日刊マガジン

「神経は再生しない」はもう古い?回復を左右する3つの条件

こんばんは。
ヘルスインフォメーションの大井です。

今日は
40代以降の方にとって
決して他人事ではない話をします。

・最近、言葉がすぐ出てこない

・物忘れが増えた気がする

・眠りが浅く、目が覚めてしまう

・手足のしびれや冷え

・以前より転びやすくなった

もし一つでも当てはまるなら、
それは
神経ダメージのサインかもしれません。

今や、
脳卒中や認知症は
5人に1人が罹患すると言われていて
決して特別な話ではありません。

これまで医学では

脳や神経は一度損傷すると再生しない
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

これが長年の常識でした。

だから、
物忘れも不眠もしびれも

「仕方ない」

で終わらせるしかなかったのです。

しかし、最近
この前提が変わり始めています。

最新研究で明らかになったのは、

神経は“つなぎ直す”ことで
機能が再生する

という、常識を覆す結果でした。

もし、それが本当なら

年齢のせいだと諦めていた症状も
脳の病気の後遺症も
変化の余地があるかもしれません。

本日は

■□━━━━━━━━━□■
脳神経の回復メカニズムと
それを左右する土台の整え方
■□━━━━━━━━━□■

についてお伝えします。

◆ そもそもの脳や神経のしくみとは
==================

私たちの体は、
脳から伸びた“電線”のような神経で
全身とつながっています。

手を動かす
目で見る
痛みを感じる

これらはすべて、

脳 ↔ 神経 ↔ 体

このネットワークのおかげで行えます。

もし神経が傷つくと、
情報が脳に届かなくなります。

すると

・目は無事なのに見えない
・筋肉はあるのに動かせない
・触れているのに感じない

という症状が現れます。

そして、神経は再生しないという考えが、
長年の常識でした。

◆ 脳神経の回復についての研究
==================

マウスの視神経を傷つけ、
その後の変化を観察した研究があります。

(Athanasios S. Alexandrisら、2025)

通常、視神経が切れると
視力は回復しないと
考えられてきました。

ところが、
残っていた神経細胞が

・新しい枝(突起)を伸ばし
・別の神経細胞とつながり直し
・これまでとは違うルートを作り
・実際に視覚機能が一部回復していた

ことが確認されたのです。

つまり、

壊れた神経そのものが元通りになるというより
別の道を作って機能を補う

という現象が起きていたのです。

「神経の再編成」

今回の最大のポイントです。

ただし――

この再編成は、
いつでも起こるわけではありません。

 

◆ 神経機能が回復する条件
==================

神経が回復しやすい状態には
共通点があります。

① 慢性炎症が少ない
(→脳の回復を遅らせる
内臓脂肪などの炎症性物質が少ない)

② 血糖値が安定している
(→高血糖は神経の柔軟性を失わせる)

③良質な睡眠
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(→神経を元気に保つための老廃物除去は
睡眠中にしか行われない)

神経が枝を伸ばすには、
大きなエネルギーが必要であり、

周囲の状態が良くないと
その力は発揮できません。

生活習慣を整えて
これら3つを整えることが
回復の土台になります。

 

◆神経を元気に保つためにできること
==================

① 適度な運動
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
運動をすると
BDNF(脳を育てる物質)が増え、
神経のつながりを促進します。

② 良質な睡眠
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
神経を元気に保つための老廃物除去は
睡眠中にしか行われません。

質の良い睡眠を、
7~8時間とることを心がけましょう。

③ 血糖コントロール
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
血糖値をコントロールする能力や
脂肪をエネルギー源とする
適応力が重要です。

そのためには
空腹時間の確保が有効です。

*  *

体には本来、
回復しようとする力があります。

問題は年齢ではなく、
神経の周囲の環境です。

✔ よく眠る
✔ 運動する
✔ 血糖を整える

この積み重ねが、
将来の脳と神経の回復力の土台になります。

5年後、
「やっておいてよかった」
と安心できる未来か、

「あのとき整えておけばよかった」
と後悔する未来か。

その分かれ道は、
今日の小さな積み重ねです。

できることから、
1つずつ整えていきましょう!

Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.