昨日は、
☑︎現代人の脳はGABAを自分で作れなくなっていて
睡眠の質が落ちている人が多い
☑︎GABAは口から摂取しても脳には届かないため
熟睡のためには、脳のGABA生成力を
高める必要がある
☑︎脳のGABA生成力を高めるために
2つのステップがある
ということをお伝えしました。
もしまだお読みでない方は、
こちらからお読みください。
https://sub.health-information.net/backnumber/7hs5VrSXYTE6
今日は早速、
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熟眠へ誘うGABAを
生成できる脳をつくる
2つのステップ
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について詳しくお届けしていきます。
昨日ご紹介した2つのステップが
こちらです。
1️⃣材料を摂取する
2️⃣生成条件を整える
この二つのステップは、
料理と似ています。
例えば、天ぷらを作ろうとしたら
材料として、
・えび、イカ、鶏肉、野菜など
・油
・小麦粉
・卵
・水
などの材料が必要です。
そして美味しく揚げるためには、
・食材の鮮度
・衣の薄さ
・油の温度
などの条件を整える必要があります。
材料も条件もどれかが欠けてしまうと
美味しい天ぷらは作れません。
同じように、脳に十分なGABAを作るためには
GABAを作るための栄養素を摂取することと
生成できる条件を整える必要があります。
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1️⃣GABAの材料となる栄養素
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GABAの生成に必要な栄養素は、
たんぱく質とビタミンB6です。
【たんぱく質】
牛・豚の赤身、魚介類、納豆、卵など
【ビタミンB6】
マグロ、カツオ、レバー、バナナ、
さつまいも、大豆製品など
バランスの良い食事を心がけていれば
不足することはなくなってきます。
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2️⃣GABAの生成を最大化する条件を整える
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GABAは食品にも含まれていますが、
口から摂取しても直接脳には届きません。
そこで脳内でGABAを
生成する力を最大化するための鍵となるのが
腸内細菌です。
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実は、脳から遠く離れた腸に住む細菌たちが
脳内GABAの生成に大きく関与しているのです。
ある研究結果をシェアすると、
腸内に乳酸菌やビフィズス菌などの
善玉菌が少なくなると
次のようなことが起こります。
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脳内のGABAの量が減少
↓ ↓ ↓
脳が興奮状態になる
↓ ↓ ↓
神経炎症が起こる
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神経に炎症が起こると、
様々な障害が起こります。
例えば、
運動障害なら、
☑️手や足の力が入らない
☑️歩きづらい、走りづらい
☑️立ち上がるのに苦労する
感覚障害なら
☑️身体がしびれる
☑️身体の感覚がなくなる」
自律神経障害なら
☑️立ちくらみがする
☑️汗をかかない
などです。
脳内のGABAを増やすには、
まずは、GABA入りのお菓子より
腸内環境を整えることが先決です。
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GABAを増やす最高の食品
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乳酸菌を豊富に含む
発酵食品を取ることがおすすめです。
例えば、
☑︎ザワークラウト
☑︎キムチ
☑︎ビートクヴァス
(赤かぶを発酵させて作ったドリンク)
☑︎ココナッツミルクのヨーグルト
☑︎コンブチャ
☑︎ピクルス
(酢漬けではなく、野菜を発酵させて作ったもの)
☑︎味噌、納豆、テンペなどの
大豆の発酵食品
上記のような発酵食品を取ると
腸内環境が整うことで
脳内でのGABAの生成力が高まります。
こういった食品を摂取して、
腸内の環境を整えることで
脳内GABAが増えて
イライラやストレスの解消、そして
安眠効果が得られるようになるのです。
睡眠の質がイマイチだと感じる方は
脳内GABAを増やす食習慣に
シフトしてみてくださいね。