ヘルスケアマガジンバックナンバー日刊マガジン

集中力を劇的改善!最強の昼寝法で効率倍増

皆さんは、普段から
1つのことに集中して取り組めていますか?

例えば、朝、コーヒーを飲んで
頭をシャキッと目覚めさせて

「さあ、この仕事を片付けるぞ!」
と気合を入れて、

目の前の仕事に取り掛かろうとした矢先。

メールのお知らせが目に入り、
つい開いて返信し始める…。

返信文を書いていたら、
ちょっと気になることができて
調べ物をし始める…。

そうこうしているうちに、

「あれ?終わらせたい仕事があったのに
ちっとも進んでいない…」

そんなことはありませんか?

集中したいと思っているのに、
なぜか他のものが気になって
気が散ってしまう。

実はこれ、

マイクロサッケードという
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
眼球の動きが原因
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
なんです。

マイクロサッケードとは、
瞬間的に眼球が急速に動く現象のことで、

脳の集中力が低下した時
一番最初に発生します。

例えば、仕事の資料に集中しようとしても、
目が勝手にパッと関係のない方向に
動いてしまうのです。

すると今の作業とは全く
関係ない物が視界に入ります。

例えばそれが、
床に落ちているゴミなら

作業を中断して、ゴミ箱に
捨てにいくかもしれません。

メールBOXに新着メールが
届いているのが目に入ったら、

返信したり、調べ物をするなど
別の作業を始めてしまうかもしれません。

眼球が自分の意識とは
無関係に動いてしまうので、

集中したい気持ちとは裏腹に
眼球がキャッチした情報に振り回されて
気が散ってしまうのです。

そのため、集中モードに戻すまでに時間がかかり
作業が時間内に終わらなくなってしまいます。

つまり、「仕事が遅い」と言われる人は、
実は、マイクロサッケードが
原因かもしれません。

そこで本日は、

◤ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄◥
一点集中の力を引き出す
マイクロサッケード解消法
◣______________◢

についてお届けします。

マイクロサッケードは、
脳の集中力が落ちてきたときに
起こる現象ですが、

その根本にある原因は

【睡眠不足】
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
です。

「え?!でも眠気は全く感じてないのに?」
と思われた方、

正解です。

マイクロサッケードが起こっている段階では、
眠気を感じることがなく、
睡眠不足を自覚することはありません。

ただ、視界に別のものが入り
「気が散る」という感覚があるだけ。

ですが、実際に企業研修などで
睡眠の改善が行われると、

改善前と改善後では、
驚くほど作業効率が上がることが
わかっています。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━
マイクロサッケードを無視して
作業をしていると何が起こるのか?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━

次に起こるのは、
2〜7秒の短い睡眠です。

これをマイクロスリープと呼びます。

マイクロスリープは、
本人が気づかない眠気を感じた脳が

脳の一部を眠らせながら
連続稼働させるという現象です。

本人に寝ている意識はありませんが
ほんの一瞬意識が飛んだような状態です。

こうなると50%以上の確率で
なんらかのミスが起こります。

例えば、
何度も同じ文章を読んでしまう、
物を落としてしまう、
タイピングを間違うなどです。

些細なミスなので、さほど
気にならないかもしれませんが

これは、脳が眠ってしまったために
起こる現象です。

・作業が捗らない
・集中できない
・ちょっとしたミスがある

そういった方は、

マイクロサッケードが出た段階で
対処できると

集中力が驚くほど上がります。

そこで、一点集中の力を高める
マイクロサッケード解消法として
ご紹介するのは…

━━━━━━━━━━
パワーナップ
━━━━━━━━━━

「ナップ」とは、お昼寝の意味ですが、

ここでは、集中力を改善するための
戦略的なお昼寝方法をご紹介します。

脳は視覚を遮断しないと
休息できない臓器です。

マイクロサッケードを
起こさないようにするための
パワーナップには、
3つのルールがあります。

1️⃣眠くなる前に1分〜30分の仮眠を取る
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
眠気のピークがくる前にあらかじめ
眠気を解消し、脳をリフレッシュさせます。

起床後6時間後が仮眠を取るベストなタイミングです。

つまり、朝6時に起床する方は
お昼頃に目を閉じて仮眠を取ると
午後からの作業効率がグッと上がります。

眠気があるなら、
30分以内の仮眠が良いですし

眠気を感じないなら、
1分〜5分程度、目を閉じて
休憩するだけでも十分です。

2️⃣体を起こしたまま仮眠する
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
頭を横に寝かせると
脳は深い睡眠に落ちてしまい
夜ぐっすり眠れなくなってしまいます。

そこで、ネックピローなどを使って
椅子に座ったまま、頭部を固定した
状態で仮眠しましょう。

3️⃣起きる時間を3回唱える
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「10分後に起きる」などと、
3回唱えてから目を閉じると
起きる数秒前に、心拍数が上がり、
体が自然と起きる準備を始めます。

このテクニックは、夜の睡眠時にも
使えるテクニックです。

朝、目覚まし時計に無理に起こされた!
という感覚を残さないためにも、
起きる時間を唱えてから寝てみてください。

パワーナップ3つのルールで、
マイクロサッケードを解消して
自分の集中したいことに
集中できる状態をつくってくださいね。

Copy Protected by Chetan's WP-Copyprotect.