ヘルスインフォメーションの大井です。
今日は
膝や肩の関節の痛みや
関節リウマチをお持ちの方に
ぜひお読みいただきたい内容です。
指に痛みがあり
ビンのフタが開けにくい
膝が痛くて正座ができない
両膝がこわばって、歩くと痛い
椅子から立ち上がる時に
腰にズキっと痛みが走る
など、これらの症状に
悩まれている方は
いらっしゃいませんか。
関節の痛みは、
加齢のせい
軟骨がすり減ってるせい
使い過ぎのせい
といった
様々なことが言われていて
内服治療
湿布や痛み止めの注射
鍼や整体でのマッサージ
など、いろいろな対策が
されていますよね。
ですが、もしそれらの対策をしているのに
「すぐにぶり返してしまう」
「薬ばかり増えて痛みが
良くならない」
と悩んでいる方がいたら
ぜひ、お伝えしたいことがあります。
痛みが治らない原因は
痛んでいる関節自体ではなく
「炎症を起こしやすい体質」
なのかもしれません。
炎症を起こす体質を改善しないで
腰や膝、肩などの痛む部位だけに対処していても
すぐにぶり返してしまうんです。
炎症しやすい体質であるのに
そのまま放っておくと
膝や腰の痛みが全身に広がり
治ってもすぐに振り返し
日常生活に支障が出て活動しなくなるため
筋力が弱まり
薬を増やすだけ増やして
いずれは関節そのものへのダメージが進行して
手術で対処するしかなくなる
そんな恐ろしい未来が待っています。
そのような事態を避けるためにも
本日は
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関節の痛み、関節以外でも改善できる!?
50代から始める「炎症体質」改善法
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についてお伝えします。
よろしくお願いいたします。
◆ 炎症体質の原因は
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関節リウマチなどの慢性的な関節の痛みは、
「炎症を起こしやすい体質」が
大きく影響しているのをご存知でしょうか。
そして、その炎症体質を
大きく左右しているのが
「腸の炎症」です。
腸は、免疫細胞の約7割が集まる
「免疫の司令塔」です。
ここに炎症が起きると、
全身の炎症レベルが高まり、
関節にも痛みや腫れが出やすくなります。
つまり——
いくら整体で関節を整えても、
腸内環境が悪いままでは、
痛みはまたすぐにぶり返してしまうのです。
◆腸の炎症と関節リウマチの関係
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2022年に行われた研究では、
関節リウマチ患者120人を対象に、
食事と炎症の関係を調べました。
その結果——
①「亜麻仁の種(30g/日)」+「抗炎症食」
②「亜麻仁の種」+「普通の食事」
③「ロースト小麦」+「普通の食事」
という3つのグループのうち、
①のグループは最も痛みが軽減し、
「朝のこわばり」などの症状も
改善しました。
効果の理由として考えられていることは、
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・オメガ3脂肪酸「α-リノレン酸」が豊富
(炎症を抑える)
・食物繊維が腸内環境を整える
(善玉菌が増える)
・植物性の抗酸化成分が炎症の進行を防ぐ
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などです。
他の研究では
・抗酸化の食事の摂取による
関節リウマチの症状の軽減
・これらの食事をしている人は
関節リウマチの発症率が低い
なども報告されています。
食事が体内の炎症や関節痛に
大きく影響を与えていて
改善するヒントにもなる
ということがわかります。
食事を変えるだけで痛みが抑えられるなら
ぜひ、試してみたいと思いませんか?
そこで、明日から取り入れられる
抗炎症体質になる食事について
見ていきましょう。
◆ 抗炎症体質になる食事3つのポイント◆
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① 「亜麻仁の種」を食事にプラス
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・亜麻仁油よりも、亜麻仁の種を選ぶ
・生の種には毒素があるため
ローストタイプがおすすめ
・大さじ2(約30g)を目安
② 抗炎症食を意識する
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地中海食+プレバイオティクス
+低脂肪+抗炎症性脂肪酸の
以下のような食材を
組み合わせて摂取していきましょう。
・魚(特に青魚)を週3〜4回
・野菜・全粒穀物・豆類・ベリー・ナッツ類
・野菜ジュースや、食物繊維入りの飲み物
・オリーブオイル、菜種油などの
不飽和脂肪酸
・赤身肉は週3回まで
・揚げ物、スナック、加工肉、白パンは
控える
③ 腸内細菌のエサを増やす
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・食物繊維(きのこ、海藻、根菜類)
・発酵食品(納豆、味噌、ぬか漬けなど)
腸内の善玉菌を元気にして、
炎症を起こしにくい腸内環境を育てましょう。
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関節の痛みは、体内の炎症が
大きく影響しています。
食事を気を付けることで
腸内環境が整い
体全体での炎症の軽減や予防に役立ちます。
まずは、炎症が起きにくい食生活に
少しずつ変えてみませんか?