日刊マガジン

痛み止めが逆効果!?あなたの痛みが1.76倍長引く理由とは

こんばんは!
ヘルスインフォメーションの大井です。

寒さが続くこの季節、
腰痛、膝の痛み、頭痛などが
つらくないですか?

痛みがなかなか治まらないと
「痛み止め」に頼る方も
多いのではないかと思います。

ですが、この痛み止めには意外な
デメリットがあるんです。

それは、

「痛み止めを飲むことによって
痛みが慢性化する」

ことです。

そこで本日は
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痛み止めを使うリスクと
痛み止め以外の対策
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についてお伝えします。
本日もよろしくお願いします。

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痛み止めを続けると何が起こる?
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痛みがあった時にも
痛み止めで症状が和らぐと、
仕事や家事ができるようになり
助かりますよね。

ですが、痛み止めは痛みを
”一時的に”抑えるだけで、
痛みの根本原因は解決できません。

それだけならいいのですが、
恐ろしいことに

痛み止めを飲むことによって
痛みを慢性化するリスクが
指摘されているのです。

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カナダの研究で明らかになったリスク
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2022年のカナダの論文によれば、

「痛み止め(ステロイド又はNSAID)
を使用すると
痛み止めを使用しない時と比べて
急性の痛みを1.76倍慢性化させる」

という事実が示されました。

この研究の詳細をお伝えしますね。

▼実験の詳細

〇実験対象者
急性腰痛患者98名を3か月間追跡し
血液を検査

〇実験内容
腰痛が改善した患者群と、痛みが慢性化 した患者群の遺伝子を比較

〇結果
・腰痛が改善した患者では、
好中球の5500の遺伝子が変化していた

・慢性的な痛みがある患者群では、
大きな遺伝子変化が見られなかった

これらは、
体内の自然な炎症を治す好中球の働きを、
痛み止めがブロックすることが原因だと
考えられており、

マウスの実験でも裏づけられました。

また、痛み止めの使用が痛みの慢性化に
与える影響を調べたイギリスの実験では、

「急性期に痛み止めを使用すると
使用しない人に比べて
1.76倍痛みが安静化した」

という結果も報告されています。

まとめると、
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ステロイドや非ステロイド性
抗炎症薬(NSAID)は、
短期的な痛みを軽減するが、
慢性の痛みになるリスクを高める
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であり、

痛いときにも痛み止めを
飲み続けるのではなく、
痛む根本原因に対処していくことが
大切だと言えます。

では具体体に
どうしたらいいのでしょうか?

ここからは
痛み根本原因に対処する方法について
見ていきましょう。

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痛み止めに頼らない方法は?
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1. 腸内環境を整える
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意外かもしれませんが、
頭痛や関節痛は腸内環境の
悪化が原因であることが多いです。

「腸脳相関」という考え方では、
腸の炎症が脳や体全体に
影響を及ぼすとされています。

腸内環境を整えることで痛みの改善が
期待できます。

2. 筋肉のバランスを整える
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特に腰痛や膝痛の場合、
関節を支える筋肉のアンバランスが
原因となることが多いです。

この本来働くべき「さぼり筋」を
トレーニングすることで
痛みの軽減が期待できます。

▼まとめ
痛みは体からのサインです。

痛みの根本原因に対処せずに痛み止めを
飲み続けると、痛みが慢性化します。

そのため、つらいときに
痛み止めを飲み続けるのではなく、

痛みの原因を振り返り
生活を見直すことが大切です。

そして腸内環境の改善や運動は
痛みだけでなく健康にも効果抜群です!

少しずつ挑戦して快適な生活を
目指しましょう(^_^)

 

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