日刊マガジン

夜中に足をつった経験のある方は見てください。

夜中のこむら返りの真実:5カ条の対処法

こむら返り(足がつる)の経験を
したことがある方は多いでしょう。

こむら返りって寒い時期の冬に
起きやすいんじゃないの?と
思われている方も多くいます。

実際に、冷えによるこむら返りも
多いですが、
実は研究によると、
深夜のこむら返りは冬よりも
夏に起こりやすいことが
分かりました。

そこで今回は夏の夜中に向けて、

◤ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄◥

夜中に突然起きる辛い症状
夏の夜中に多いこむら返りの
対策!

◣_____________◢

ついて詳しくご紹介します。

こむら返りとは、
ふくらはぎの筋肉が
突然強く収縮し、
激しい痛みを伴う状態を
指します。

これは、
筋肉の不随意な収縮であり、
一時的に筋肉が硬直することで
痛みが生じます。

こむら返りは、
誰にでも起こりうる現象であり、
特に運動中や夜間に
発生することが多いです。

こむら返りのメカニズムは、
筋肉の異常な興奮状態に
起因します。

筋肉が過度に収縮し、
その後弛緩しないため、
痛みを伴う痙攣が発生します。

この収縮は、
自律神経や電解質のバランスの
乱れによって引き起こされる
ことが多いです。

夏に多いとお伝えしましたが、
個人差はあります。

こむら返りの頻度は
7月中旬にピークに達して、
1月中旬に急激に低下します。

研究によると、
こむら返り(筋けいれん)は
筋障害ではなく神経の問題です。

筋電図検査の結果を見ても、
こむら返りを引き起こすのは、
脊椎からふくらはぎにかけて
走る神経でした。

なぜ夏に多いのか?

夏は体内の
ビタミンDが増える分、
神経の成長と修復が
活発になるそうです。

日光を浴びた体内では
ビタミンDが産生されます。

夏になり、
このビタミンDの量が
ピークに達すると、
体が神経の修復を
スピードアップさせて、
筋けいれんを引き起こす
可能性もあると言われています。

また、
体が水分不足になると
寝ている間に、
こむら返りが起きやすいという
エビデンスもあります。

⁼⁼⁼⁼⁼⁼⁼⁼⁼⁼⁼⁼⁼⁼⁼⁼⁼⁼⁼⁼⁼⁼⁼⁼⁼⁼⁼

こむら返りの原因

₌₌₌₌₌₌₌₌₌₌₌₌₌₌₌₌₌₌₌₌₌₌₌₌₌₌₌

1. 筋肉量の減少
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
原因::
加齢や運動不足により
筋肉量が減少すると、
筋肉がつりやすくなります。

対策::
定期的な運動を行い、
筋肉量を維持・増強する
ことが重要です。
特に筋力トレーニングや
ウォーキングなどの運動が
効果的です。

2. 筋肉疲労
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
原因:
過度の運動や
長時間の立ち仕事など
で筋肉が疲労すると、
こむら返りが起こり
やすくなります。

対策:
適度な休息を取り、
運動後にはストレッチや
マッサージを行い、
筋肉の疲労を
回復させることが
重要です。

3. 血流が悪い
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
原因:
血流が悪くなると、
筋肉に十分な酸素や栄養が
行き渡らず、
けいれんが起こり
やすくなります。

対策:
日常的に適度な運動を行い、
血流を促進することが
重要です。
特に、
ウォーキングや
ストレッチが効果的です。

4. 体の水分不足
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
原因:
脱水状態になると、
筋肉の機能が正常に働かず、
こむら返りが発生しやすく
なります。

対策:
日常的に十分な水分を
摂取することが重要です。
特に運動後や暑い日には、
こまめに水分補給を
行いましょう。

5. 冷え
 ̄ ̄ ̄
原因:
冷えは筋肉の収縮を
引き起こしやすく、
こむら返りの原因となります。

対策:
寒い季節には足を
温めることが重要です。
暖かい靴下を履いたり、
温かい湯に浸かるなどの
方法があります。

6. 電解質異常
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
原因:
カリウム、
カルシウム、
マグネシウムなどの
電解質バランスが崩れると、
筋肉が正常に
収縮・弛緩しなくなります。

対策:
バランスの取れた
食事を心掛け、
特に電解質を多く含む食品
(バナナ、ほうれん草、ナッツなど)を
摂取することが重要です。

⁼⁼⁼⁼⁼⁼⁼⁼⁼⁼⁼⁼⁼⁼⁼⁼⁼⁼⁼⁼⁼⁼⁼⁼⁼⁼⁼⁼⁼⁼⁼⁼⁼

足がつった時の対処法

₌₌₌₌₌₌₌₌₌₌₌₌₌₌₌₌₌₌₌₌₌₌₌₌₌₌₌₌₌₌₌₌₌

1. ストレッチ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
足がつった場合、
すぐにストレッチを行い、
筋肉をゆっくりと伸ばします。

ふくらはぎの筋肉を
伸ばすためには、
つま先を引っ張るように
すると効果的です。

2. 足を温める
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
温かいタオルやお湯を
使って足を温めることで、
筋肉の緊張を緩和し、
痛みを軽減します。

3. マッサージ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
痙攣が起こっている部分を
優しくマッサージすることで、
筋肉の緊張をほぐし、
血流を促進します。

4. 水分補給
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
脱水状態が原因の場合、
水分を補給することで
症状を緩和します。

特にスポーツドリンクなど、
電解質を含む飲み物が
効果的です。

5. 漢方
 ̄ ̄ ̄
漢方薬を利用することで、
こむら返りを予防・緩和する
ことができます。

特に、
芍薬甘草湯(ツムラ漢方68番)
などが有名です。

予防の為に、
就寝前に飲むのも良いですし、
こむら返りが起きた
タイミングに飲むのも
効果があり、
けいれんを抑えてくれます。

いつでも服用できるように
常備しておくのも
良いかもしれませんね。

 

こむら返りは、
誰にでも起こりうる現象であり、
その原因は多岐にわたります。

筋肉量の減少、
筋肉疲労、
血流の悪化、
体の水分不足、
冷え、
電解質異常などが主な原因です。

足がつった時には、
ストレッチ、
温める、
マッサージ、
水分補給、
漢方などの対処法を
試してみてください。

また、
定期的な運動、
バランスの取れた食事、
適切な水分補給、
足の保温、
日常的なマッサージとストレッチを
行うことで、
こむら返りの予防が可能です。

こむら返りに対する
理解を深め、
適切な対策を講じることで、
快適な生活を送りましょう。

Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.