こんばんは
ヘルスインフォメーションの
田澤です。
あなたは、
「夏便秘」
という言葉を
聞いたことがありますか?
毎日当たる
エアコンの冷たい風は
腸をじんわりと冷やし、
蠕動運動を低下させることで
便秘を引き起こします。
しかも
60歳以降は
男女ともに便秘の悩みが
増加するので、
下剤を使用する人も
どんどん増えてきます。
飲めば出る下剤ですが、
この下剤のリスク
想像以上に深刻なのです…
😣「最近お通じが悪い」
😢「スッキリしない日が続いてる」
😟「下剤を使ってみようか悩んでいる」
1つでも当てはまるなら
今回の記事を
ぜひ最後までご覧ください⚠️
そこで今回は、
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下剤の摂取は
大腸がんのリスクを高める?!
下剤を飲む前の3つの対策
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についてご紹介します🥼
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下剤を長期で服用すると…
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飲めば出る下剤は
一度使うと
手放せなくなる方が多いです。
下剤を長期間にわたり
使用することで
次のような
副作用の懸念があります。
✔腹痛
✔便秘の悪化
✔脱力感
✔不整脈
✔失神
腸の蠕動運動が働かないと
自然にガスを出すことも
できなくなり、
お腹が膨らみ腹痛の
原因になります。
また
下痢の場合は
脱水により、
▶ナトリウム
▶カリウム
▶マグネシウム
▶塩化物
▶炭酸塩などの
電解質が失われてしまい、
脱力感や不整脈
血圧の低下による失神が
起こり得るのです🥼
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下剤と大腸がんのリスク
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宮城県内の40~64歳を対象とした
計4万7605人の
生活習慣アンケートを基に、
・便通回数
・下剤の使用が
大腸がんの発生に
関係するのかを見た
調査があります。
この報告によると、
▶便通回数が1日1回以上の人と
それ未満の人とでは
大腸がんの発症リスクの差が1.35倍
▶下剤使用者は
下剤未使用者と比べ
大腸がんの発症リスクが1.31倍高い
▶下剤を週2回以上
使用した場合は
大腸がんの発症リスクが2.75倍高い
また
大腸がんの中でも、
肛門に近い
直腸がんより
結腸がん
(盲腸、上行結腸
横行結腸、下行結腸
S状結腸)の
リスクの方が高いことが
分かりました💡
(参考文献:
便通回数・下剤使用と
大腸がん発症リスクとの関連
宮城県コホート)
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下剤を飲む前の3つの対策
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下剤に頼る前に、
まず《毎日の水分摂取量》を
見直してみてください🥼
というのも、
エアコンのきいた冷えた室内で
過ごしていると
喉が渇かないので
摂取する水分量が
必然的に少なくなります。
ある研究では
摂取する水分量が
1日の最低尿量である
500ml以下の場合、
排便量が少なくなり
便秘につながるという
報告があります💡
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水分摂取のポイントは3つ
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★寝起きにコップ1杯の水を
一気に飲む
★こまめな水分補給
★1日500ml以上の水分を摂取
寝てる間に
汗や尿などで
多くの水分が失われ
起きた時は脱水状態です。
体内の水分を補い、
腸を目覚めさせるために
コップ1杯の水を飲みましょう。
ポイントは
大腸を刺激するために
一気に飲むことです👍
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また
1日に摂る水分は
こまめに摂取してください。
これは
体内に一度に吸収できる水分が
200〜250mlだからです。
便秘解消のために
一度にたくさんの水を飲んでも、
そのほとんどは
尿として排泄されます。
ちなみに
摂取する水分の量が多くても
便秘が解消するという
明確なデータはありません。
そのため、
▶寝起きの1杯は一気に飲む!
▶1日の水分はこまめに摂取!
▶最低500ml以上の水分を摂る!
この3か条を
意識してみてください。
下剤を使うか悩んでいる
もしくは
下剤が手放せない方も
腸の動きを促す為に、
水分摂取のポイントを意識して
大腸がんのリスクを
少しずつ回避していきましょう😉


