ヘルスインフォメーションの
大井です。
突然ですが、
食事中のむせ、
年々増えていませんか?
それ、肺炎のリスクが高まっている
サインかもしれません…。
そこで今日は
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加齢に伴い衰える筋肉で
肺炎のリスクが増加!
予防法までご紹介
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についてお伝えします。
ご自身やご家族のむせが気になっている方は
ぜひご覧ください。
加齢に伴い飲み込む力は低下する
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普段何気なく行っている「食事」。
元気な時には”半自動”で食べられますが、
実はのどの筋肉が働くことで
成り立っています。
しかし、こののどの筋肉は
加齢とともに衰えてしまいます。
のどの筋肉が弱まると、次のような変化が起こります。
・食事中にむせる回数が増える
・飲み込むのに時間がかかる
・タイミングが合わず、食べ物が誤って気管に入る
=誤嚥(ごえん
もしかしたら
「ちょっとくらい食べ物が気管に入っても
大丈夫でしょ?」
そう思うかもしれません。
しかし、誤嚥には重大なリスクがあります。
誤嚥によって食べ物や唾液が肺に入ると
肺に炎症が起こり
「誤嚥(ごえん)性肺炎」を引き起こします。
さらに、場合によっては
窒息することもあるのです。
実は、この誤嚥性肺炎は
日本人の死亡原因第6位に入っていて
2022年には約5万6千人が亡くなっています。
(厚生労働省)
つまり
飲み込む力が弱まるだけで
命のリスクが高まるのです。
ではどうしたら誤嚥性肺炎になるリスクを
下げられるのでしょうか。
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誤嚥性肺炎を予防するために
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ここからは誤嚥性肺炎を予防するために
普段からできることについてお伝えします。
1 口の中を清潔にする
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口の中が汚れていて細菌が多いと
誤嚥した際に食べ物とともに
細菌も肺に入り、肺炎のリスクが高まります。
肺炎を防止するためには
口の中を清潔に保つことが効果的です。
口腔ケアをした人たちは
2年間の排煙発症率が半分ほどになるとの
報告もあります。
そのため、毎食後はもちろん、寝る前の歯磨きを
丁寧に行うようにしましょう。
2 舌の筋肉を鍛える
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舌の筋肉は飲み込みの力に直結します。
普段から舌を動かす口腔体操などを
行う他、はっきりと発音することも
舌を鍛える練習になります。
3 呼気の力を鍛える
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たとえ気管に食べ物が入りかけても
しっかり咳で出すことができれば
肺炎になるリスクを減らせます。
運動や歌唱、大きな声で発声などで
呼気の力を鍛えましょう。
日本耳鼻科学会には
すべての体操が紹介されているので
ご興味があればご覧ください。
https://www.jibika.or.jp/owned/healthy-aging/swallowing.php#:~:text=%E5%9A%A5%E4%B8%8B%E9%9A%9C%E5%AE%B3%E4%BA%88%E9%98%B2%E3%81%AE%E3%82%AB%E3%82%AE%E3%81%AF%E7%AD%8B%E5%8A%9B%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%97&text=%E3%81%BE%E3%81%9F%E9%AB%98%E9%BD%A2%E3%81%AE%E5%AE%B6%E6%97%8F%E3%81%AB,%E4%BA%88%E9%98%B2%E3%81%AB%E5%8A%B9%E6%9E%9C%E7%9A%84%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82
飲み込む力をいつまでも若々しく保ち
おいしい食事を楽しみ続ける毎日を目指しましょう!
ご自身だけでなくご高齢のご家族にも
ぜひシェアしてくださいね。
本日もご覧いただきありがとうございました。