日刊マガジン

【あなたは大丈夫?】片足立ち〇秒できないと死亡リスク84%増加

ヘルスインフォメーションの大井です。

突然ですが
あなたは片足立ち、できますか?

10秒以上片足で立っていられない

すぐにバランスを崩してしまう

足首が不安定でグラグラする

両手を広げないと立っていられない

もし一つでも該当する方は
本日の記事をぜひ最後まで
お読みください。

片足立ちができないから
なんなの?

と思うかもしれませんが
実はこの片足立ちは
死亡リスクと関係しています。

片足立ちはバランス能力を測る
指標であり

「死亡リスクにもつながる
重要なサイン」

なんです。

たかが「バランス能力の低下」
だと思って放っておくと、、、、

日常生活での転倒リスクが高まり
骨折などの深刻なケガにつながり
健康寿命まで短くなる可能性が
あります。

そこで本日は
■□━━━━━━━━━━━━□■
片足立ちで身体年齢セルフチェック!
バランス能力を向上させる
トレーニングもご紹介
■□━━━━━━━━━━━━□■
のテーマでお届けします。

本日もよろしくお願いいたします!

片足立ちでわかることは?
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片足立ちは

・バランス能力
・神経機能
・筋力
・転倒リスク

などを簡単に測ることができ
高齢者の健康チェックなどで
使われています。

片足立ちテストには
目を開けたまま行う「開眼テスト」
目を閉じて行う「閉眼テスト」があり

高齢者向けの検査では
主に開眼テストが使われます。

片足立ちと老化の関係を調べた
海外の研究によると

歩行能力、脚や手の握力、片足立ちの中で
老化により最も低下するのは
片足立ちであり、

『支えなしで片足で10秒間立てない人は
10年後の死亡リスクが84%増加した』

と示されました。
(ブラジル研究チーム、2022年)

歩行能力だけをチェックしていると
老化に気づきにくいため
定期的に片足立ちテストを確認できると
いいですね。

片足立ちテスト方法
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やり方は簡単です。

目を開けた状態で片足で立ち
何秒保持できるか計測します。

転倒しないように
危ないと思ったらすぐに足を
ついてくださいね。

「20秒以下」

だと転倒リスクが上がるとの報告があるため
まずは20秒保持できることを目指しましょう。

片足立ち時間を伸ばす
バランストレーニング3選!
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片足立ち時間を延長するには
バランス能力や筋力を
鍛える運動がおススメです。

バランストレーニングをすると
両方を鍛えられるのでよいでしょう。

1 片足立ちトレーニング
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もっとも基本的なバランストレーニングです。
安全のため、壁の近くや椅子の横で行いましょう。

まずは10秒から始め、
徐々に時間を延長します。

安定していて余裕がある方は、
目を閉じて行うとさらに効果的です。

2 ヒップリフト
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腰回りが安定する
お尻の筋肉を鍛えるトレーニングです。

▼方法

①あお向けになって両膝を立てる
②膝から体幹までがまっすぐになるように
お尻を上げる
③お尻を上げた状態で5秒間キープし
下ろす

②~③の手順を10回繰り返す

3 サイドステップ
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横方向への動きの
安定性を高める運動です。

①立った状態で前を向いたまま
片足を横方向に踏み出す
②ゆっくりと元に戻す
③反対の足で横方向に踏み出す

片側10回×2セット

4 ランジ
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前後の動きに対する
バランスを強化するトレーニングです。

太ももの筋肉と
体幹の安定性も鍛えられます。

①立った状態で片足を前に踏み出す
②前足の膝が90度、
後ろ足の膝が床につくまで下げる
③ゆっくりと元の位置に戻る
④反対の足でも同様に行う

膝に不安がある方は
椅子につかまりながら行いましょう。

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無理のない範囲で
毎日少しずつ続けることが
バランス能力の向上には欠かせません。

「気づいたときに片足立ち」
「テレビを見ながらヒップリフト」

など、日常生活の中に
うまく取り入れてみてくださいね。

継続することで、
ふらつきや足元の不安感が 徐々に減っていき、
「転ばない身体」が 手に入ります。

本日もお読みいただきありがとうございました。

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