日刊マガジン

【月曜のストレスで健康寿命が縮む?】科学的に正しいリセット習慣5選

こんばんは。
ヘルスインフォメーションの大井です。

夏の疲れが出やすいこの時期、
こんな風に感じることはありませんか?

「週明けはなぜか気が重い」
「日曜の夜になると心がざわざわする」
「月曜日の朝、頭がボーッとする」

――その「なんとなくの憂鬱」、実は
放置すると健康寿命を縮めるリスクがあります。

最新の研究では、

「月曜のストレス」が
慢性的なストレスにつながり
健康被害を与える

ことが示されました。

たとえば、髪の毛に蓄積したコルチゾール
(慢性ストレスの指標)は、

月曜に不安を感じる人で
平均23%高かったのです。

さらに別の研究では、
このコルチゾールの過剰分泌が続くことで、

・免疫の乱れ、慢性炎症
・高血圧・高血糖
・がんや認知症のリスク上昇

といった、深刻な健康被害につながることが
報告されています。

つまり、
「ちょっとした気分の落ち込み」が
健康な体をじわじわと蝕んでいるかもしれないのです。

だからこそ、未来の健康を守るためには
週の始まりを心穏やかに迎えることが
とても大切です。

本日は
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月曜ストレスの健康リスクと
科学がすすめる5つのリセット習慣
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についてお伝えします。

◆英ロンドン大学の大規模研究とは
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冒頭の研究は、
英ロンドン大学が
50歳以上の3,500人を対象に行ったものです。

・毎日「前日の不安レベル」を記録

・数ヶ月後に髪の毛を採取し、
コルチゾール濃度を測定

その結果、

月曜日に不安を感じる人のコルチゾールは、
他の曜日より平均23%も高く
退職者を含む全年齢層で共通の傾向でした。

つまり「月曜=憂鬱」という感覚は、
職業や年齢に関係なく
体の中に刷り込まれた
”ストレス反応”である可能性が高いのです。

◆ コルチゾールが体に与える悪影響
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コルチゾールは
ストレスを感じたときに分泌される
ホルモンです。

過剰な分泌が続くと、

・記憶力低下、認知症リスク上昇
・免疫力の低下、慢性炎症の悪化
・心筋梗塞や糖尿病リスク増加
・筋力低下、サルコペニア、骨粗鬆症
(Shchaslyvyi 2024)

といった
健康への悪影響が報告されています。

こうした変化は
「まだ症状が出ていない段階」から
静かに進行しています。

そこで今回は
ストレスによる健康被害を防ぐために
科学的に効果があるとされる対策をご紹介します。

あなたに合うものを
1つでも見つけてみてくださいね。

◆科学が教える!ストレスリセット法5選
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1. 深呼吸とマインドフルネス瞑想
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一定のリズムでゆっくり呼吸することで
自律神経を整えて心拍数が安定。
(例:4秒吸って → 6秒吐く)

今の呼吸や感覚に意識を向ける
「マインドフルネス瞑想」も効果的。

2. 軽い運動・ウォーキング
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ウォーキングなどの有酸素運動や
太極拳などの身体活動で
コルチゾールを効果的に下げられる。

3.自然とのふれあい
(グリーンエクササイズ)
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庭いじりや観葉植物の手入れなど、
自然に触れることで
血圧や気分に良い影響を与える。

4. 音楽療法/歌う
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好きな音楽を聴いたり、歌うことで
幸福感が高まる。

5.  朝の選択をなくす
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「朝食何にしよう?」
「今日はどの洋服を着よう?」

こういった小さな決断が、
脳の疲労を招きます。

前日の夜に決めておくだけで
朝の負荷が軽減する。

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月曜日のストレスは
想像以上に私たちの体に影響しています。

しかし意識的に「リセット習慣」を取り入れれば
週の始まりが変わります。

あなたに合ったストレスリセット法を見つけて
来週からぜひ取り入れてみてくださいね。

あなた自身と、
未来の健康を守る行動につながります^^

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