「食べても食べても食欲が満たされない…」
「お腹が空いていないのに、
甘いものや脂っこいものが食べたくなる…」
このような状態になったことはありませんか?
食欲のままに食べ過ぎが続くと
体重増加や肥満につながることは
ご存じだとは思いますが、
お腹がいっぱいなのに
食べたい気持ちが抑えられない…
という方は、
ホルモン異常を起こしている
かもしれないということを
ご存じでしょうか?
その事実に気づかず放置していると
そのうちに、
2型糖尿病や脂質異常症、
高血圧、メタボリックシンドローム、
さらには、
脂肪肝やがんの発症など、
取り返しのつかない大病に
つながる危険性があります。
そこで今日は、
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食べ過ぎを引き起こす
ホルモン異常の正体と
その改善方法
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についてお届けします!
食べ過ぎを引き起こす
ホルモン異常の正体は…
ずばり!
レプチン抵抗性。
ですが、レプチン抵抗性の話の前に、
まずは、レプチンという
ホルモンの役割についてご説明します。
レプチンは、体の脂肪細胞から
分泌されるホルモンで、
別名「満腹ホルモン」と呼ばれています。
レプチンには、
大事な働きが2つあります。
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1️⃣満腹の合図
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レプチンは、脳の満腹中枢に働きかけ
「もう十分食べたよ」と教える役割があります。
そして、信号を受けた脳は、
「もうお腹いっぱい!もういらない」
と食欲を抑えて、
食べる行為をストップさせます。
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2️⃣エネルギーバランスの調整
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レプチンには、
エネルギー消費を促進したり
抑制したりする働きがあり、
長期的な体のエネルギーバランスを
調整しています。
例えば、
食べ過ぎてエネルギーが
たくさんある場合は、
レプチンが増えて食欲を抑え、
エネルギー消費を促します。
逆に、エネルギーが不足していると、
レプチンが減って食欲が増すので、
食べてエネルギーを補給しようとします。
つまり、正常な機能が働いていれば
脂肪細胞がたくさんある人でも
レプチンの作用によって
脳は自然と食べる量を制限し
エネルギー消費が促進され
肥満が防げるのです。
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┃満腹指令が届かないレプチン抵抗性とは?
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レプチン抵抗性になると
レプチンは過剰に分泌されているのに
脳が反応しなくなるという
機能不全を起こします。
薬と同じで、
初めて飲んだ時は、
その効果を強く感じられますが、
繰り返し同じ薬を飲んでいると
体がその成分に慣れてしまって
効果が薄れてきます。
薬の量を増やすと
最初は効くけれども
次第に効かなくなっていきます。
同じように、レプチン抵抗性も
脂肪細胞から過剰にレプチンが
分泌されているにもかかわらず
脳がそのサインをキャッチできず、
体はずっと「飢餓状態」にあると
勘違いしてしまいます。
そのため、いくら食べても
「まだ足りない…もっと食べよう!」
と、食べ続けてしまうのです。
レプチン抵抗性があると
どれだけダイエットを頑張っても
失敗する原因の一つとなります。
たとえ意志のちからで
がんばって体重と脂肪を落としても
レプチン抵抗性がある以上
脳はずっと飢餓状態だと
勘違いしたままで
さらに食べたい欲求が高まり
リバウンドしてしまうのです。
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┃レプチン抵抗性の症状
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以下のような症状のある方は
レプチン抵抗性の可能性があります。
☑︎特に砂糖や炭水化物を無性に食べたくなる
☑︎食後にもかかわらずお腹がすく
☑︎体重の増加
☑︎体重が減りにくい
☑︎ダイエットしてもリバウンドしてしまう
☑︎お腹まわりに脂肪がある
☑︎活力の低下
☑︎血糖値が不安定
☑︎中性脂肪値が高い
☑︎高血圧
☑︎頻繁にストレスを感じる
また、レプチンは炎症を引き起こす
物質でもあるため、
体内で炎症を招き、
免疫力の低下や
生活習慣病のリスクを高め
老化の要因になります。
では、どうすればレプチン抵抗性を
改善できるのでしょうか?
まずは、揚げ物やファーストフード、
加工食品、精製された砂糖や穀類を
避けましょう。
また、炭水化物の量を5〜10%に控えて
脂質を多く摂取するのもおすすめです。
そして、抗炎症で栄養価の高い
食品を摂りましょう。
具体的には次のとおりです。
野菜:
緑黄色野菜、ザワークラウトなどの発酵食品、
ハーブ・スパイス:
ターメリック、バジル、オレガノ、
タイム、ローズマリー、セージなど
低糖質の果物:
レモン、ライム、ベリー類など
健康的な脂肪:
アボカド、ココナッツオイル、
グラスフェッドバター、ギー
オーガニックのエキストラ
バージンオリーブオイルなど
動物性タンパク質:
牧草牛、放し飼いの鶏と卵、
野生の鹿や猪、天然の魚など
その他、ナッツや種子類、ボーンブロススープ、野菜スープ、
リンゴ酢、緑茶などもおすすめです。
ファスティングも、
レプチンや脳の機能をリセットする
効果的な方法です。
ですが、ファスティングに関しては、
自己流でやってしまうと、
症状を悪化させ、体調不良を起こすなど、
危険が伴います。
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