「なんだか体が重く感じる…」
日々生活していると、
疲労を感じる方が多いかと思います。
「疲れたから今日はゆっくり休みたい」
と思っていても
・大事な会議があるから、
やっぱり休めない…
・仕事の期日が迫っていて
残業しないといけない…
・期待されていると思うと
つい頑張っちゃう…
・自分に負けたくない…
など、そんな思いから
”疲労”にマスクを
してしまっていませんか?
実は、【疲労】と【疲労感】は
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必ずしも一致しない
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ということをご存じでしょうか?
”疲労”とは体に備わった警報器の一つ。
「これ以上、仕事や運動を
やり続けたら体に害が及びますよ」
という、体からの危険シグナルです。
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疲労を無視し続けていると、
自律神経のバランスが乱れ、
強い倦怠感、集中力低下、無気力、
発熱、筋肉痛、抑うつ状態、睡眠障害、
食欲低下、体重減少、心拍数の増加、
血圧の上昇など、
体や心臓、脳など、様々な
健康上の問題を引き起こします。
最悪の場合は、
働きすぎで死に至る”過労死”や
運動のし過ぎで寿命を
縮めることにもつながります。
そこで今回は
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【疲労】と【疲労感】が
起こるメカニズム
&
疲労蓄積のサイン
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についてお届けします。
もし、仕事で新しい
プロジェクトを任された時、
「自分に任せてもらえた!」
という嬉しさや、
「周りからの期待に応えなければ!」
など、プレッシャーを感じながらも、
好きな仕事ならなおのこと
「頑張ろう!」
と思いますよね。
連日残業が続いて、
疲労も溜まっているはずなのに、
不思議と疲労感はなく、
やりがいと責任感で
「もっと頑張らなくっちゃ!」
と、仕事に励みます。
そうやって、
ずっと頑張り続けていくうちに、
ジワリ…ジワリ…
疲労は確実に溜まってゆき…
ある日、いつものように
パソコンの画面を見ると
異様に目がかすんで
見づらいことに気づきます。
目薬をさしながら、
仕事に取り組むのですが、
やはり目が見えづらい。
「ちょっと疲れたかな?
でも、この資料をまとめないと…」
仕事を続けているうちに、
次第に、集中力が続かなくなり
うっかりミスを連発するように…。
でも、
「失敗だけはしたくない…」
と、自分を奮い立たせて
働き続けている間も、
ジリジリと疲労爆弾の導火線は
確実に燃えていきます。
そして、ある日、
導火線が燃え尽きた瞬間…
「バーンッ!」
脳と心と体が悲鳴をあげ、
崩れ落ちるのです。
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なぜこのようなことが
起こるのでしょうか?
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疲労が蓄積していたことは
確かですが、本人は”疲労感”を
感じていない…
このようなことが起こるのは、
【疲労】と【疲労感】が
別物だからです。
疲労を感じなければ
「休息しよう」という意識が働かず
オーバーワークになってしまいます。
そこで、【疲労】と【疲労感】の
メカニズムを簡単に説明します。
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オーバーワークやストレスから
体内で活性酸素が発生する
↓ ↓ ↓ ↓
活性酸素によって
細胞が酸化する
↓ ↓ ↓ ↓
神経細胞が破壊される
↓ ↓ ↓ ↓
自律神経のバランスが乱れる
↓ ↓ ↓ ↓
自律神経の中枢がある
脳の視床下部が
ダメージを受ける ▷▷【疲労】
↓ ↓ ↓ ↓
疲労のシグナルが発信される
↓ ↓ ↓ ↓
思考や感情をコントロールする
前頭葉に伝えられる
↓ ↓ ↓ ↓
疲労があると認識する ▷▷【疲労感】
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つまり、疲労と疲労感は
脳内で起こる場所が違います。
上記のように、
疲労は、自律神経の中枢の視床下部が
ダメージを受けると起こりますが、
それを感じる前頭葉が
仕事のやりがいや楽しさなどから
”疲労”シグナルにマスクをしてしまい
疲労として認識できなくなってしまうのです。
これが疲労が溜まっているのに
感知できない理由です。
確実に脳と心と体を蝕む疲労感。
溜まりすぎる前にケアする必要があります。
そのためには、
疲労蓄積のサインを
知っておくことが大切です。
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疲労蓄積のサイン
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☑︎目がかすむ
☑︎心臓が急にドキドキする
☑︎呼吸しづらい時がある
☑︎集中力が続かない
☑︎うっかりミスが増えた
☑︎考えがまとまらない
☑︎作業速度が遅くなった
☑︎イライラしやすい
☑︎人との会話が理解できない
☑︎新しいことが覚えられない
☑︎問題に対して解決策が思いつかなくなった
☑︎新しいアイデアが出てこない
☑︎わけもなく突然不安にかられる
☑︎眠れない・すぐに目が覚める
☑︎朝起きれない
☑︎表情が乏しくなった
☑︎趣味を楽しめない
などが挙げられます。
こういうサインがある方は、
少し立ち止まって
【休養】を意識する必要が
あるかもしれません。
そこで、明日は、
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疲労を超回復させる方法
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についてお届けします!