日刊マガジン

大病の火種を消す。”一無・二少・三多”

こんばんは
ヘルスインフォメーションのMasaです。

本日は
基本に立ち返り

生活習慣病に関する
お話をしていきます。

大人になれば
誰しもが聞いたことがあるはずの

「生活習慣病」

かつては「成人病」と
呼ばれていましたが

若い頃からの生活習慣が
深く関わっていたり

子どもにも同じような
症状が出てくることがあるため

1996年ごろから
生活習慣病という名称に改称されました。

ご存知かと思いますが

・糖尿病
・腎不全
・肝疾患
・高血圧

など
健康診断などの数値で
引っかかった時に

よく耳にするような
代表的なものがたくさんなりますが

重症化や合併症に進行すると

・がん
・心疾患
・認知症
・脳血管疾患

こういったものに繋がる

”健康リスクを脅かす火種”

になるわけなんです。

では実際に
こういった生活習慣病の患者数など

日本では、
どこに・どれくらいいるかというのか?

ランキング形式のデータを見つけ

数や死亡率など
地域差があったり
とても面白いものになっていたので
少しだけ紹介します

(気になった方はぜひ調べてみてください。)

特に代表的な疾患である
糖尿病に関して厚生労働省が調査した

「令和元年国民生活基礎調査」を
参照したデータになりますが
糖尿病患者が最も多い都道府県を
5位まで見てみましょう。

<糖尿病患者が多いランキング>

1位:青森県
2位:香川県
3位:岩手県
4位:北海道
5位:秋田県

5位までが
東北地方がほとんどですね。。

容易に想像がつく方もいらっしゃるでしょうが

冬の寒さが厳しく
運動不足になりやすかったり

米どころとして
美味しい日本酒が作られ
お酒を好む人も多い

体温を維持するために
食塩の多い食生活を送っていたり

様々な要素が関与し
このような結果になってるといいます。

また、車社会で
歩く機会がない集落も多かったり

このランキングでは
少し意外な香川県に関しては

うどんの消費量が全国平均の2倍と
高い上

うどんの相方に
おいなりさんやおにぎり
天ぷらなど

炭水化物と脂肪の過剰摂取や
野菜不足の摂取不足が原因の一つだろうと
考えられています。

では逆に
糖尿病患者が少ない都道府県は
どこなのかというと

滋賀県だったようです。

令和元年のデータになるので
ここ数年でまた変わっているかとは思いますが

肥満症で通院する人の割合が
最も少ない都道府県のようで

肥満と糖尿病は関係性が
認められていることもあり

肥満が少ない滋賀県では
糖尿病の患者数も少ないのだと考えられます。

当時データで
滋賀県の糖尿病患者が
総人口の3.96%

青森県は総人口の
6.18%ということで
1.5倍近くの糖尿病患者がいる
ということになります。

結局、糖尿病を始め
その他の生活習慣病という火種を消し
がんや心疾患などの重症化を防ぐためには

定期的な運動を行なって
バランスの良い食事をし
肥満を防いでいくことが

なによりも大前提となるわけです。

そのために心がけたいのが

「一無・二少・三多」です。

これは
日本生活習慣病予防協会が
提唱している心得だそうで

これを読んでいる方は
理解していることがほとんだと思いますが

改めて、
心に刻んで意識をしてほしいなと思い
このテーマにしました。

一無・二少・三多が
それぞれどんなものかをみていくと

+++++++++++++
一無:
無煙・禁煙

二少:
少食(腹八分目。塩分の取りすぎ注意)
小酒(日本酒1合、ビールは500ml程度まで)

三多:
多動(よく歩く。日常の活動量を増やす)
多休(休養をしっかりとる)
多接(多くの人・こと・物に接してストレス発散)
+++++++++++++

当たり前のことを書いてるように見えて

「あ、意外と忘れてるなぁ」

と思い当たる部分が
僕自身もあったので

特に「三多」を今日から意識しています。

ぜひ改めて意識をして
今月も頑張っていきましょう。

ではまた。

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