8月24日、今日は何の日か
ご存じでしょうか?
ヒントは…
歯ブラシメーカーとして知られる
(株)オーラルケアによって
制定された日です。
正解は、
【歯ブラシ】の日です!
8と24で「歯(8)ブ(2)ラシ(4)」
の語呂合わせからきているのだそう。
ということで、本日は
口腔ケアについてお届けします!
現在、日本人の歯を失う原因の
第1位は【歯周病】で、
50代以降は50%以上の割合で
歯周病を患っています。
歯周病の原因菌の一つは、
ポルフィロモナス・ジンジバリス菌、
通称「Pg菌」と呼ばれる菌です。
Pg菌は、歯茎の炎症を引き起こし、
歯を支える骨を破壊してしまいます。
また、歯や歯肉だけでなく、
認知症や糖尿病、心筋梗塞や脳梗塞などの
疾患を引き起こす恐ろしい菌です。
Pg菌は歯垢に住み着いて増えるので
毎日の歯ブラシや歯間ブラシでの
オーラルケアは必須なのですが、
それだけではPg菌を撲滅できません。
ですが、最新の研究で
日本人が昔から
愛飲してきた【抹茶🍵】に
歯周病菌を撲滅する効果がある
ことがわかったんです!
そこで本日は
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抹茶のすごい効果と
効果的に歯周病菌を
撃退する方法
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についてお届けします。
最新の研究報告のシェアの前に、
これまでにわかっている
抹茶の歯周病予防効果を
3つご紹介します。
1️⃣カテキンによる抗菌作用
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抹茶に含まれるカテキン
(特にエピガロカテキンガレート)には、
強力な抗菌作用があり、
歯周病菌の増殖を抑制することが
数々の研究により報告されています。
2️⃣口腔内の抗炎症作用
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エピガロカテキンガレートは
研究によると、
口腔内での炎症を
抑える効果があります。
この抗炎症作用は、歯茎だけにとどまらず
体内のあらゆる炎症を抑えてくれるので
抹茶には、認知症の予防効果や
虫歯予防、関節炎などの炎症性疾患の改善、
さらには抗がん効果なども
報告されています。
3️⃣バイオフィルムの抑制効果
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Pg菌は、歯の表面に歯垢などの
バイオフィルムというバリアを作って住みつき、
歯周ポケットの奥深くで増殖します。
抹茶の成分がPg菌のバイオフィルム形成を
抑制することがわかっています。
これらの効果は昔から
認められていたのですが、
今年5月、日本大学松戸歯学部と
国立感染症研究所の研究グループが
さらに画期的な研究結果を発表しました。
その研究では、Pg菌を含む16種類の
口腔内細菌を培養して
抹茶溶液に入れたところ、
2時間以内にほぼ全ての、
4時間後には全てのPg菌が
死滅したことが確認されました。
そして、さらにこの研究から
わかったことは、
歯周病菌を効率よく撲滅するための
抹茶の効果的な使い方です。
それが…
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【抹茶うがい】
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です。
【抹茶うがい】による研究では、
歯周病と診断された45人をランダムに
次の3つのグループに分けて比較しました。
グループ1:
麦茶のマウスウォッシュ
グループ2:
抹茶エキス入りのマウスウォッシュ
グループ3:
炎症治療作用のある
アズレンスルホン酸ナトリウム水和物を
含むマウスウォッシュ
※薬局で買える一般的な
マウスウォッシュです。
各グループに1日2回のうがいを
1カ月間行ってもらったところ、
抹茶エキスのマウスウォッシュで
うがいをしたグループだけ
口腔内のPg菌の数が有意に減少
していたそうです。
歯周病対策には、
ただ抹茶を飲むだけよりも
抹茶を口に長時間含んで、
クチュクチュうがいをするのが
効果的なのです。
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うがいをするベストタイミングは?
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起床後スグと寝る前です。
寝ている間に最も菌が増殖するため
寝る前にPg菌を減らしておき、
起床後に増えたPg菌を減らすのが
ベストです。
また、うがいと歯磨きをセットで行うと
より効果が上がります!
日本人が慣れ親しんできた抹茶で
手軽に歯周病予防ができるので、
歯周病が気になる方は、
ぜひ抹茶うがいを試してみてくださいね。