こんばんは！
ヘルスインフォメーションの
小林です。
秋が終わりに近づき、
人によっては健康診断や
人間ドックの通知を受け取っている方も
いるのではないのでしょうか？
そんな時に
つい意識してしまうのが
1週間前からの運動や
前日の健康食など…。
やりたくなる気持ちは
分かります。
でも実は…
その”健康のための行動”が
健康診断の数値を
悪化させている可能性があるのです😰
そこで、今回は健康診断前の
NG行動リストを紹介します。
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健康診断前にやってはいけないこと
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さっそく、
健康診断前のNG行動を見ていきましょう。
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以下NG行動一覧⬇︎
①普段運動していないのに前日にウォーキング
→ストレスホルモンの影響で血液検査の数値が変動
②前日だけ脂っこい食事を避け、健康食に切り替える
→病気や異常の早期発見の妨げ
③前日にサウナや長風呂でリラックス
→水分不足により血液検査の数値が変動
④マッサージで血流をよくする
→肝臓疾患や炎症の恐れ
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①前日運動がよくない理由
ウォーキングといった運動をすると
筋肉は糖や脂肪を消費しますが、
普段運動していない人は、
急な運動で
ストレスホルモン（アドレナリン、コルチゾールなど）が
増加します。
これにより
肝臓に貯蔵されている「グリコーゲン」が
ブドウ糖に分解され、
血糖値の値が
通常より高く出てしまうのです。
また、急な運動で汗をかくと
血液中の水分量が減少し、血液が濃縮されて
赤血球濃度（ヘマトクリット）や血小板などが
高めに出ることがあります。
赤血球濃度や血小板が高めになると、
血液の粘り気が上昇し、血流が悪くなるため、
様々な健康リスクが生じます。
②前日の食事の切り替えがよくない理由
例えば、前日のみ
脂っこい食事を抑えると、
脂質や糖質の値を
ある程度抑えられるかもしれません。
しかし、健康診断の目的は
自分の普段の健康状態を正確に把握し、
病気の早期発見・予防に役立てることです。
そのため、
前日だけ「悪あがき」的に食事を切り替えるよりも、
普段通りの生活をして算出された結果を
知ることが重要です。
診断前の対策によって、
一時的に数値が良くなっても
異常発見の遅れにつながるため、
あまりおすすめできません。
実際に、HDL（善玉コレステロール）は
急な食事制限や脂質摂取量の変化で、
一時的に上下します。
HDLが高まると
動脈硬化が進行し、
心筋梗塞や脳梗塞といった
命に関わる深刻な疾患リスクが大幅に高まります。
前日だけ健康食に切り替えると、
普段の生活を反映した数値ではなくなるため
正確な評価ができず、
長期的には
体を傷つけてしまう恐れがあるのです。
③前日のサウナ・長風呂がよくない理由
長時間の入浴やサウナは大量の汗をかくため、
体内の水分が減少します。
運動と同じく
赤血球濃度や血小板が高めに出ることがあります。
特に、
血液検査の数値に
影響を起こしやすいです。
④マッサージがよくない理由
健康診断で、
肝臓の健康状態を示す
AST・ALT（肝機能酵素）やLDHが、
筋肉刺激によって
一時的に上昇する場合があります。
本来は異常がなくても
肝臓に炎症がある・肝臓疾患を起こしているなどと
判断されてしまう恐れがあるのです。
マッサージで血流が良くなっても
血糖値・血圧などの数値は
即座には改善されないため、
やめておくのが無難です。
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いつもと同じ生活を
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健康診断前に
「良かれ！」と思った
行動をしても
長期的に見たら、
悪影響を与えていることがあります。
前日だけの
いつもと違う行動が
数値のズレを起こし
正確な診断を妨げてしまうのです。
異常の発見が遅れて
長期の入院なんてことにもなったら
悔やんでも悔やみ切れないですよね…。
高血圧・脂質異常症・
糖尿病といった生活習慣病は、
初期には自覚症状がほとんどありません。
しかし、
放置すると動脈硬化が進行し、
心筋梗塞や脳梗塞といった
命に関わる重大な疾患に
つながる恐れがあります。
健康診断は、
こうしたサイレントキラー（静かなる殺人者）と呼ばれる病気を
自覚症状が現れる前に
発見できる絶好の機会です。
診断前でも
いつも通りの生活を心がけるのが
ひとつの手なのです。
診断が近づくにつれて
焦りや不安を感じすぎてしまう方は、
リラックスした
いつもの生活を考えてみてくださいね😌
