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ダイエットの敵、実は脳のトリック!? 肥満のナゾに迫る!

「体重を気にしているのに、
つい食べ過ぎてしまう…。」

そんな経験ありませんか?

食べ過ぎが肥満の原因になることを
十分に理解していて、

自分でも

「これ以上食べたらヤバい!!」

とわかっているにもかかわらず、

箸が止まらない…。

つい、お菓子の袋を開けてしまう…。

お腹が膨れているのに、
甘いものが欲しくなる…。

欲望のままにパクパク、パクパクと
食べてしまった後、ハッと我に返ると

「ああ、また食べてしまった…。」
と、後悔の念に駆られる。

そんなことはありませんか?

実は、これは、

脳が誤作動を起こしている
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ために起こっています。

脳は、食欲を含め、思考や行動の
すべてをコントロールする最高司令官です。

司令官の命令に争うことはできません。

ですが、原因を知って対策をしておけば
脳の誤作動からの肥満を防ぐことは可能です。

そこで本日は、

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脳の誤作動から起こる
肥満を防ぐ方法
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をお届けします!

スタンフォード大学によると、

体重は、脳によって
一定に保たれるようになっています。

脳には、適正体重の設定値があり、

食物摂取とエネルギー貯蔵
のバランスをコントロールして

その値から大きく外れないよう
食欲を調整しているのです。

脳が正常であれば、

体に十分なエネルギーがある時は、
食べる量は自然に減り、

運動などでエネルギーが枯渇している時は、
食欲が増すようになっています。

ところが、慢性的なストレスがあると、

脳は、適正体重をより高い数値に
リセットしてしまうことが
わかっています。

例えば、仕事が忙し過ぎたり
誰かに理不尽な扱いを受けて
ストレスが溜まっていたりすると、

過食気味になることがありますよね。

それは、脳が、

「あなたはもっと体重を
増やさないといけないから、
もっと食べなさい!」

と誤った命令を出してしまっているから。

つまり、

肥満は脳の誤作動が原因
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なのです。

この考え方は、成人の41.9%が
肥満のアメリカで主流になっています。

アメリカでは、肥満解消のため、
脳をコントロールして
体重を減らすための薬物治療が
注目を浴びています。

ただ、こういった減量薬の利用は、
長期的な体重管理に有効かどうかは
まだ証明されておらず、

合併症やうつなどの副作用を起こす
危険性があります。

やはり、安易に薬を利用することは
避けたいところです。

とはいえ、脳が誤作動を起こすと
意志の力だけでは、どうにも
自分の食欲をコントロールすることは
できません。

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脳が誤作動を起こしていても
体重増加を防ぐためにできることは?
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それは、

大豆油が入った食品を減らすこと
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です。

2015年の研究から
わかったことがあります。

それは、肥満やインスリン抵抗性、
糖尿病、脂肪肝を最も誘発するのは、

リノール酸を多く含む大豆油です。

つまり、

大豆油が最も肥満を促進させる
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ということです。

ちなみに、大豆油は、
食用植物油脂のうち世界で2番目に
多く生産されています。

安価で色や匂いが少ないため、
天ぷら油やサラダ油に使われています。

また、マヨネーズやドレッシング
マーガリンやショートニングの
原料として使われています。

そのため、加工食品をよく利用する人は
大豆油をたくさん摂取してしまうことになります。

ですので、普段からなるべく
購入を控えるようにしておくと

いざ食欲が暴走してしまったときでも
口に入る機会を減らせます。

ストレスケアももちろん大事ですので
また別の機会で情報をお届けしますが、

食欲を我慢することが難しい
と感じる方にとって、

本日の記事が参考になれば幸いです。

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