こんばんは!
ヘルスインフォメーションの
大井です。
今日は『コラーゲン』の多様な働きと
医学的にも注目されている”意外”な健康効果
についてお伝えします。
コラーゲンと聞くと
どのようなイメージがありますか?
・お肌がプルプルになりそう
・美容のために毎日飲みたい…
・でも本当に効くのかな?
私も、そんな美容のためのイメージが
強かったのですが……
今回詳しく調べてわかったのは
コラーゲンには
美容だけにとどまらない
体の深部を修復する効果があったということ。
特に注目したいのが
「腸の穴(リーキーガット)を修復する力」
です。
もしあなたが、
・便秘や下痢を繰り返している
・肌荒れがなかなか治らない
・疲れが抜けず、朝からだるい
・集中力がなく、気分がすぐれない
・最近、関節のこわばりや違和感を
感じるようになった
こんな不調があるとしたら
その背景には、
腸の壁が壊れている状態——
つまり「リーキーガット」が
関係しているかもしれません。
リーキーガットをそのままにしておくと
毒素や細菌などが身体に入り続け
アレルギーやメンタルの落ち込み、
関節痛なども悪化していく可能性が
高いです。
だからこそ、いまのうちに
腸を修復する方法を知って
日常生活に取り入れていきましょう。
本日は、
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腸の不調が全身に影響!?
コラーゲンの驚異のパワーで
リーキーガットを修復しよう
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について、わかりやすく解説します。
◆「リーキーガット」とは?
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「リーキーガット」とは直訳すると
「漏れている腸」。
リーキーガットは医学用語ではなく、
正式には「腸管透過性亢進」と
呼ばれています。
本来、腸の壁は
フィルターのような働きをしており、
必要な栄養だけを体に取り込み、
有害物質はブロックする役割を
果たしています。
しかし
・ストレス
・加工食品の摂りすぎ
・栄養不足
などによって腸の壁に「すき間」ができて
リーキーガットの状態になると、
未消化の食べ物や毒素、細菌などが
血液中に漏れ出し、
全身のあちこちで炎症を引き起こす
原因になってしまいます。
例えば、
・アレルギー
・肌荒れ
・慢性的な疲労やうつ症状
・関節のこわばりや痛み
これらは、一見バラバラの不調に見えても、
腸のバリア機能低下が
共通の原因であることも少なくないのです。
◆なぜ「コラーゲン」が効くの?
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腸を整えるといっても
食事や運動など
地道な努力が必要となります。
ですが、
コラーゲンに含まれる主なアミノ酸
(グリシン・プロリン・
ヒドロキシプロリン)が
腸の粘膜を再構築し、
ダメージを受けた腸壁の回復を
助ける働きがあることがわかってきました。
Caoら(2019年)によると、
コラーゲンペプチドは
「タイトジャンクション」と呼ばれる
腸の密着構造を強化し、
バリア機能を回復させることが
明らかになっています。
さらに、
Chenら(2021年)の研究では、
コラーゲンを摂取したマウスの腸内環境が
改善され、善玉菌が増加。
腸粘膜の炎症も抑えられたと
報告されています。
つまりコラーゲンは…
・腸内の炎症を和らげる
・善玉菌の増殖を助ける
といった効果もあり、
リーキーガットの改善に有効だと
いえるのです。
コラーゲンを摂取することで
腸の修復が進み、
腸由来の全身の炎症も静まりやすくなり、
関節の不調や慢性的な違和感の軽減、
お肌の若返りなども期待できる…
そう考えるとぜひ取り入れてみたく
なりませんか。
ということで、ここからは
コラーゲンを効率的に摂取できる食品を
ご紹介します!
◆コラーゲンの摂取を増やす方法
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コラーゲンを多く含む食品について
ご紹介します。
1 含有量の多い動物性食品
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・鶏手羽先
・豚白モツ
・牛スジ
2 含有量の多い魚介類
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・鮭(皮つき)
・うなぎの蒲焼き
・フカヒレ
3 サプリメント
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食品だと思うように摂取量が増やせない方でも
サプリメントであれば摂取しやすいですよね。
健康のためにも下記のようなものを選ぶと
安心です。
・放牧された牛や天然の魚由来
・添加物・甘味料フリー
・毎日続けやすい形状
(粉末・ドリンクなど)
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コラーゲンは腸をサポートする
優れた食品だということが
お分かりいただけたかと思います。
ですが万能の効果があるわけでは
ありません。
腸を整えるためのサポートとして活用して
・バランスの取れた食事
・腸内環境に優しい生活習慣
・適度な運動
なども意識すると
より効果が期待できます。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。