本日は、私たち日本人が
平安時代から
大切にしている文化である
「畳」
についてお伝えしていきます。
皆さんのお家に
畳はあるでしょうか?
近年は西洋化が加速し、
畳のある部屋「和室」が
とんと少なくなったように感じます。
しかしながら、
この和室に敷いてある「畳」が
私たちの“癒し”に
とても大きな影響を与えてくれることが
わかっているのです。
バターコーヒーを考案した
世界的なバイオハッカーである
デイヴ・アスプリーの著書である
『シリコンバレー式超ライフハック』では、
「畳」はふかふかのベッドに勝る
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と書かれており、
畳は今、
バイオハッキングアイテム
人間の生活をより生産的に
健康的に送るためのアイテムとして
世界で大注目なのです!
ということで今回は、
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寝具の最高到達点!?
畳の部屋で寝るだけで自律神経が整う理由
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です。
早速ですが、
私たち日本人が
室町時代や平安時代から
大切にしている畳の
何がすごいのか?
というところですが、
実は畳は、
私たちの脳波を下げて
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自律神経を整えてくれる
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ということが
わかっているのです。
私たちの「癒し」は
脳波によって促進されます。
具体的に脳波とは、
アルファー波やシータ波
デルタ波、ガンマ波
のように、
リラックス状態であったり、
もしくは、
自我がない状態
特に睡眠時に脳内で
発生します。
特にシータ波が出現している状態では、
軟骨細胞やDNA分子などの
修復を促してくれます。
つまりは、
睡眠時やリラックス状態にある時に
私たちの身体は物理的にも癒やされている
ということです。
他にも睡眠時に
デルタ波が出現すると、
私たちの脳内にあるゴミ
アミロイドβが除去される
ということもわかっています。
ちなみに
このアミロイドβが
脳内に蓄積しすぎてしまうことで、
脳に霧がかかってしまう
ブレインフォグや
認知症やアルツハイマー病、
パーキンソン病が
発症してしまうとも言われています。
そして、
深睡眠時に出現しやすい
ガンマ波が出現している状態では、
身体に起こっている
炎症を抑制、修復するプロセスが働く
ことがわかっています。
これらの癒しを実現する
より深い脳波に持っていく上で
一番重要なのが、
アルファー波です
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このアルファー波は
森林浴をしているときや
温泉に入っている時
ぼーっとしている時など
リラックス状態にある時に
出現するのですが、
なんと、
畳がこのアルファー波を
増大させたことが
研究によってわかっているのです!
具体的には
畳に使われている
い草の匂い
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これは、
フィトンチッドと呼ばれる
天然アロマでもありますが、
これが
私たちの自律神経に
影響を与えて、
副交感神経活動を
優位にさせ、
リラックス状態に促すことが
わかっています。
そして、
外国のい草よりも
国産のい草の方が
アルファー波が増大したことが
わかっています。
この最新の研究から、
古来より日本人が暮らしてきた
畳の敷いてある和室で眠ることが
睡眠の質を最高レベルにまで
上げてくれる方法の1つである
と言えるのではないでしょうか。
睡眠の質は
どんな薬やサプリメントよりも
私たちの体に良い影響を
与えてくれます。
よりリラックスした状態で
眠ることは
日々多くのストレスの中生き抜いている
私たち現代人に課せられた
至上命題でもあります。
しかし幸運なことに、
私たち日本人には、
古来から守り抜いてきた文化
畳があります!
古来より日本人は
家に入るたびに
脳波を下げれて、
癒しの効果を増大させるような
ツールや環境というのを
平安時代から守り続けていた
ということなんです。
ぜひ、畳のある環境の方は
今日から畳のある部屋で寝てみてください。
和室がないという方は、
簡易的な畳も売っているので、
敷布団の下に敷くようで購入されるのも
良いかもしれませんね。
あなたに合った
畳ライフを過ごされてみてください。