ヘルスℹ️事務局の森です。
穏やかな日が続き、
外出もしやすい季節に
なってきました。
みなさんは、最近
ちゃんと体を動かせていますか?
「健康のために、週3回はジムに通っています」
「ウォーキングが毎朝の日課です」
「自宅トレーニングを毎日行っています」
健康維持のために、運動を
しっかり習慣化されている
方も多いのではないでしょうか。
実際、週に150分程度の
運動をするだけでも、
全く運動をしない人に比べ、
早死にリスクが30%も
下がることがわかっており
米国保健福祉省(HHS)の
身体活動ガイドラインでも
運動時間の確保が推奨されています。
しかし、
ここで1つ見逃されがちな
”落とし穴”
があります。
それは、
「どれだけ座っているか」
という時間の長さです。
例えば・・・
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・朝は、軽くストレッチをして
ゆっくり新聞を読みながら
コーヒーとともに朝ごはん。
・午前中にスーパーまで早歩き。
買い物を済ませ、帰ったら
テレビの前でひと休み。
・午後は、ジムでひと汗かいて
気分もスッキリ。
帰宅後は動画やドラマの鑑賞、
時折スマホでLINEや写真を楽しむ。
・夕飯を済ませ、
食後はゆっくりテレビタイム。
ーーーーーーーーーー
「今日1日健康的に過ごせたわ」と
思っても
振り返ると、運動している時間以外
ずっと座って過ごしていませんか?
実は、どんなに運動をして
体を動かしていても
「1日”10.8時間”以上座っている人』
は、心筋梗塞や、心不全などの
心血管リスクが
急激に上がることが
最新の研究で明らかに
なっています。
この「10.8時間」というラインは、
ただの平均値ではなく
ここを超えると一気に
リスクが跳ね上がる
分岐点です。
ジムのトレーニングや
健康な運動習慣も
動かない時間が長ければ、
その結果は帳消しになる可能性が
あるということです。
健康状態は、
「動いた時間」「鍛えた時間」
だけで決まるわけではなく、
「動かなかった時間」
の影響も大きく受けるのです。
座りがちな生活に及ぼす影響は
心血管へのダメージだけでなく、
脳卒中や脳梗塞などの、
脳血管リスク。
高血糖状態が続くことによる
糖尿病リスク
様々な疾患リスクが
過去の研究で指摘されています。
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日本人は世界一座っている
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シドニー大学の研究機関が
20か国22万人を対象に
調査した結果、
日本人の1日の座っている
平均時間は約7時間。
リタイア後や在宅中心の
生活になると1日10時間以上。
これは、
世界で最長であるという
結果がでています。
働いている世代でも、
通勤時の電車や出勤後の
デスクワーク、1日の大半を
椅子で過ごしていることも
珍しくないです。
<少しずつでも
立ち上がる習慣を>
ジムやトレーニングも大事な
習慣ですが、同時に
座っている時間をこまめに
中断することが
同じくらい重要です。
例えば、
・テレビを30分みたら、階段を駆け上がったり
腕立て伏せやスクワットを行ってみる
・食後はすぐに座り込まずに、
庭掃除や散歩にでかける習慣を作る
・スタンディングデスクで
立って仕事をする
・通勤バスや電車は立って乗車、
エレベータは使わず階段で移動
など、日常生活や仕事の時間
の中で、座らない時間を
意識的に増やしていくことです。
また、
自身の活動の状態を
記録してみることも
おすすめです。
その際、活動量を記録できる
スマートウォッチや、
健康リングなどを取り入れると、
・1日の歩数
・立ち上がった回数
・座り時間のアラート
・心拍の変動
などご自身の1日の活動量を
把握することができます。
「今日は座っている時間を
○○時間に収めることができた」
「思ったより動いてなかった」
など、気づきと見直しができます。
運動時間を作る + 座る時間を短くする
1分でも多く動く習慣を心掛けて、
これから10年後・20年後の健康を
手に入れてくださいね。
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