本日は、50代以上の方で悩んでおられる方も多い
「坐骨神経痛」のセルフケア方法について
お話をしていこうかと思います。
坐骨神経痛というと
☑️おしりから足にかけて痛みやしびれがある
☑️長時間立っていると足が痛む
☑️おしりの痛みが強く、座り続けることが困難
☑️歩くと下肢に痛みが出るため歩けなくなるが、休むと歩くことができる
☑️身体や腰を動かすと足に痛みが走る
☑️足や腰が痛くて動きづらい
☑️だるくて足が動かしづらい
以上のような症状が出るのですが
整骨院に行ったり、整形外科で薬や湿布をもらっては
一旦よくなった!
でも、また痛みやしびれが出てきた、、
ということを繰り返していませんか??
こういう症状には必ず
”原因”があります。
今回のテーマである
坐骨神経痛の特徴的なしびれや
ズンっと響くような痛みで言えば
神経を包んで取り巻く
”筋膜のつながり”に
問題がある場合も多いんですね。
なかでも、
特に関わりが深い、
『体の背面にある筋膜を
坐骨周辺からほぐしていき
神経を引っ張った状態のままでいる
筋膜をほぐして緩めてあげることが』
症状の緩和につながると言います。
お尻や脚をほぐすのが効果的なので
症状緩和に向けた
坐骨神経痛のセルフケア方法を3つ
紹介していきますね。
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坐骨神経痛のセルフケア
神経を引っ張る筋膜をほぐす
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【1.仙結節靭帯をほぐす】
仙結節靭帯は
骨盤の中心にある仙骨と
左右の坐骨をつなぐ太い靭帯です。
(場所は伝えにくいですが、
大体仙骨と坐骨の間、大臀筋の上あたりです。)
立った状態で
坐骨の上を指4本で引っ掛けるように
下から上に掴み
鋭い痛みが和らぐまでしっかりほぐしてみましょう。
【2.ハムストリングスをほぐす】
大腿二頭筋や半腱、半膜様筋から
構成されるハムストリングス
腿裏側の筋肉を椅子を使って
ほぐしていきます。
拳を握り、その拳を
腿裏の中央に押し当てるように
椅子に座ります。
(手の甲が腿裏に当たるように)
腿裏の中央に拳が当たった状態で
圧をかけて膝を揺らしながら
グリグリとしっかりほぐしてみましょう。
自分でほぐれたなと思った段階で
止めて大丈夫です。
【3.寝ながら腓腹筋をほぐす】
腓腹筋はふくらはぎの
2つのふくらみの部分になります。
この2つのうち1つは
両足とも外側のふくらみのほうが
腱と繋がっているため、
ふくらはぎの外側の筋肉を
ほぐしていきます。
仰向けで脚を組み、
反対側の膝でふくらはぎの真ん中を目安に
押し当てたら
圧をかけて縦に大きく動かして
痛い部分をしっかりほぐしてみましょう。
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以上、家にある椅子や
ご自身の体だけでできる
坐骨神経痛のセルフケア方法
3選をお伝えしました。
引っ張りすぎたゴムのように
ピンと張り詰めた神経が痛みを
引き起こしている原因として
筋肉の過緊張があるかもしれませんので、
お尻から脚にかけての筋膜を
ほぐしてみてください。