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市販の虫除けスプレーは危険?!天然オイルで虫除け対策

お庭で草むしりをしていると

「ブ〜ン」

どこからともなく聞こえてくる
あの不快な羽音。

パチンと叩こうにも
すばしっこくてなかなか叩けず
イラッとしませんか?

よくO型が蚊に刺されやすいといわれますが、
うちの家族の中では、
B型の娘が一番よく刺されます。

そんな彼女のために、我が家では
手作りの虫除けスプレーを作っています。

虫除けスプレーを手作りするようになったキッカケは、
市販の虫除けスプレーの害を知ったからです。

市販の虫除けスプレーには、
ディートやピカリジンといった
成分が含まれています。

特にディートは、蚊だけでなく
ノミ・ダニ・ブヨ・トコジラミ・ヤマビル・アブ
などにも有効なので、

山登りや川遊びに行かれるなら
虫に刺されるよりは
使った方が良いかもしれません。

ですが、残念ながら
完全に安全とは言えません。

ディートは今まで重篤な被害報告がないため
国も使用許可を出していますが、

研究では、長期間の使用によって、
脳の細胞機能を損なう可能性がある
ということがわかっています。

また、人が使用する量を
ラットに与えた研究では、

ラットの行動に異変が起こり、
中には死亡したラットもいたそうです。

大量のディートを使用した場合、

・目と皮膚の刺激
・記憶喪失
・頭痛
・虚弱感
・疲労感
・筋肉や関節の痛み
・吐き気
・震え
・息切れ

などが起こる可能性があると
示唆されています。

これらの症状は、数か月後、数年後に
現れることもあり、

デューク大学医療センターでは、
30%以上の濃度の製品は
使用しないよう呼びかけています。

国内の虫除け製品は
安全基準を満たしていますが、

極力、体に害のあるものは
避けて欲しいと思います。

そこで、本日は、

◤ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄◥
天然アロマオイルで
体と心に優しい
虫除け対策
◣___________◢

をご紹介します。

虫除け用の精油を選ぶ時は、
虫が嫌う成分

・シトラール
・シトロネラール
・シトロネロール

を多く含むかどうかがポイントです。

特に効果が高いものを4つご紹介します。

1️⃣レモンユーカリ(ユーカリシトリオドラ)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
シトロネラールを70〜80%含みます。

製品によっては、含有量が異なるため
成分がわかる製品を購入してください。

2️⃣レモングラス
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
シトラール70〜80%、
シトロネラール2〜10%
含まれています。

3️⃣シトロネラ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
シトロネロール10〜15%、
シトロネラール35〜45% で、
レモンっぽい香りがします。

レモンユーカリやレモングラスより
肌には優しめです。

4️⃣ゼラニウム
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
蚊が嫌う植物として有名な
センテッドゼラニウムから
抽出されるゼラニウムには、

シトロネロールが25〜40%ほど
含まれています。

ゼラニウム以外はどれも
レモンっぽい”ツン”とした香りが
特徴的です。

”シトロネロール”は、比較的
皮膚に優しい成分ですが、

シトラールやシトロネラールは
皮膚刺激がある成分ですので、

たくさん使う場合は、
直接肌につけずに、
衣類につけましょう。

 

【使い方】

アロマスプレーで使うのが一般的です。

精油は、単体で使うより
複数を混ぜて使った方が、

皮膚刺激が強い成分などは
抑制されます。

肌のことも考えると
他の精油をブレンドして使うのが
おすすめです。

<ブレンド例>

ユーカリレモン 8滴
ラベンダー  8滴
ゼラニウム  4滴
シトロネラ  3滴

無水エタノール 10ml
精製水 90ml

ガラス製のスプレーボトルに
無水エタノールと精油を混ぜます。

その後、精製水を入れます。

使用前は、ボトルをよく振ってから
スプレーしてください。

皮膚が弱い方は、衣類につけるようにして
直接皮膚にかからないようにするのが
おすすめです。

精油は体だけでなく、
心にも作用するので、

虫除け➕リフレッシュ効果もあるので、

蒸し暑くなるこれからの季節に
ぜひお試しくださいね!

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