日刊マガジン

【要注意💀】不健康に変わるコーヒーのNGな飲み方

明日10月1日は何の日か
ご存じでしょうか?

ほっと一息つくのに
飲みたくなる飲み物に
関する日です。

実は明日は、
【コーヒーの日】なんです!

コーヒーの新年度は
毎年10月に始まるそうで、

日本では、秋冬にコーヒーの
需要が高まるため、

全日本コーヒー協会によって
10月1日は「コーヒーの日」と
定められました。

各地でコーヒーイベントが
開催されていますので、
ぜひチェックしてみてくださいね。

さて、昨今、
「コーヒーは健康によい飲み物」
と広く認識されつつありますよね。

様々な研究から、
コーヒーには

☑︎脳の活性化
☑︎心血管疾患予防
☑︎神経疾患予防
☑︎糖尿病のリスク低減
☑︎うつの抑制効果

など、多くの効果があると
わかっています。

コーヒーが好きな方や
健康を意識する方は、
豆の種類や品質には相当
こだわりがあると思います。

ですが、コーヒーの飲み方については
いかがでしょうか?

ドリップコーヒーや、エスプレッソ、
フレンチプレス、トルココーヒーなど
飲み方にも色々とありますが、

コーヒーの飲み方一つで
病気のリスクが跳ね上がるケースがある
ということをご存じでしょうか?

実は、健康に良いはずの飲み物が、
うっかり間違った飲み方をすると
逆に健康を害してしまう可能性があるのです。

だからこそ、
ヘルスインフォメーションでは
良いと言われるものでも
あらゆる可能性をお伝えしたいと
考えています。

そこで本日は、

——————————-
こんな飲み方は避けたい‼️
うっかり健康を崩壊させる
コーヒーのNGな飲み方
——————————-

をお届けします。

コーヒーの飲み方として
フィルターを使った
ドリップコーヒーが一般的ですが、

他にも、細かく挽いたコーヒーの粉に
圧力をかけて一気に抽出する
エスプレッソや、

コーヒー粉に直接お湯をそそぎ
そのまま数分間コーヒー成分を
抽出するというフレンチプレス、

または、お湯を注ぐだけの
手軽なインスタントコーヒーなどが
ありますよね。

健康的な観点からすると、

実は、フィルターを通すか通さないかで
大きな違いがあることがわかっています。

2022年のノルウェーの疫学研究では、

エスプレッソ、フレンチプレス、
フィルター、インスタントの
4種類の飲み方と健康リスクについて
比較研究しました。

結果は、フィルターを介さないタイプの
エスプレッソとフレンチプレスは、
心筋梗塞を起こしやすいということが
わかりました。

その理由は、コーヒーに含まれる
2つの成分にあります。

それは…

カフェストールと
カーウェオールという成分です。

この2つの成分は、コーヒーの
油分に含まれる天然化合物です。

フィルターでこすと、
ある程度のオイルが取り除かれるので
これらの成分も40分の1まで
除去されます。

では、この2つの成分は体に
どんな影響を与えるのでしょうか?

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カフェストールとカーウェオールが
コレステロールを上昇させる
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この2つの成分は、
体内でコレステロールを調整する
胆汁酸の働きを抑制する働きがあります。

そのため、総コレステロールと
LDLコレステロールを
上昇させてしまうのです。

LDLコレステロールが高くなると
動脈硬化や、狭心症、心筋梗塞、
脳梗塞などのリスクを高めます。

研究によると、未ろ過コーヒーを
定期的に飲むと、

コレステロール値が有意に
増加することがわかっています。

つまり、エスプレッソや
フレンチプレス、トルココーヒーなどの
飲み方は、

カフェストールやカーウェオールを
そのまま一緒に摂取してしまうので、

フィルターでこすか、もしくは
すでにそういった成分が除去されている
インスタントコーヒーの方が
安全といえます。

ちなみに、インスタントコーヒーは、
コーヒー豆の質がわからない場合は
避けた方がよいですね。

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ドリップコーヒーでも
毎日何杯くらいが適切なの?
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これまでの研究結果を
いくつかシェアすると…

2015年の東京大学と
国立がん研究センターの研究では、

コーヒーを毎日3~4杯飲む人と、
飲まない人を比べたところ、

☑︎心臓病で死ぬリスクが36%減
☑︎脳内出血・脳梗塞などが43%減、
☑︎肺炎などの呼吸器病で40%減

という結果が出ています。

また、2016年の英サウサンプトン大学では、
コーヒーを毎日2杯飲むと、

☑︎肝硬変になるリスクが43%減
☑︎3杯では57%減
☑︎4杯だと65%減
という結果に。

2012年の米ハーバード大学によると、
コーヒーを毎日4~6杯飲むと、

☑︎子宮体がんになるリスクが25%減、
☑︎前立腺がんになるリスクが18%減

などなど。

こういった数々の結果を見ていると

コーヒーは飲めば飲むほど健康に
なれるんじゃないか?!

と思ってしまいませんか?

ですが、オーストラリアの
ベイカー心臓・糖尿病研究所による
調査結果から、適切なコーヒーの量が
判定できそうです。

2006〜2010年に45万人を対象に
カフェインの有無と摂取量を
比較した調査研究です。

結果は、1日2〜3杯の
カフェイン入りの普通のコーヒーが
最も心臓病のリスクを下げることが
わかりました。

ですが、この研究では、
コーヒーの摂取量が0〜1杯でも、
4杯以上でもリスクが上がってしまう
ということが同時にわかりました。

つまり、適量は1日2〜3杯ではないかと
考えられます。

ということで、
コーヒーの安全な飲み方の
ポイントをまとめると

☝️フィルターを通して
余分な成分を落とすこと

☝️コーヒーは1日2〜3杯程度で
飲みすぎないこと

ということになります。

コーヒー好きの方は、
これからも適度に
コーヒーを楽しみながら
健康増進してくださいね!

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