こんばんは
ヘルスインフォメーションの
田澤です。
バランスの良い食事や
運動をしていても
便秘や軟便になること
ありませんか?
ストレスやホルモンの影響も
考えられますが、
腸活をしているあなたなら
「腸内環境が乱れている」
「大腸を整えないと」と
感じるはずです。
しかし
もしかしたら
その便通症状、
大腸ではなく《小腸》に
問題があるかもしれません。
まずは
下記項目に当てはまるか
チェックしてみてください🥼
✔便秘と軟便を繰り返す
または症状が長引いている
✔食後にお腹が張る
✔おならが多い
✔貧血体質である
✔乳製品が合わない
該当項目が多いほど
小腸の疾患である
SIBOの可能性が高いです。
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SIBO(シーボ)は
研究が行われるようになってから
まだ5年しか経っていない
新しい病気の概念です。
その影響は
小腸などの消化器官だけでなく、
心不全や動脈硬化といった
命に関わる重篤な病気に
繋がるリスクを持つ
危険な疾患なのです。
そこで今回は、
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【腸活しても便秘が続く…】
原因は小腸かも?!
SIBOの症状と今できる対策
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についてご紹介します!
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SIBOとは
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SIBOは
小腸内で腸内細菌が
異常に増えることで
便秘などの不調を
引き起こす病気です。
腸内細菌のバランスや
種類を増やすというのは、
腸活において
非常に重要なポイントです。
しかし
このポイントは
大腸内に限った話
そもそも
小腸には腸内細菌が
ほとんど生息していません。
そのため
▶小腸の蠕動運動が低下
▶胃酸や胆汁の分泌が低下
▶小腸に細菌が溜まりやすい
憩室がある
などなど
何らかの原因で
小腸に腸内細菌が
異常に増えてしまうのです。
その結果
✔胃酸等の消化液が少なくなり
便秘や軟便に
✔腸内細菌が糖を発酵させて
ガスを出すことでお腹が張る
✔栄養吸収を阻害されることにより
貧血に
このような
症状を引き起こしているのです。
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小腸だけの疾患では収まらない…
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SIBOは
小腸だけではなく
全身の健康に影響を
与えます。
例えば
リーキーガット症候群
SIBOを発症すると
LPSという内毒素が
大量に増加します。
このLPSが
腸粘膜を炎症させ、
腸管の上皮細胞の
バリア機能を破壊します。
破壊された腸には隙間ができて
・腸内の細菌
・未消化物
・老廃物といった毒素などが
血流に漏れ出る
リーキーガット症候群を
引き起こすのです。
リーキーガット症候群による影響は、
・便秘や下痢
・関節痛
・不眠症
・不安感や鬱症状
・アトピー性皮膚炎
・高血圧
・糖尿病
・自己免疫疾患
などなど
全身に及びます。
また
ある調査データでは、
✔心不全
✔便秘
✔下痢
✔肝細胞癌
✔線維筋痛症
✔パーキンソン病
✔むずむず脚症候群
✔アレルギー性喘息
などの疾患と
SIBOの有病率に、
関連があることが
分かっています💡
(参考資料:
小腸細菌過剰増殖症の疫学)
SIBOの発症により
上記の疾患に
繋がっているのかは、
今のところ
明らかにはなっていません。
しかし
この調査内容では、
▶線維筋痛症では100%
▶便秘では78%
▶肝細胞癌では71%
これほど高い確率で
SIBOを有している人に
疾患が現れているのです😱
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今できる対策
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すぐに取り入れられる
対策はこちらです💡
・低FODMAP食
・ストレスケア
低FODMAP食とは
小腸で消化吸収を行わず、
ガスの発生源となる
糖質を控える食事です。
例えば
・小麦製品は控えて
主食はお米に
・玉ねぎやにんにくは
お腹が張りやすいので注意
・果糖の含有量が多いリンゴや梨は
お腹が緩くなる場合がある
などなど
健康に良いと思って
食べていた食材が
原因になっている
場合もあるので、
気になる方は
低FODMAP食を
取り入れてみてください。
また
ストレスケアも
非常に大切です。
自律神経は
小腸の蠕動運動に影響するので、
ストレスは溜め込まず
発散していきましょう。
不調を感じる前に
定期的にリフレッシュできる
時間を作ってみてください♪
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腸活というと
大腸のイメージが強いですが、
SIBOという
小腸の症状も押さえて
徹底的に体の内側から
健康になっていきましょう!💪


