秋も深まり、
本格的になってきましたね。
「最近、特に朝晩の
冷え込みが厳しくなり、
関節がズキズキするようになった…」
と感じている方も
多いのでは
ないでしょうか?
冬に多くの人を
悩ませる関節痛。
その原因は、
脳や脊髄から体全体に
張りめぐらされた
末梢神経の損傷に
あります。
この神経が傷つくと、
痛みの刺激が体に伝わりやすく
なってしまうのです。
末梢神経とは、
体の隅々に情報を
伝える神経です。
この神経は血管と
共に構成されており
身体中を張り巡っています。
末梢神経が傷つけられてしまうと、
ダメージを受けた箇所が
『痛み』の刺激を
全身に伝えます。
この傷が治らない限りは、
末梢神経は痛みの刺激を
伝え続けていきます。
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では、なぜ、寒さで
末梢神経が傷つくのか?
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このメカニズムを
知っておくことが重要です💡
冬に向けて気温が
下がっていくと、
身体は熱を逃がさないように
血管を収縮させます。
血管の収縮により
血行が悪くなる
↓↓↓
老廃物が溜まりやすくなり、
筋肉に疲労物質が溜まっていく
↓↓↓
血液の流れにのせて
疲労物質を取り除くことが
できなくなり、
ますます筋肉が硬直する
↓↓↓
硬直した筋肉が、
血管を押しやり、
血管と共に構成されている
末梢神経を傷つけ
痛みを全身に伝達
してしまう
ということです。
また、骨と骨との間にある
《軟骨》は、
クッションの役割を
果たしています。
軟骨が正常な状態では
痛みは感じにくいのですが、
日頃から仕事やスポーツで、
必要以上に体を動かしている方や、
加齢によって軟骨が
すり減っている方などは、
軟骨による保護が薄く、
末梢神経が傷つくと
ダイレクトに痛みが響いてしまう
ため、冬場に関節痛を
引き起こしやすくなるのです。
ここまで来ると
冬の関節痛緩和のキー🔑は、
血行改善と末梢神経の傷ケア(=炎症取り)
ですね✨
実は意外と知られていませんが、
『はちみつ』と『シナモン』には
驚くべきセルフケア効果があるんです!
この2つを同時に摂取する
ことがおすすめです✨
1. シナモン
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シナモンに含まれる
”シンナムアルデヒド”という
成分には血管を広げてくれる効果と
強力な抗炎症・鎮痛作用が
あります。
26種類のスパイスの研究でも
にんにくやオレガノを抜いて、
炎症改善効果が一番高かったのが
シナモンと言われています。
関節痛のような慢性炎症
には大変効果的です。
2. はちみつ
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はちみつには、
抗酸化作用や抗菌作用があり、
末梢神経の炎症の悪化を抑える
効果が期待できます。
また、ビタミンやミネラルも
豊富に含まれているので
関節の健康維持もサポートできます。
【毎日の生活に
取り入れやすい簡単レシピ】
▶︎ホットはちみつシナモンドリンク:
温めた牛乳や豆乳、お湯などに、
はちみつ小さじ1杯と
シナモンパウダー小さじ1/2杯
を混ぜて飲みます。
寝る前に飲むと身体が温まり
リラックス効果も得られます。
▶︎はちみつシナモンペースト:
はちみつとシナモンパウダーを
同量混ぜてペースト状にします。
フルーツに添えたり、
ヨーグルトにかけたり、
様々な方法で楽しめます。
▶︎はちみつシナモン生姜湯:
すりおろした生姜を加えることで、
身体を温める効果が
さらにアップ!
冷えが強い日に特におすすめです。
⚠️注意点
シナモンに含まれる
クマリンという成分は、
過剰に摂取すると
肝臓に負担をかける
可能性があります。
適量を守って
摂取する必要があります。
シナモンを選ぶ際には、
クマリンの量が少ない
セイロンシナモンが
オススメです。
また、持病がある方、
妊娠中の方は、
医師に相談してから
摂取してください。
寒さが増してくる今から、
身近なシナモンとハチミツで
関節痛ケアをはじめてくださいね!