感謝の気持ちが痛みを無くすモルヒネに!?
本日は、
慢性的な疼痛などの「痛み」は
感情でコントロール可能!
についてお届けします。
日本ではおよそ1,700万人が
慢性的な疼痛を抱えている
という統計データがあり、
それは、
人口の22.5%にもなります。
また別のデータでは、
膝の関節痛は4人に1人
腰の痛みは2人に1人
が抱えている
という統計データもあり、
聞き方によっては
数字が変わるものの
限りなく多くの人が
慢性的な疼痛に苦しんでいる
ということがわかります。
ちなみにアメリカでも
人口換算で21%の人が
慢性的な痛みを抱えている
とのことです。
そこで近年、
痛みのコントロールにおいて
とても面白い研究が
されました。
それは、
感謝の習慣が痛みの改善に
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効果がある
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ということです。
心と体の関係が
最新の科学で解き明かされて
きています。
ということで今回は、
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感謝で痛みのコントロールが可能!?
口から生み出す感謝のモルヒネ
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です。
冒頭でも触れた通り、
痛みを抱えている方は
日本・米国問わず
とても多くいます。
まず一番に目指したいのは
根本改善ですが、
まずは目先の痛みも
取り除きたいというのはたしかです。
一般的に痛みが強い場合は、
副作用の多い非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)
などの薬に頼ると思いますが、
飲み過ぎは厳禁です。
抗炎症薬=痛み止めを
日常的に飲み続けると
逆に慢性化してしまうからです。
なるべく自然な方法で
痛みを引かせて
完治に持っていきたいです。
そこで、
痛みの管理において
見落とされがちな側面の1つが
心と体のつながりの役割です。
とある研究で、
感謝と痛みの関係について
詳しく調べられているものが
いくつかあります。
それらの研究で
わかったことは、
感謝の気持ちを
日記に書き記しているなど
感謝の習慣を取り入れた人は
日常の痛みに悩まされることが
減少し、
健康状態が良いと感じている
ということです。
そんな感じがするだけ…
と思われる方も
いるかもしれないですが、
これは、
科学的にも証明されています
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「感謝をすること」で
視床下部-下垂体-副腎 (HPA) 系を抑制し、
コルチゾールのレベルを低下させます。
つまり、
感謝をするという行為は
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ストレスホルモンの
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調整に役立つ
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ということなのです。
痛みに関しては
このコルチゾールという
ストレスホルモンを
下げることがとても重要です。
慢性的に
コルチゾールが上昇すると
広範囲の炎症を引き起こし、
痛みを悪化させる可能性があるため、
コルチゾール値を
下げることは不可欠です。
研究では、
感謝の習慣が痛みに関連する
炎症性サイトカインの生成を
媒介する可能性があることも
明らかになっています。
わかりやすく言うと、
サイトカインは、
体内の免疫反応や
炎症反応を調整する物質です。
炎症性サイトカインが
過剰に生成されると、
慢性的な炎症や痛みが
生じやすくなります。
しかし、
感謝の気持ちを日常的に持つことで、
ストレスが軽減され、
それに伴って炎症性サイトカインの
生成も減少する可能性がある
ということです。
このように
科学的にも「感謝すること」と
痛みの関係は示されています。
そして、
感謝することは他にも
☑︎ うつ病を防ぎ、幸福感を高める
☑︎ ストレスと不安を軽減する
☑︎ 幸福感と生活満足度の向上
☑︎ より良い人間関係
☑︎ 血糖値のより良い管理
☑︎ 睡眠障害の改善
などの
健康メリットが証明されています。
では、日常的に感謝しよう!!
と思ってはみても
なかなか難しいものです。
家族に面と向かって
感謝を伝えてみるもの
少し小っ恥ずかしいですよね。
なので、
あなたが取り組める
具体的な感謝の習慣は、
自分だけの感謝日記を
つけてみるのはいかがでしょうか。
誰にも見られることのない
自分だけの感謝日記です。
今日あったことを
振り返ると同時に
感謝できることを見つけ
書き留めてみましょう。
あとは、
ペットがいる家庭であれば
ペットに感謝の気持ちを
伝えてみるのも良いですね。
他には、
植物に感謝の気持ちを
伝えてみる。
食べ物に伝えてみる
など
私たちの日常の周りには
感謝するモノやコトが
溢れていることにも
気づくことができるでしょう。
ぜひ、
日常的に感謝をし、
痛みやストレスとは無縁になり、
心も体も健康に過ごしてみましょう。