ヘルスインフォメーションの
大井です。
我が家の周りではチューリップや桜が
咲き始めましたが、いかがお過ごしですか?
最近の我が家の話題は、父の抜歯です。
先月歯周病が原因で
ついに抜くことになってしまいました。
抜歯の後はなんとかクリーニングに
通い始めたものの、歯科医からは
「歯周病が進行していて
他の歯も危険な状態です」
と厳しいご指摘がありました。
抜歯の後はさすがに硬いお肉などは
噛みにくそうにしています…。
それなのにいまだに「面倒くさい」と言って
毎日の歯みがきをサボりがちです。
繰り返し歯の大切さを伝えて
わかってもらえたらいいなと思っています。
実は、こんな些細な変化が将来の大きな
問題につながるかもしれません。
あなたにもこのような困りごとは
ありませんか?
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・年々歯が少なくなってきた
・硬いものが嚙み切れず柔らかいものしか
食べられない
・お茶を飲んでいてむせる
・ぱさつくものがなかなか飲み込めない
・滑舌が悪く聞き返されることが増えた
・口がよく乾く
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この症状は、
「口の機能の低下
=オーラルフレイル」
が疑われる症状です。
オーラルフレイルは
40代後半ごろから兆候が現れ
60台後半以降に顕著になり、
4年以内に死亡するリスク2.1倍
4年以内に要介護認定リスク2.4倍
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にもなる、健康と寝たきり生活を分ける
転換点ともいえる状態です。
もしこのまま、何も対策をせずに
症状が進んでしまったら…?
・噛む力がますます衰えてお粥や
ミキサー食しか食べられなくなる
・毎食特別な食事を用意するご家族に
大きな負担をかけてしまう
・聞き返されてばかりで
楽しかったおしゃべりが嫌いになる
・むせてばかりで
食事が苦痛になる
・肺炎のリスクが高すぎて
口から食べるのを止められる
など、ご自身にもご家族にも
我慢を強いる生活が待っています。
そこで本日は
オーラルフレイルを防止し
100歳まで自分の口から
楽しく食事を食べられるように
◤ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄◥
一生自分の口から食べるために!
口の老化のサインをチェックして
今すぐ対策しよう
◣_____________◢
についてお届けします。
本日もよろしくお願い致します。
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◆ オーラルフレイルって何?
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オーラルフレイルとは
口の機能が元気で正常な状態(健口)と
口の機能が低下した状態(口腔機能低下)の
中間の状態のことです。
つまり、口の健康が「黄色信号」の状態だと
言えます。
口腔機能は加齢に伴って衰えるとされており
50~60歳代に自覚される方が増えます。
オーラルフレイルの症状には
・むせる・食べこぼす
・口が乾燥したり臭いが気になったりする
・活舌が悪い
・硬い食べ物が噛めない
・自分の歯が少ない
などがあります。
1つ1つの症状は
ささいなものだったとしても
それを放っておくことで、
・フレイル(全身の衰え)
・サルコペニア(筋肉の減少)
・要介護状態
・死亡リスク
に、つながるというデータがあります。
オーラルフレイルの症状が
健康の負の連鎖につながる流れを
見てみましょう。
例えば、
歯を失ったまま放置していると
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噛めなくなる
⇩
やわらかい物ばかり食べる
⇩
噛む力がさらに落ちる
⇩
さらに・・・
食べられるものが少なくなり
栄養も偏って筋肉も落ち、
身体全体が衰えてしまう…。
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という負のスパイラルに陥ります。
気づかないうちに、改善が見込めない
口腔機能の低下に陥り、健康寿命が
どんどん短くなってしまうのです。
口の問題が、全身の健康に影響すると
考えると恐ろしいですね…
しかし!
オーラルフレイルのうちに気づいて
対策をすれば、
元気な状態に戻すことができます。
まずはオーラルフレイルになってないかを
チェックして対策しましょう!
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◆ 今すぐできるセルフチェック法
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8つの項目でチェックできます。
質問にはいかいいえで答えて
合計点数を出してみてください。