こんばんは!
ヘルスインフォメーションの
大井です。
日常生活でこんな指のお困りごとは
ありませんか?
・指先の関節が腫れている
・指を曲げると痛い
・曲げ伸ばしが滑らかにできない
など。
これは
ヘバーデン結節の症状かも
しれません。
ヘパーデン結節とは、
指の第一関節が
変形したり腫れたりして
痛みを感じる疾患です。
手の変形性関節症の中では
最も発症する人数が多く、
一般般人口の平均 31.0%がかかると
言われています。
また、
年齢を重ねると発症しやすくなり、
70歳以上の方の50%以上に
症状があるとの報告もあります。
ですが、
意外と正しいケア方法については
知られておらず、
NGなケアをしている方が
多いのです。
そこで今回は
◤ ヘバーデン結節のNGケア
痛みと腫れを軽減する
セルフケアもご紹介 ◢
というテーマでお届けします。
ヘバーデン結節による痛みや腫れは
適切なケアをすることで
改善できます。
また、変形する前であれば
関節の見た目をキレイなまま
保つこともできます。
ですので、
今回の内容をきっかけに
ぜひ正しいケアを
実践していただければと思います^^
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ヘバーデン結節の原因
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ヘバーデン結節の原因は、
加齢のほか、
ホルモン、遺伝、
手指の使い過ぎ
などが指摘されています。
ですがそもそも、
多くの方にとっての根本的な原因は、
「手首の筋肉の弱さ」
にあります。
「手首?指先じゃないの?」
と思われるかもしれませんが
違います。
実際、
指の痛みを訴える人の多くは、
手首の筋肉が弱くなり、
手首が動かしにくくなっています。
実は、指を動かす筋肉は、
腕の部分からつながっています。
そして、
腕や手首などの筋肉が弱まると
動きやすい指先の筋肉で
カバーします。
すると、
さらに手首の筋肉が弱まり、
指先の筋肉を使う頻度が増えて、
指先の負担が増していくのです。
これが指の動きや痛みに影響を
及ぼしています。
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やってはいけないNG行動
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ヘバーデン結節を発症した際に
多くの方がやりがちな
NG行動があります。
それは、
1. 無理に指を伸ばす
2. 痛みがある部分を
強くマッサージする
3. 痛みを放置する
もし上記NGケアをていたら
正しいケアに変えていきましょう!
痛みがあったり
腫れたりしているときは、
指を動かさずに安静にすることが
大切です。
無理に伸ばしたり、
強くマッサージしたりすると
かえって痛みが増す可能性があります。
「じゃぁ、このまま
そっとしておこう」
と思う方がいるかもしれませんが、
そのまま放っておくことも
おすすめできません。
なぜなら、
症状があるままで何も対策しないと、
ますます指が腫れたり変形したり
するからです。
ですので、症状が軽いうちに
専門的な病院に診てもらう、
適切なセルフケアを行う
などが大切です。
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効果的な簡単セルフケア3選
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ここからは
効果的な簡単セルフケア3選を
お伝えしていきます。
ヘバーデン結節の要因が
手首の筋肉の弱さにあるので、
セルフケアでは手首を鍛えることが
効果的です。
しっかり鍛えられると、
・指の痛みの改善
・指の腫れの改善
・関節の変形の予防
などの効果が見込めます。
たった3つの運動で、
本当に必要な筋肉だけを
1回たった10秒間で鍛えられるので、
ぜひ試してみてください。
10秒間×3セットを目安に
無理のない範囲で
行ってみてくださいね。
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1. 手首の筋肉を鍛える運動
(親指側・小指側)
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準備:
脇を締めて肘をしっかり曲げる。
動作:
・親指側の筋肉で丸を作る。
(親指・人差し指・中指で
OKサインを作る)
・丸を作ったまま手首を
下方向に曲げる。
(まねきねこのような
イメージ)
・丸の形のまま10秒間キープ
ポイント:
親指が反らないように注意。
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2. 手首の筋肉を鍛える運動
(小指側に重点を置く)
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準備:
先ほどと同様に
脇を締めて肘をしっかり曲げる。
動作
・親指・小指・薬指で丸を作る。
・手首を少し下方向に曲げる。
(小指と薬指側に力を
入れるよう意識)
・丸の形のまま10秒間キープ。
ポイント:
親指が反らないよう注意。
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3. 手の内在筋を鍛える運動
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準備
左右の手のひらを
向かい合わせにする。
動作
・指の第一関節と第二関節は
まっすぐ伸ばしたまま維持する。
・指の第三関節だけが鋭角になるよう
ぎゅーっと力を入れる。
※横から見ると、手の甲と指で
「へ」の字を作る状態。
(第三関節とは、手の甲と手の指の
間の関節)
・親指は4本の指の外側から軽く握り
そのまま10秒間キープ
ポイント:
手のひらの中に疲労感を感じたらOK!
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いかがでしたか?
手の中と手首の筋肉を働かせると、
指の負担がかからなくなり、
握力もしっかりついて、
指の痛みや腫れの軽減が
期待できます。
症状による指の変形の予防にも
なりますので
ぜひ、取り入れてみてください^^
☆最後に・・・☆
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誠にありがとうございました。
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