢的な影響もあります。

そのため
50歳以上は、

腸の機能が
低下しやすいという原因が
重なっていることが
IBSの発症に
つながっているのです。

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放置するとどうなる?

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IBSは自律神経に
深く影響する疾患なので、

対処せずに放置すると
次のような症状に
つながる恐れがあります。

✔動悸
✔不眠
✔めまい
✔倦怠感

動悸やめまいは
心臓や脳の異常かと
疑ってしまいますが、

腸の異常である
可能性もあるのです🥼⚠️

また
IBSの症状である
便秘や下痢を繰り返すことで、

生活の質である
QOLが大幅に低下すると
言われています🥼

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IBSの対処法

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最近、
便秘や下痢が
続いていると思ったら

漢方で自律神経を
整えることも
おすすめです🥼

例えば便秘の場合、
今詰まっている便を
出すだけの下剤とは違って

便秘の根本的な原因に
働きかけます。

その便秘の原因が、

・冷えなのか
・ストレスなのか
・便が硬いのか

など
便秘を引き起こす
真の原因へ
漢方はアプローチします。

そのため
気になる症状があれば、

根本解決に向け
適切な漢方を処方してもらうことも
対処法のひとつです。

また、
腸の他の病気が
隠れている可能性もあるので
不安な方は受診してください。

***

ちなみに
IBSは大腸がんになる
リスクはありません。

しかし
腸内環境が乱れていることが
IBSの原因だとすると

放っておくことは
非常に危険です。

この機会に
自分の便通や
生活習慣を
一度見直してみてください😌

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