日刊マガジン

【足腰を守る🦵】足首に隠された秘密

突然ですが、

しゃがむことは
できますか?

その場にしゃがむことができない

しゃがむときに、かかとが浮いてしまう

そんな状態になっていませんか?

もしそんな状態だとしたら、
足首の柔軟性が失われている
サインかもしれません。

足首が固くなっていると、

⚠️膝や腰の関節痛が悪化する
⚠️転倒のリスクが高まる
⚠️認知症のリスクを高める

などの問題につながる
可能性があります。

足の健康を維持するためには、
太もも周りの筋肉を
強くすることが重要だと
思っているかもしれません。

実は、
あまり注目されない「足首」も
足腰の健康を維持するために
とても重要な役目をしているのです。

足首の柔軟性がアップして
正常に動くようになれば、

✅️関節痛を和らげたり
✅️転倒のリスクを減らしたり
✅️認知症の予防

にもつながります。

では、この足首を柔らかくするためには
どうすればいいのでしょうか。

それには、

2つの筋肉が重要なカギを握っています!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

今日は、
足首を柔らかくする
2つの筋肉についてお伝えします。

タイトルは、

◤ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄◥
ガチガチの足首が関節を壊す!?
足首を守る2つの重要な筋肉とは
◣_________________◢

です!

足首は身体の重心を支え、
体のバランスを保ってくれています。

でも、

足首が硬くなると
立っているときの重心が
グラグラになり、
腰への負荷が集中します。

また、

足首が硬くなることで
カカトから足をついて
ゆっくり指先に体重移動する
という動きができないので、

足を地面についたときの
衝撃がアップします。

これらが膝や腰の痛みの原因になります。

痛みのせいで動くことが嫌になり、
運動不足で筋力が低下すれば
転倒のリスクもアップします。

足首が柔らかくなることで、
体の重心が整い
膝や腰への負担が減ります。

さらに、
関節の痛みが軽減し
運動を楽にできるようになれば
認知症の予防につながる
可能性もあります。

これは以前にも
何度かお伝えしていますが、

運動により、
筋肉の刺激が
神経を通して脳にも伝わり
BDNF(脳由来神経栄養因子)が
放出されるからです。

BDNFは、
海馬など認知機能に
関連する場所から多く放出され
神経細胞の成長を助けます。

記憶力など認知機能の衰えを
防ぐことができれば
認知症の予防効果を期待できます。

足首の健康が、
足腰や脳の健康にも
つながっていたのです。

では、この足首は
なぜ固くなってしまうのでしょうか?

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足首が固くなる原因とは

————————-

足首が固くなる原因は、
スネとふくらはぎ周辺の筋肉が
衰えるからです。

一般的にふくらはぎというと、
下腿三頭筋のことを指します。
目で見てもわかりやすい
ひざ裏からアキレス腱の辺りまで
伸びている筋肉です。

この筋肉は、
ふくらはぎのなかでも
大きな筋肉なので
あまり衰えません。

歩く、立ち上がるなど
日常動作で頻繁に
使われるからです。

ふくらはぎのなかで
衰えやすい筋肉は、

==============

①後脛骨筋(こうけいこつきん)
→ふくらはぎの内側

②腓骨筋(ひふくきん)
→ふくらはぎの外側

==============

の2つです。

この2つの筋肉が、
冒頭でお伝えした

足首の重要なカギとなる筋肉です。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ふくらはぎの両サイドにある
この2つの筋肉が
あまり使われずに弱くなると、

足の指を曲げる筋肉が
非常に硬くなります。

足の指を曲げる筋肉が硬くなると
足首が曲がるのを
邪魔してしまいます。

これが後脛骨筋と腓腹筋が
弱って衰えてしまうと
足首が固くなる原因です。

でも、硬くなる理由は
それだけではありません。

通常、足首を曲げるときには、
足首の中にある
距骨(きょこつ)という骨が
足首の内側に入り込んでいきます。

ただ、足首が硬い人は
距骨が内側に入り込みにくくなり、
足首のところで詰まりが起きるのです。

これがさらに足首の動きを妨げます。

つまり、

後脛骨筋と腓腹筋が弱くなる

足の指を曲げる筋肉が硬くなる

足首を曲げるのを邪魔する

「足首固くなる」

足首の距骨の動きも悪くなる

「さらに、足首固くなる」

という流れです。

この状態では、
膝や腰への負担が大きくなったり、
転倒のリスクが高まってしまいます。

そんな問題を避けるために、
足首を柔らかくする必要があります。

—————————–

足首を柔らかくする方法は?

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足首を柔らかくするには、
硬くなっている
足の指の筋肉をほぐし、

ふくらはぎの両サイドにある
「後脛骨筋」と「腓腹筋」を
強くすることです。

足の指の筋肉がほぐれると、
距骨も内側に入りやすくなります。

それによって、
さらに足首が動きやすくなります。

後脛骨筋や腓腹筋を
強くする運動には、

・つま先立ち
・かかと歩き
・足指を曲げる

などがあります。

関節に強い痛みが出る場合は、
やり方が間違っていたり、
すでに筋肉がかなり弱っている
可能性があるので注意してください。

関節や筋肉を痛める原因になります。

今日は、
足腰の健康を保つために
足首も重要なカギになることを
お伝えしました。

足腰の関節を守るためには
足首を柔らかくする筋肉を
強くすることも大切です。

全身の筋肉をバランスよく鍛えて
何歳になっても歩ける
健康な体を手に入れてください✨️

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