脳神経にダメージを与える化学物質とは?
皆さんは、お店に入る時に
店頭に置いてある消毒液で
手を消毒しますか?
あるいは、除菌シートで
テーブルを拭いたり、
薬用ハンドジェルなどを
使用していますか?
コロナ以降、消毒や除菌が推奨され
たくさんの消毒剤や除菌剤が
消費されるようになりました。
ですが…皆さんはご存じでしょうか?
今年に入ってから発表された
恐ろしい事実があります。
それは…
消毒剤に含まれるある化学物質によって
脳神経にダメージが及ぶというものです。
この事実を知った時、
私は大変ショックでした。
というのも、もう10年くらい前の話ですが、
息子が通っていた幼稚園では
1日に何十回も消毒液で
手の消毒をしていました。
幼稚園では様々な感染症が流行るので
致し方ないことだとは思いましたが、
肌の弱い息子の手は次第に
見るも無惨になっていきました。
指先は縦に割れ、常に血まみれ状態。
手の甲はガサガサとささくれ立ち
皮膚はゾウの肌のように
黒ずんでいきました。
最初は原因がわからず、
保湿クリームで対処するものの
一向に良くならなかったのですが、
消毒をやめてもらうと、
みるみるキレイな肌に戻りました。
それ以降、幼稚園には
息子に消毒液を極力使わないで欲しいと
お願いしましたが、
それでも、園では、
他の子供達には消毒液を
多量に使っていたでしょうし、
除菌シートで机やオモチャを
拭いていたと思います。
そう思うと…ゾッとしました。
知らなかったとはいえ、
除菌シートや消毒液によって
脳神経が破壊される可能性があると
その時知っていたら、
園にその危険性を伝えていたと思います。
良かれと思って使っている消毒液や
除菌シートに含まれる化学物質が、
ジワリジワリ…と、自分や周りの大切な人の
脳神経を破壊してしまう可能性がある
ということを…。
知るということが、やはり、
自分や周りの人を守るために
とても重要なことだと思います。
そこで、本日は
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脳神経を破壊する
身近な2つの化学物質の脅威
&
安全に消毒・抗菌できる代替品
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についてお届けします。
今年3月に発表されたのは、
「消毒剤や難燃剤に含まれる
2つの化学物質が
脳神経にダメージを及ぼす」
という内容でした。
2つの化学物質とは、
1️⃣有機リン系難燃剤
2️⃣第4級アンモニウム化合物(QACs)
です。
ちょっと聞き慣れない物質ですが、
有機リン系難燃剤は、
カーペット、家具、家電製品などの
燃焼性を抑えるために使われます。
第4級アンモニウム化合物(QACs)は
ベンザルコニウム塩化物や塩化ベンゼトニウム、
などがあり、
消毒液や除菌シートなど、
公共の施設や病院、家庭でも
よく使用されています。
この2つの化学物質は、
神経細胞そのものを攻撃するのではなくて、
”オリゴデンドロサイト”とよばれる
脳や脊髄にある特別な細胞を
死滅させることがわかっています。
オリゴデンドロサイトは、
神経細胞の周りに”ミエリン”とよばれる
脂肪の層を作ります。
神経細胞は電気信号を伝達することで
全身の情報のやりとりをしていますが、
ミエリンという絶縁体があるおかげで
素早く情報伝達を行うことができています。
電線を覆うプラスチックのカバーを
イメージするとわかりやすいです。
このカバーのおかげで、
脳や体中にある神経からの
メッセージを高速かつ効率的に
送ることができます。
実際に、ミエリンがある神経細胞と
ミエリンがない神経細胞では、
新幹線と自転車くらいの
速度差が生まれます。
オリゴデンドロサイトがないと
ミエリンが作られず、情報伝達が滞り
多発性硬化症や自閉症、
認知機能の低下などの
リスクが高くなります。
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安全に使える消毒液は??
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良かれと思ってやっている
消毒が悪影響を及ぼす可能性が
高いので、
なるべく化学薬品の入った
消毒剤は控えた方が安全と言えます。
でも、消毒液を使いたい場合もあると思います。
そこでおすすめは、
1️⃣クエン酸
2️⃣オキシドール
3️⃣アルコール
などがおすすめです。
ちなみに、アルコールは
濃度70%前後のエタノールがおすすめです。
商品によっては、毒性の高い
メタノール(メチルアルコール)が
使われている場合もあるので
ご注意ください。
消毒剤や除菌剤にも
色々な商品があるので
ぜひ安全なものを選んで
ご使用ください。