いつも脳と体が絶好調に?!誰でもできるカンタン習慣とは
【眠りたいのに眠れない】を解消!自律神経を整える方法
あなたは休みたいと思ったとき
脳も体もリラックスして
しっかり休めていますか?
あるいは、
頑張らないといけないときに
集中して取り組めていますか?
頑張りモードとリラックスモード
この二つの切り替えがうまくできると
日常生活もうまく回ると思いませんか?
温泉でゆっくりリラックスしたいのに
つい仕事のことばかり考えてしまう…
楽しいことをしているのに
イライラしてしまう…
気分転換をしているはずなのに
ちっとも気持ちが切り替わらない…
集中して仕事を頑張りたいときに
やる気がちっとも出ない…
こう感じる時、脳と体の働きが
チグハグになっています。
私たちの日常生活では、
頑張る場面と休む場面がありますが、
それぞれの場面で脳と体の状態を
ガチっとマッチさせるのは
「自律神経」です。
自律神経には2種類の神経があります。
ゴーサインを出す交感神経と
ストップサインを出す副交感神経。
この2つがバランスよく働くことで
血液の循環、呼吸、体温維持、消化、
代謝、排泄、生殖など、
全身の働きをコントロールしています。
ゴーサインやストップサインは
脳の視床下部から出されますが、
自分のペースではなく
相手のペースで生活していると
自分にとって適切なサインが
出せなくなることがあります。
自分にとって最適なサインが出せなくなると
どちらか片方の神経ばかりが優位になって
不眠、頭痛や肩こりの悪化、
動悸、倦怠感、便秘、下痢、
発汗、立ちくらみ、のぼせ、
月経不順、手足のしびれ、微熱など
さまざまな不調が起こります。
ですが、安心してほしいのですが、
実は、これらの不具合を防ぐための機能が
私たちの自律神経には組み込まれているんです!
その機能を利用すれば、
自分の意志ではコントロールできない
自律神経でも、
オンとオフをはっきりさせて
バランスを整えることができるのです。
そこで本日のテーマはこちら。
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自律神経の自動バランス調整機能を
発動させる最も簡単な方法
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先ほど述べたように、
相手のペースで生活している人、
例えば、
育児や介護をしている人、
相手のペースで仕事をしている人などは
自分のタイミングでゴーサインや
ストップサインが出せません。
通常、職場でマイペースに仕事をしている時に
急な仕事を頼まれたら、
緊急ゴーサインを出して対応します。
それにより一気に集中して
仕事が片付けられるのですが、
その後もしばらく
神経が高ぶった状態が続きますよね。
急な仕事も1つくらいならいいのですが、
それが何回も続くと、
緊急ゴーサインが出され続け、
いざストップをかけようとしても
ストップがかからなくなります。
すると、食事や入浴時でも
仕事のことが頭から離れない、
頭は疲れているのに
眠ろうと思っても眠れない、
などが起こります。
これが続くと、
脳疲労にも繋がり
記憶力や集中力、判断力の低下や
眼精疲労、うつ症状などを
引き起こします。
ですが、面白いことに、
自律神経はゴーサインとストップサインの
どちらか片方だけが出過ぎたとき、
逆側に大きく振り戻される仕組み
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になっています。
例えば、急な仕事をいくつか頼まれたとき
ゴーサインばかりで
交感神経が優位になっています。
なかなかリラックスモードに
切り替わらない場合、
あえて運動をします。
つまり、運動によりさらに
ゴーサインを追加するということです。
すると、自律神経特有の仕組みが発動して
交感神経の活動が弱まります。
振り子の原理のように
一方に大きく振れると、
必ず反対側に振り戻される
そんな便利な仕組みが
自立神経にはあります。
ですが、この仕組みは中途半端に
慢性的なゴーサインでは働きません。
そこで、この仕組みをうまく発動させる
もっとも簡単な方法が…
【運動】です。
ゴーサインばかりで交感神経が
優位になっている時に運動をすると、
自律神経がバランスを取り戻そうとして
勝手に交感神経の働きを抑えてくれるのです。
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どんな運動が効果的か?
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1日に2回、交感神経と副交感神経が
切り替わるタイミングがあります。
そのタイミングとは、
「起きる時」と「寝る前」です。
朝にしっかり交感神経の活動を高め、
夜は副交感神経の活動を高める。
つまり、朝と夜で運動の種類を
変えるのがポイントです!
朝は、交感神経を高める
ジョギングやウォーキング、
筋トレなどの運動がおすすめ。
夜は、深呼吸やストレッチがおすすめです。
さらに!
眠いのに思考がグルグル回って眠れない
という人におすすめなのが、
【まっくらストレッチ】
です。
ストレッチで筋肉を伸ばすと
交感神経が活発になり
心拍数や血圧が上がります。
すると自律神経の揺り戻し反応が起こり
副交感神経が優位に切り替わり、
よりリラックスした状態になります。
さらに深い眠りの効果を高めるために
電気を消した真っ暗な状態で
ストレッチを行ってみてください。
スマホや照明の光が目に入ると
交感神経が活性化されるので
まっくらストレッチは
寝る直前にやってみてください。
部屋を真っ暗にしてストレッチをした後
そのまま横になると、
交感神経が急激に抑制されるのが
体感できるはずです。
朝の運動が難しい方も、
ぜひ夜の「まっくらストレッチ」だけでも
やってみてくださいね!