日刊マガジン

辛い冷え性…靴下と重ね着、逆効果かも!?

ヘルスインフォメーションの鈴木です。

冬に入ると、

朝、布団から出るのがつらい…
靴下を重ねても足先が冷たい…
手がなかなか温まらない…

気温が下がってくると、
部屋にいるだけでも
手先の冷たさを
感じるようになります。

それだけで
「今年も冷え性がつらいな…」
と感じている方も
多いのではないでしょうか。

そして冷えを感じたとき、
多くの方が
無意識に同じ対策を選んでいます。

「とにかく冷える末端を
温めればいいはず」

「冷え性なんだから、
サウナやお風呂で温めよう」

そう思って、
こんな対策をしていませんか?

・厚着をする
・カイロを貼りまくる
・生姜や辛いものをとる
・サウナや岩盤浴で汗をかく

一見、どれも正しそうに見えますよね。

ですが実はこれ、
冷えを改善するどころか、
悪化させているケースも少なくありません。

なぜなら、冷え性にも
タイプ(原因)があるからです。

今日は、

「なぜ温めても冷えるのか」
「なぜ人によって効く対策が違うのか」

その理由とあわせて、

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体質から見直す
冷え性・正しい3タイプ改善法
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を、お伝えします。

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「温めているのに冷える」落とし穴
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冷え性というと、

「血流が悪いから」
「とにかく冷やさなければいい」

そんなふうに考えて、
温めることだけに
意識が向きがちです。

ですが実は、
それだけでは
冷えが改善しないケースも
少なくありません。

というのも、
冷えの原因は
一つではないからです。

東洋医学の考え方では、
冷えは大きく分けて
次の3タイプに分かれます。

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冷えの3タイプ
__________

① 血が足りないタイプ(血虚)
② 血の巡りが悪いタイプ(瘀血)
③ 熱を作る力が弱いタイプ(腎陽虚)

この違いを無視して

「とりあえず温める」

対策を続けると、実は対策が
真逆になってしまうこともあります。

ここからは、
この3タイプを
1つずつ見ていきます。

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① 血が足りないタイプの冷え(血虚)
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こんな症状はありませんか?

・手足の先が特に冷たい
・疲れやすい
・立ちくらみしやすい
・爪が割れやすい
・髪や肌が乾燥しやすい
・ドライアイ
・細身で筋肉が少なめ

このタイプの方は、
血液の材料が不足していて、
血がうまく作れていません。

そのため、
体の中心で生まれた熱を
末端まで運ぶことができず、
冷えを感じやすくなります。

このタイプの方が
多くの人がやってしまうのが、

・生姜や唐辛子など刺激で温める
・サウナや岩盤浴で汗をかく
・厚着でなんとかしようとする

といった対策です。

ですが東洋医学では、
血が足りていない状態で
汗をかくことは、
さらに消耗を招くと考えます。

東洋医学では、
汗は血に近いもの。

つまり、
血が少ない人が汗をかくと、
さらに血を減らしてしまい、

「その場は温かい → すぐ冷える」

を繰り返しやすくなります。

このタイプに必要なのは、
温めることではなく、
血を作ることです。

そのために大切なのが、

✔︎ タンパク質(血液の材料)
※赤身肉がおすすめ

✔︎ 鉄分(タンパク質と一緒に摂る)

そして、
筋肉量が少ないと冷えやすいため、

✔︎ 軽い運動で筋肉を増やす

これが、
血虚タイプの
冷え改善の近道です。

この血虚タイプは、
特に女性に多く、
3タイプの中でも
もっとも多い冷えの原因です。

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② 血の巡りが悪いタイプの冷え(瘀血)
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次は、
血はあるけれど
流れが滞っているタイプです。

こんな症状はありませんか?

・下半身は冷えるのに、上半身はのぼせやすい
・足が重い、むくみやすい
・肩こり、頭痛が多い
・生理痛が強い
・クマやシミができやすい
・唇の色が暗く見える

このタイプは、
血液の量はあるものの、
巡りが悪くなっているため、
冷えが起こっています。

そのため、

・厚着をする
・温かい飲み物を飲む
・サウナやホットヨガで温める

といった対策だけを続けても、
根本的な改善にはつながりません。

問題は
「冷えていること」ではなく、
巡りが滞っていることだからです。

このタイプに必要なのは、
血流のポンプを
しっかり動かすこと。

特に重要なのが
下半身の筋肉です。

✔︎ 歩く
✔︎ つま先立ちをする

といった動きで、
ふくらはぎを使うことがポイント。

ふくらはぎは
「第二の心臓」と呼ばれ、
ここを動かすことで、
全身の血流が
改善しやすくなります。

さらに、
血液が流れやすい環境を
整えることも大切です。

・水分不足を防ぐ
・睡眠をしっかりとる
・ストレスを溜めない

これらも
巡り改善には欠かせません。

なお、
①血虚と②瘀血の
両方に当てはまる場合は、

まずは
血を作る(血虚の対策)ことを優先し、
そのうえで
巡りを整えることを
意識してみてください。

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③ 熱を作る力が弱いタイプの冷え(腎陽虚)
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最後は、
体のエンジンそのものが弱く、
熱を作る力が低下しているタイプです。

こんな症状はありませんか?

・手先より、足首・腰・お腹が冷える
・トイレが近い(頻尿傾向)
・一年中、冷えを感じる
・夏でも冷える

このタイプは、
年齢とともに出やすくなる
冷えの一つです。

外から温めても、
体の中で熱を作れないため、
すぐ元に戻ってしまいます。

そのため、
カイロや温かい飲み物は
一時しのぎにしかなりません。

このタイプの冷えには、
深部体温を高めることがカギ!

対策のポイントは、

✔︎ 筋肉量を増やす
(毎日のウォーキングや
スクワットなど下半身を動かす)

✔︎ 冷たい飲食を控える
(一度冷えると戻りにくい)

特に下半身の筋肉は、
体温を生み出す重要な場所です。

 

冷え性は、

「とにかく温める」
「サウナやお風呂に入る」

だけで治るものではありません。

まず大切なのは、
自分が
どのタイプの冷えなのかを
知ることです。

血が足りていないのか
巡りが悪いのか
熱を作る力が落ちているのか

ここがズレたままでは、
どれだけ頑張っても
冷えは改善しにくくなります。

「冷えは体質だから仕方ない」

そう思っていた方こそ、
一度、対策を見直してみてください。

冷えは、
タイプ別に
正しく向き合えば、
体はきちんと応えてくれます。

この冬は、
なんとなくの温活を卒業して、
体質に合った
冷えケアを意識してみてください♪

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