こんばんは
ヘルスインフォメーションの
田澤です。
ぐんぐん気温が
下がっていくこの時期は、
体温を維持するために
血管が収縮するので
血圧が上昇しやすい時期です⚠️
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室内であっても
温度が18℃以下だと
高血圧や
心臓血管疾患のリスクが
高くなるので、
WHO(世界保健機関)も
冬の室内温度は
18℃以上が望ましいと
勧告しています。
上着や靴下など
外側からの寒さ対策に
プラスして、
高い血圧を
正常値にしてくれる
おすすめの野菜が
あります🥼✨
いつもなら
季節の旬の野菜を
紹介したいところですが、
今回の野菜は
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《トマト》です!!🍅
夏野菜の定番である
トマトですが、
冬も積極的に食べて欲しいほど
抜群の栄養価を誇り、
血圧が上がりやすい
冬にこそ摂って欲しい
理由があります💡
そこで今回は、
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高血圧を防ぐ
冬トマトの効果🍅
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についてご紹介します!
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血圧を下げるデータ
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では早速、
トマトの血圧に関する
データをご紹介します🥼
▶高血圧予防
対象者は
高血圧とは診断はされていない
リスクのある高齢者7,056名
3年間にわたり行われた
大規模な研究では
1日1個 110g以上の
トマトを摂取した場合
血圧が有意に低下
また
トマトの摂取量が多いと
高血圧のリスクが
36%も減少しました✨
(参考資料:
心血管リスクの高い
高齢者集団における
トマト摂取と血圧の関連性)
▶無塩トマトジュースで血圧低下
血圧が正常値よりも高い
94名を対象にした研究では
無塩トマトジュースを
1日平均200ml摂取したところ
収縮期血圧と
拡張期血圧の有意な低下が
見られました👏
(参考資料:
無塩トマトジュースの摂取は、
心血管疾患リスクのある
地元日本人住民の血圧と
血清低密度リポタンパク質
コレステロール値を改善)
▶2週間で変化
トマトに含まれる
カロテノイドの一種である
リコピンは、
強い抗酸化力を持つ
成分です。
このリコピンを
1日あたり
5mg/15mg/30mgと
摂取量を変えて
8週間飲みました。
結果
リコピン15mgと30mgにおいて
摂取開始2週目から
収縮期血圧の
有意な低下が見られました✨
しかも
8週間後には
リコピン30mgよりも、
15mgのリコピンを摂取した方が
血圧の低下の幅に
大きな変化が現れました。
(参考資料:
トマト栄養複合体の
血圧への影響)
「最近血圧が気になる…」という方は
まずは2週間意識して
トマトを食べてみてください🥼✨
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動脈硬化予防も!
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高血圧が進行すると
血管が古くなった
ゴムのように硬くなり、
動脈硬化のリスクが
高くなります🚨
そして
動脈硬化のリスクに
拍車をかけるのが、
悪玉コレステロール(LDL)の
蓄積です。
乱れた生活習慣で
じわじわと増加した
LDLが血管内に
蓄積していくことで、
血流が悪くなり
血管への負荷が一気に増えて
動脈硬化につながります。
しかし
トマトに含まれるサポニンの
エスクレオサイドA(Esc A)には
酸化変性したLDLが
血管内に蓄積しやすくなる
ACATという酵素を
抑制する働きがあり、
動脈硬化を予防するのです!✨
心疾患や脳卒中の根本的な
原因は動脈硬化です。
「隠れた死因No,1」
と言われるほど
死亡リスクに
関わっている病気なので、
冬も積極的にトマトを食べて
血管の負担を
軽減していきましょう🥼
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冬のトマトの食べ方
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冬は気温が低く
日照時間も短いので
トマトの熟成が
進みにくい時期です…
先ほど紹介した
リコピンや
エスクレオサイドAは
熟成が進むほど
増加する成分なので、
冬トマトは
熟成させて食べましょう!💪
方法は簡単です。
トマトを
冷蔵庫には入れず
20度前後の室温で2~3日
置いておきます。
常温で追熟することで
リコピンが約60%増加したという
データもあるので、
ちょっと硬くて
色の薄いトマトは
お家で追熟して
栄養価を高めてから
食べましょう!
また
使い勝手のいい
トマト缶には、
リコピン量が
生で食べるトマトよりも
約3倍も多いという
特徴があります💡
主にトマト缶に使用されるのは
完熟したトマトなので
若干の酸味はありますが、
強力な抗酸化力を持つ
リコピンを摂る目的なら
トマト缶がおすすめです😊
血管の健康維持を
サポートしてくれる
野菜なので、
冬もトマトを
意識して食べていきましょう!🍅


