週刊マガジン

暖かくなると風邪を引く⁉ 気温差に負けない体づくりの新常識

ヘルスℹ️事務局の森です。

気温も上がり
過ごしやすい日が
徐々に増えてきましたね🌸

ただ、
暖かい日が訪れた後、
急に冬のような寒さに戻る
など、しばらくは余寒も
続きます。

春は、1年のうちで
最も寒暖差が大きい季節です。

気温変動が激しいため
風邪も引きやすく
まだまだ注意が必要な時期です。

一般的に、
寒い日が訪れると

☑️体を冷やさないようにする
☑️睡眠をしっかりとる
☑️ゆっくりお風呂につかる

など
「寒くなった時」
に注意をはかり、
風邪の予防対策を
する方が多いと思います。

しかし、実はこの逆で

「暖かくなった時」

が要注意⚠️

このタイミングで
身体のケアを怠ると
免疫力がぐっと下がり
風邪を引いてしまうのです。

今回は

『気温の上昇が引き起こす
意外な身体の変化』

をお伝えします。

春先は、気温が高い日では
25度を超える地域あったり、

半袖でも十分過ごせる
なんて日もあります。

気温が高い日が続くと
体内の熱を逃がそうとする
働きが強まり、自律神経が
過剰に反応してしまいます

日中の寒暖差、
日毎に気温が急落したり
急上昇したりを繰り返すと
さらに、体が疲弊し
免疫機能を低下しやすく
させてしまいます。

ある研究で、
気温や湿度、紫外線量などの
気候変動が、免疫系に
どのような影響を
与えるかを調査しました。

平均年齢50歳の
約600名を対象に
血液を採取し、免疫に関わる
サイトカインの濃度や、
ナチュラルキラー細胞・
B細胞などの白血球
の数を測定しました。

その結果、
気温の上昇や高湿度、
紫外線量の増加に伴い、
血液中の炎症マーカーが
増加することがわかりました。

特に、B細胞と呼ばれる
免疫時に抗体を作る
白血球の数は、
目立って減少していました。

B細胞の数が低下すると、
抗体の産生が減少し、
病原体に対する防御力が
低下します

その結果、風邪などの
感染症にかかりやすく
なってしまいます。

気温が一気に下がると
”風邪を引きやすい時期”
と認識されがちですが、

実はその逆。

気温が上がった時こそ
免疫力が低下して
風邪を引き起こし
やすくさせているのです。

暖かくなるタイミングこそ
油断せずに身体をケア
することが大事になります。

💡まず第一に
免疫力を保つための生活習慣
を整えておくことです

☑️食事内容に気を付け、
栄養バランスを整える。

☑️睡眠をしっかりとり、
体の回復を促す。

💡そして、暑い日の過ごし方を
意識することです

☑️暑い日は屋内で必要に応じて
エアコンを入れて適温環境で過ごすこと

☑️水分をしっかり取って体内を
高温の状態にしておかないこと

寒さと暑さを繰り返す
今の時期こそ、気を抜かず
身体のケアをして
感染症予防を行なって
いきましょう!

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