いつも肩や首が張っている…
頭痛や片頭痛がある…
という悩みはありませんか?
こんな症状があると
それが気になって、
やる気は奪われ
集中力も下がって
気分も落ち込みますよね。
実は、こんな症状のある人は
アゴに原因があるかもしれません。
朝起きた時にアゴがダルい。
リラックスしていても
歯と歯がくっついている。
ということはないでしょうか。
これらは
歯ぎしりや
歯の食いしばりが原因です。
歯ぎしりや食いしばりは、
頭痛や肩コリ、首の張りを
引き起こす原因になります。
でも、
歯ぎしりや食いしばりは、
自覚症状がなかったり
やめようと思ってもクセになっていて
やめられない人がたくさんいるんです。
本日は、
歯ぎしりや食いしばりを抑えて、
頭痛や肩コリも改善する方法について
解説します。
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アゴが頭痛や肩コリの原因?
歯ぎしりや食いしばりを改善する方法とは
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歯ぎしりや食いしばりは
アゴを動かす筋肉の疲労が
関係しています。
歯ぎしりや食いしばりが
クセになっている人は、
アゴの筋肉がガチガチに
硬くなっている状態です。
歯ぎしりや食いしばりの際には、
アゴを動かす筋肉に
負担がかかっているからです。
アゴを動かす筋肉には、
・咬筋(こうきん)
・側頭筋(そくとうきん)
・外側翼突筋(がいそくよくとつきん)
・内側翼突筋(ないそくよくとつきん)
の4つがあります。
咬筋という大きな筋肉が働くことで
顎関節が動いて噛むことができます。
側頭筋は側頭部から
アゴの下くらいまで伸びていて
すべての噛むという動きに関係しています。
外側翼突筋と内側翼突筋は、
アゴを左右に動かす筋肉です。
これらをまとめて
咀嚼筋(そしゃくきん)と言います。
試しに、
その場で歯を食いしばってみてください。
アゴ周りの筋肉や側頭部の筋肉が
硬くなりますよね。
側頭部の筋肉が硬くなれば
頭痛の原因にもなります。
歯ぎしりや食いしばりが
クセになっている人は、
これらの咀嚼筋が
いつも緊張して
硬くなっています。
咀嚼筋の疲労が
蓄積されることで、
歯ぎしりや食いしばりの
原因につながるんです。
これを解消するには、
アゴを動かす筋肉(咀嚼筋)を
ゆるめてあげれば
口周りがリラックスし、
歯ぎしりや食いしばりの改善にも
つながります。
でも、
アゴを動かす筋肉を
ゆるめるためには
そう単純にはいきません。
アゴを動かす筋肉が
ガチガチに硬くなってしまうと
別の問題も引き起こすからです。
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アゴの筋肉が硬くなる
別の問題とは
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それはアゴの筋肉が
硬くなることで
首の筋肉も硬くなってしまう
ということです。
歯をグーッと食いしばると
首の筋肉も緊張しているのが
わかりますか?
アゴや首の筋肉が硬くなると
血流が悪くなって
老廃物や疲労物質がたまり、
ますますアゴや首周りの筋肉は
硬くなります。
歯ぎしりや食いしばりは
アゴの筋肉を疲労させるだけでなく
首や肩のコリ・疲労にもつながります。
アゴと首の筋肉は
密接に関係しているのです。
つまり、
アゴの筋肉をほぐすためには
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
首の筋肉もほぐさなければ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
いけません。
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首や肩が凝ると
ストレッチやマッサージを
しているかもしれませんね。
実はこれだけでは、
一時的に楽になっても
不調を繰り返すことになります。
どうすれば
首の筋肉やアゴの筋肉を
ほぐせるのでしょうか?
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アゴと首の筋肉をほぐす方法
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首の筋肉をゆるめるには
肩甲骨の筋肉を
働かせる必要があります。
首周りの筋肉は、
肩甲骨から首に伸びている筋肉が
とても多いからです。
肩甲骨の筋肉が働くようになれば
肩甲骨から首に伸びている筋肉への
負担が減ります。
首の筋肉がほぐれることで、
首の筋肉と深く関係している
アゴを動かす筋肉も
ほぐれていきます。
結果的に、
歯ぎしりや食いしばりが改善され、
頭痛や肩コリ、首の張りなどの
改善にもつながります。
この肩甲骨を働かせる筋肉は、
・前鋸筋(ぜんきょきん)
・菱形筋(りょうけいきん)
と言います。
あまり使われない筋肉なので、
加齢や運動不足により
すぐに弱っていく筋肉なので
注意が必要です。
まとめると、
✅️肩甲骨の筋肉を働かせる
↓
✅️首の筋肉ほぐれる
↓
✅️アゴの筋肉ほぐれる
↓
✅️歯ぎしり、食いしばり改善
という流れになり、
結果的に、
頭痛や肩コリ、首の張りの
改善にもつながります。
全身の筋肉はつながっているので、
頭痛や肩コリの根本原因になっている
筋肉を突き止めれば
不調も改善されていきます。
頭痛や肩コリ、首の張りがある人は、
アゴの筋肉をゆるめるために
肩甲骨を動かすことを
意識してみてください。