日刊マガジン

やる気を引き出す脳の調教法

【集中力アップ】脳のやる気を引き出す最強3ステップ

仕事や勉強、読書など
やらないといけないことがあるのに
やる気スイッチが入らない

ということはありませんか?

読まないといけない資料を机に置いて
「さあ、読むぞ!」と気合を
入れてみるものの

「お茶でも飲もうかな」と
お茶を入れ始めたり、

横に置いているスマホをチェックして
メールの返信をし始める。

実は、これらの行動は
脳の働きによって
無意識で行われています。

脳というのは、効率を上げるために
場所を頼りに記憶を検索し
自動的に次の準備をするように
できています。

仕事机でお茶を飲んだり
スマホチェックをしたという
過去の行動を脳が記憶していて、

その記憶に基づいて、次の行動を
準備しているのです。

ある意味とても効率の良い機能ですが、
何かに集中して取り組みたいときには
記憶の中にある行動パターンに邪魔されて
いつまで経ってもやる気が起こらず、
すべきことができなくなってしまいます。

そこで、本日は、

◤ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄◥
脳のやる気スイッチを
勝手にONにする
脳の調教術
◣____________◢

についてお届けします。

今までのやる気が入らない
行動パターンから脱して

やる気が溢れる脳に作り替えるには、

まずは、

「集中して取り組んだ!
という既成事実を作る」
 ̄ ̄ ̄ ̄
ことが重要です。

一度、既成事実を作ってしまうと
いつもと違う記憶から
脳が新しい行動パターンを
作り始めるからです。

そして、新しい行動パターンを作る時に
脳のやる気を最大化させるための
条件が3つあります。

 

1️⃣「それ」しかしない場所をつくる
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普段の仕事や勉強机の周りを
思い返してみて下さい。

何が置かれていますか?

仕事で使う資料の他に、
スマホやタブレット、
コーヒーカップやお菓子など
色々と置かれていませんか?

脳にとっては、その机と
それぞれの行動が
全て紐づいています。

だから、その机で何かをしようとしても
いろんな行動の準備を
脳が勝手にしてしまうのです。

まずは、仕事や勉強など
集中したいことがあるなら
それだけをする場所を決めることです。

それ以外のことは、
別の場所でするようにしてみてください。

そうすると、その場所にいけば
脳が勝手にやる気スイッチを入れてくれます。

 

2️⃣脳が集中する時間に「それ」をする
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脳には生体リズムによって決められた
【1日の時間割】があります。

不眠の場合をのぞいて、
多くの場合は、起床してから

1時間後:頭がスッキリしている

2時間後:重要な決断ができる

3時間後:記憶力が高まる

4時間後:最も頭が冴える

5時間後:メンタルが最強

6時間後:気分がポジティブ

7時間後:手作業が最適

8時間後:頭の働きが鈍い

9時間後:気分が安定する

10時間後:記憶力が高まる

11時間後:作業スピードが上がる

12時間後:頭の働きが鈍ってくる

就寝1時間前:頭の働きが鈍っている
(※書籍「頭がよくなる眠り方」から抜粋)

朝、6時に起床したとしたら、
10時頃が一番頭が冴えて
集中できる時間帯になります。

この時間帯に集中力が必要な作業をすると、
効率よくできるようになります。

逆にこの時間帯に、
メールの返信や単純作業をするのは
もったいないかもしれません。

また、この時間割をキレイにつくるためには
朝起床したら、太陽の光を浴びて
体内時計をリセットすることです。

場所と時間が整うと
脳が集中してやる気が起こります。

そこで勉強や仕事をやったという
既成事実を作れば、

次からは、

その時間にそこに行ったら
集中して取り組む!

というパターンを脳が覚えて
何の抵抗もなく取り組めるようになります。

そして、さらに集中力を
高める条件がこちらです。

3️⃣半分知っていて半分知らない状況をつくる
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やる気や集中力を高めるのに必須の
脳内物質があります。

それが、ノルアドレナリンという
ストレスを感じると放出される
神経伝達物質です。

ノルアドレナリンが適量であれば
集中力が高まりますが、

少なすぎたり、多すぎたりすると
逆に集中できなくなってしまうのです。

例えば、すでに知っている内容の話を
淡々とされると、ノルアドレナリンは
あまり放出されず、集中力がなくなり
眠たくなったりしますよね。

また、知らない分野の専門用語ばかりの話は
難解すぎて、ノルアドレナリンが
たくさん放出され、
逆に集中できず、眠くなりますよね。

適度にノルアドレナリンを出すには
わかる範囲と分からない範囲を
50:50の割合にすることなのです!

半分知っていて、半分知らない話だと
興味を持って最後まで集中して
聞けそうだと思いませんか?

でも、仕事の状況をいつも完璧に
50:50にすることは難しいと思います。

そういった状況の時は、
仕事以外のことではなるべく
脳を使わなくても良いように
ルーティン化させるのがおすすめです。

例えば、朝起きてから職場に到着するまでの
毎日の行動をほぼ同じにする。

服は、あらかじめ決まったものを着るなどです。

毎日のルーティンをなるべく変えないで
脳の自動操縦に任せてしまうことで
脳のエネルギーが節約できて

いざ難しい仕事をこなさないといけない時に
本領発揮できるようになります。

 

本日はやる気を引き出す脳の調教法について
お届けしました。

集中したい時に集中できるように
ぜひ普段から脳を調教してみてくださいね。

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